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manaca(マナカ)初心者必見!使い方・購入方法・オートチャージのメリットと注意点を総まとめ

manaca(マナカ)
購入前に知りたい!使い方と注意点
賢いチャージ術

名古屋エリアの移動や
お買い物に欠かせない、便利なICカード、manaca(マナカ)。
改札をスムーズに通れるだけでなく、
電子マネーとしても幅広く利用できます。

この記事では、manacaの基本的な使い方から、
種類ごとの特徴、購入方法、そして
チャージの手間を解消するオートチャージ機能まで、
知っておきたい情報をまとめています。

manacaをこれから使い始める方も、
より便利に使いたい方も、ぜひ参考にしてください!

manaca(マナカ)の基本!
種類・購入方法・賢いチャージ術を徹底ガイド

  • ページ更新日:10月30日




manaca(マナカ)とは?
名古屋エリアで便利な交通系ICカードの役割

「manaca(マナカ)」は、平成23年(2011年)に、
名古屋の交通開発機構と株式会社エムアイシーが発行を開始した、
乗車券」と「ICカード」の機能がひとつになったカードです!

manacaは、
事前に現金をチャージ(入金)して使うことで、
バスや電車をスムーズに利用できるプリペイド式のカードで、
使い方はとっても簡単です!

読み取り機の上にmanacaを置くだけで、
「ピッ」とワンタッチで乗車できます。
小銭が無かったり、両替したりする手間を省いてくれるのが大きな魅力です。

また、定期券として使うこともできるので、
通勤・通学で公共交通機関を利用する人にも大変便利です。

Suica」をご存知の方は、
Suicaの名古屋バージョンとイメージすると分かりやすいですよ!

manacaは「丸い黄色いキャラクター」が目印です。

このキャラクターの由来は、
「日本の真ん中をつなぎ、くらしの真ん中をつなぐ」という意味があり、
「まんなか」という言葉をもじって名付けられました。

manacaの活用シーン!
交通機関から電子マネーとしての利用範囲

「manaca(マナカ)」は電子マネーの機能を持っているので、
カードにお金をチャージ(入金)することによって、
電車やバスなどの公共交通機関を、
現金なしでカードだけで利用することが可能です。

現在では「Suica」はもちろん、
「PASMO・Kitaca・TOICA・PiTaPa・ICOCA・はやかけん・nimoca・SUGOCA」の
全国相互利用サービスエリアを網羅しているので、
ほぼ、全国のバスや電車でmanacaを使うことが出来ます。

交通機関の利用だけでなく、
駅の中にある売店や駅周辺のコンビニ等で、
電子マネーとしてお買い物することも可能です!

他にも、自動販売機やコインロッカー、
自転車駐輪場等にも使える優れものです。

利用の際にはmanacaが使えるかどうか、
交通系ICカード全国相互利用のシンボルマークを確認してみてくださいね。

外出先でお財布を忘れた!という時も「manaca」があれば安心です。




manaca(マナカ)全5種類の違いと
あなたに最適なカードの選び方

manacaには、利用者の年齢や目的に応じて、
主に5種類のカードがあります。

一般的に最も良く使われるのは、
記名式manaca」と
無記名式manaca」です。

それぞれのmanacaについて、詳しく特徴を見てみましょう!

記名式manaca(紛失時も安心の登録型)

記名式manacaは、
使用される利用者の名前が入ったmanacaです。

「氏名・性別・生年月日・電話番号」の個人情報を登録することで、
万が一、紛失や盗難の被害に遭った時に利用をストップすることが出来ます

機能をストップした時点で、
新しいmanacaに残高やデータを移行できるため、
チャージしたお金が無駄にならず安心です。

無記名式manaca(誰でも使える共有型)

こちらは名前の入っていないmanacaです。

個人情報を登録していないので、
家族などで共有して使うことが出来ます。

ただし、記名式と違って、個人情報が登録されていない分、
盗難や紛失の被害にあった際、
残高があってもお金が戻ってくる保証はありません
共用利用や、一時的な利用を考えている方におすすめです。

manaca定期券(通勤・通学に最適)

 
その名の通り、
定期券として利用することが出来る「manaca」です。
通勤・通学区間の登録により、毎日の移動がスムーズになります。

小児用manaca(小学生以下の子ども用)

小学生以下の子どもが使用できます。

これは記名式manacaになるので、
記名者が12歳となる年度の3月31日まで使用することが出来ます。

割引用manaca(割引適用者専用)

身体障害者手帳などを持っている人(大人)専用のmanacaです。

介護が必要な場合には、
介護者用の割引が適用されるmanacaもあります。

有効期限は購入した年度の3月31日までとなっており、
1年更新なので、
更新したら翌年3月31日まで延長されます。

manaca(マナカ)はどこで手に入る?
購入場所と確実な入手方法

manaca購入場所イメージ画像
manacaは、「manaca交通事業者」の
取り扱い窓口や対応券売機で購入することが出来ます。

主な購入場所と方法を見てみましょう。

駅の窓口・サービスセンターで購入する

電車やバスなどのサービスセンターや窓口へ行くと、
係員の方が直接説明をしてくれるので、
初めて購入する方も安心して購入できます!

特に、「記名式manaca」や「小児用」、
「割引用manaca」など、
身分証明書や各種証明書が必要なカードは、
窓口での購入が最も確実です。

manaca対応券売機で購入する

窓口に行くのが面倒という方には、
manaca対応券売機」で購入する方法もあります。

manaca対応券売機であれば、
営業時間内はいつでも購入できるので、
時間をかけずに手軽に入手できます。

ただし、券売機で購入できるのは
「無記名manaca」のみとなりますので注意してください。

購入時に必要なデポジットについて
購入の際は、カードの保証金として
500円のデポジット(預かり金)が必要となります。
このデポジットは、manacaを返却する際に返金されます。




manacaのチャージ(入金)方法と
残高不足を防ぐためのポイント

「チャージ」とは、
先払いでお金を入金することを意味します。

必要な額をカードに入金しておけば、
いつでも電子マネーとしてmanacaを使用できる便利な仕組みです!

プリペイド(先払い)方式なので、
入金額(残高)が無くなれば、もちろん乗車することも
お買い物することもできなくなってしまいます。

ですから、残高が無くなれば、繰り返し入金して金額を増やさなくてはいけません。

入金すれば繰り返し使用することができるので、
何枚もmanacaカードを持つ必要はありません。

主なチャージ方法
manacaはICカードなので、
指定の機械でチャージ(入金)することが出来ます。
他にも交通局のサービスセンターや、
コンビニエンスストアでもチャージが可能です。

チャージに関する詳細情報
入金単位は1,000円単位です。
最大20,000円までチャージすることができます。
チャージの際は、原則として現金のみの取り扱いとなります。

券売機でもチャージすることができる為、
乗車の際は残高不足にならないように、
予めチャージしておくと安心です。

また、バスの中でもチャージすることができます。

バスの運転手さんにチャージしたいことを伝えて、
現金を支払いましょう。
安全のために、バスが停止した際、運転手さんに伝えてくださいね。

残高が無くなれば繰り返しチャージするのが面倒という人にこそ、
次に紹介する「オートチャージ」がオススメです!

「manaca」は便利なオートチャージサービスも利用可能です。

オートチャージサービスの導入によって、
チャージの手間を省略でき、
改札機・バス車内での残高不足になったときの焦りや気まずさを解消できるようになりました。

残高不足を解消!
便利なオートチャージの仕組みと注意点

オートチャージは、
manacaのチャージ残高が一定の金額以下になった場合、
紐付けたクレジットカードから自動で指定した金額がチャージされる優れものです!

オートチャージのメリット

  • 残高不足にならないのでチャージする時間を省略できる。
  • 残高を気にせず利用できるので、急いでいるときのストレスから解放される。
  • オートチャージに対応したクレジットカードを利用すれば、決済額に応じてポイントが貯まるメリットもある。

急いでいるときや残高確認せずに、
自動改札機で止められる気恥ずかしさや、
ストレスから解放されますね!

オートチャージの設定と利用条件
オートチャージを利用するには、
記名式manaca」(名古屋交通開発機構が発行したものに限る)と、
指定のクレジットカードを紐付ける必要があります。

現在、manacaのオートチャージに対応している主なクレジットカードは、
MEITETSU μ’s CARD(名鉄ミューズカード)」などがあります。

「wellow card manaca」のようにmanaca機能が一体になったクレジットカードもあれば、
手持ちのmanacaと紐付ける「リンクタイプ」を選べるカードもあります。

申し込んだ最初の設定は、
残高2,000円以下の場合に3,000円を自動チャージ
となっていることが多いですが、この設定は後から変更する事も出来ます。
(変更は交通局サービスセンターや地下鉄駅長室などで可能です)

オートチャージの注意点
自動でチャージしてくれる便利な機能ですが、
いくつか知っておきたいデメリット(注意点)もあります。

まず、
オートチャージが実行されるタイミングが限られていることです。

地下鉄駅(名古屋市交通局)では、
自動改札機にタッチして
「入場」する際
にチャージが実行されます。(上小田井駅・上飯田駅を除く)

名鉄線・JR東海(TOICAエリア)・バスなど、
名古屋市交通局以外の交通事業者では、
manacaのオートチャージは実行されません

買い物の際や、改札機の「出場」時には,
オートチャージされない
ため、
残高が不足している状態で電子マネーを利用したり、
他社線を利用したりする際は注意が必要です。

ほかに注意点としては、
クレジットカードと紐付けないといけない」ことです。

利用するには別途クレジットカードの入会申し込みが必要となり、
実際に申請から使用できるまで時間がかかる場合があります。

クレジット決済ですから、
気にせず使用していると後で使いすぎていた!
なんてことになるかもしれませんからね…
利用明細をしっかりチェックして、計画的に使うことが大切です。




まとめ
manacaを使いこなして
快適なキャッシュレスライフを

名古屋在住の人にとって便利な「manaca」!

通勤・通学、そして日常のちょっとしたお買い物に、
1枚は持っておきたいカードです。

オートチャージ機能を付けると、
さらに便利で使いやすくなりますが、
自動でチャージされるからといって気にせず買い物をしていると、
気が付いたら結構な金額をクレジットで使っていたなんてことにもなりかねません。

manacaを快適に利用するために、
利用の際は目的意識を持って
節度ある使用を心掛けましょう!

参考リンク集

公式サイト・サービス 詳細
manaca(マナカ)公式サイト 株式会社エムアイシーが運営する公式サイトです。
マナカ(manaca)|名古屋市交通局 名古屋市交通局によるmanacaの案内ページです。
wellow card(ウィローカード) manaca一体型・オートチャージ対応のクレジットカードです。
MEITETSU μ’s Card(名鉄ミューズカード) manacaへのオートチャージに対応したクレジットカードです。