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使わなくなったPASMOの返却ガイド!場所・手数料・注意点を徹底解説

PASMOを返却すれば
デポジットや残高が戻ってくる!

引き出しの奥で眠っているPASMO、ありませんか?

使わなくなったPASMOは、
実はそのままにしておくと損をしてしまうかもしれません。

でも、返却すると購入時に支払ったデポジット(預り金)の500円や、
チャージ残高が戻ってくるんです!

どこで返却できるのか、
手数料はかかるのか、
定期券の場合はどうなるのか、
といった気になる疑問をスッキリ解決します。

この記事を読めば、
もう迷うことなくお得にPASMOを整理できますよ!

  • ページ更新日:10月16日




使わなくなったPASMOは返却がお得!
払い戻しで受け取れるもの

使わなくなったPASMOカード、
返却すべきか迷いますよね。

結論から言うと、
不要になったPASMOは返却するのが断然お得です!

なぜなら、
購入時に支払ったデポジットやチャージ残高が、
現金で戻ってくるからです。

具体的に何が戻ってくるのか、
詳しく見ていきましょう。

デポジット(預り金)500円が返金される

PASMOカードを発行するとき、
必ず500円のデポジット(預り金)を支払っています。

このデポジットは、
カードの無駄な発行を防ぐための保証金のようなものです。

ICチップを内蔵したカードには製造コストがかかるため、
1人が何枚もカードを持たないように、
この仕組みが採用されています。

そして、この預けていたデポジットは、
PASMOカードを取扱窓口に返却することで全額返金されます!

利用期間に関わらず、
500円がまるまる戻ってくるので、
使わないカードを持っているのはもったいないですよね。

チャージ残高も現金で払い戻し可能

もし返却するPASMOにチャージしたお金(SF残額)が残っていても、
心配いりません。

デポジットと一緒に、
残っているチャージ残高も現金で払い戻してもらえます。

ただし、払い戻しには手数料として220円がかかります。

戻ってくる金額の計算方法は以下の通りです。

払い戻し金額の計算式
チャージ残高 - 手数料220円 + デポジット500円

例えば、
チャージ残高が1,000円だった場合は、
1,000円から手数料220円を引いた780円と、
デポジット500円を合わせた合計1,280円が返金されます。

もしチャージ残高が220円未満の場合、
例えば100円しか残っていなければ、
その100円が手数料となり、
返金されるのはデポジットの500円のみです。

チャージ残高が0円の場合は、
手数料はかからないので安心してくださいね。

オートチャージ分の返金は方法が異なるので注意

注意点として、
クレジットカードと連携したオートチャージで入金した分は、
その場で現金で返金されません。

オートチャージ利用分は、
設定していたクレジットカード会社を通じて、
後日カードの支払い口座に返金
される流れになります。

これは、
クレジットカードのショッピング枠を現金化する行為を防ぐためのルールです。

窓口で直接現金で戻ってくるのは、
駅の券売機などで現金チャージした分だけなので、
覚えておきましょう!




PASMOの返却はどこでできる?
場所と手続きをケース別に解説

PASMOの返却場所と手続きイメージ
PASMOの返却は、
PASMOの種類によって窓口が異なります。

自分の持っているカードの種類を確認して、
正しい場所で手続きしましょう。

通常のPASMO(無記名・記名)の返却場所

電車やバスの乗車、
電子マネーとしてのみ利用していたPASMO(定期券機能なし)は、
PASMOを取り扱っている鉄道会社の駅窓口や、
バス営業所などで返却できます。

記名PASMOと無記名PASMOの違い
記名PASMOは、
購入時に氏名・生年月日・性別などを登録したカードです。
紛失時に再発行できるのが大きなメリットです。
返却手続きの際には、
本人確認書類(免許証や保険証など)が必要になります。

一方、
無記名PASMOは誰でも使えるカードですが、
紛失しても再発行はできません。
返却時に本人確認書類は不要です。

定期券付きPASMOの返却・払い戻し

鉄道またはバスの定期券として利用している、
あるいは利用していたPASMOは、
少しルールが異なります。

有効期限が残っている定期券を払い戻す場合は、
その定期券を発行した鉄道会社・バス会社の窓口でのみ手続きが可能です。

例えば、
東急電鉄で購入した定期券であれば、
東急電鉄の窓口でしか払い戻しできません。

定期券の払い戻し金額は、
利用した日数や月数に応じて計算されます。
計算方法は各社で異なるため、
手続きの際に窓口で確認してくださいね。

損をしないために!
PASMO返却前に知っておきたい2つの注意点

PASMOを返却する前に、
いくつか知っておきたい注意点があります。

損をしないためにも、
しっかり確認しておきましょう。

チャージ残高には10年の有効期限がある

PASMOカード自体に有効期限はありませんが、
チャージした残高には有効期限があります。

その期限は、
「最後に利用した日から10年間」です!

10年と聞くと長く感じますが、
ここでいう「利用」には注意が必要です。

有効期限が更新される「利用」とは?

  • 自動改札機での入出場
  • 電車やバスの運賃支払い
  • 電子マネーとしてのお店での買い物
  • 券売機でのきっぷ購入

駅の券売機などで現金チャージをするだけでは、
有効期限は延長されない
ので気をつけてください。

10年間一度も利用がないと、
チャージ残高は失効してしまいます。

デポジットは失効しませんが、
残高を無駄にしないためにも、
使わないPASMOは早めに返却するのがおすすめです。

カードの破損・不具合がある場合の対処法

長期間使わずに保管していると、
カードが破損したり、
ICチップが反応しなくなったりすることがあります。

自動改札機にタッチしたり、
券売機に入れても反応しない場合は、
カードに不具合が起きている可能性があります。

このような場合、
記名PASMOであれば無料で新しいカードに交換してもらえます。
(無記名PASMOは再発行できません)

定期券の場合はその発行会社の窓口で、
それ以外はPASMO取扱事業者の窓口で手続きができます。

もし不要なPASMOが破損していたら、
まず新しいカードに交換してもらってから、
払い戻しの手続きをしてくださいね。




まとめ

使わなくなったPASMOカードの返却について、
ポイントをまとめます。

・不要になったPASMOは返却するとデポジット500円が戻ってくる!
・チャージ残高も手数料220円を引いて返金される
・返却場所はPASMO取扱事業者の駅窓口やバス営業所など
・定期券の払い戻しは発行した会社の窓口のみ
・チャージ残高は最終利用日から10年で失効するので注意

タンスの肥やしになっているPASMOがあれば、
ぜひお近くの窓口で払い戻しの手続きをしてみてください。

忘れていたお小遣いが見つかったような、
ちょっと嬉しい気持ちになれるかもしれませんよ♪

参考リンク集

公式サイト・サービス 詳細
PASMO公式サイト PASMOに関する公式情報が確認できます。
PASMOの払いもどし カードの払い戻しに関する公式案内ページです。