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PiTaPaを紛失したら?再発行の手順と定期・チャージ残高の守り方

もしもの時に備える!
PiTaPa紛失時の完全ガイド

毎日使うPiTaPaカードが、もしも見当たらなくなったら…?
想像するだけで冷や汗が出ますよね。

でも、大丈夫です!
落ち着いて正しい手順を踏めば、カードの悪用を防ぎ、
大切な定期券情報やチャージ残高を守ることができます。

いざという時に慌てないための対処法を、わかりやすく解説します!

  • ページ更新日:10月14日




PiTaPaを紛失!
まず最初にやるべき2つのこと

「PiTaPaがない!」
どこを探しても見つからない時に、まずやるべきことはカードの利用停止手続きです。

PiTaPaは後払い方式の便利なカードですが、紛失や盗難によって第三者の手に渡ると、
悪用されてしまう危険性があります。

不正利用の被害を防ぐためにも、気づいた時点ですぐに行動しましょう。

24時間受付の紛失・盗難デスクへ連絡

PiTaPaを紛失したことに気づいたら、
すぐに「PiTaPaコールセンター紛失・盗難デスク」へ連絡してください。

PiTaPaコールセンター紛失・盗難デスク
電話番号:0570-014-999
受付時間:24時間・年中無休

こちらは24時間365日対応しているので、夜中に紛失したかもしれないという時でも安心です。

コールセンターに紛失したことを届け出ると、その場でカードの利用を停止してもらえます。

ただし、
利用停止処理が完了する前に不正利用された金額は、
原則として補償の対象外となります。

「明日探してみよう」と後回しにせず、被害を最小限に抑えるためにも、
気づいた時点での迅速な連絡が重要です。

なお、この電話番号はナビダイヤルのため、通話料がかかる点にご注意ください。

警察への遺失物届も忘れずに

コールセンターへの連絡とあわせて、最寄りの警察署や交番へ遺失物届を出しておくことも大切です。

誰かが拾って警察に届けてくれている可能性もあります。

また、特にクレジットカード機能付きのPiTaPaの場合、カード会社の補償を受ける際に、
警察への届出が受理されたことを証明する「受理番号」が必要になる場合があります。

万が一の事態に備え、忘れずに手続きをしておきましょう。




【カード別】
PiTaPaの利用停止と再発行の手続き方法

PiTaPaの利用停止や再発行の手続きは、お持ちのカードの種類によって連絡先が異なります。

基本的な流れは同じですが、特にクレジット機能付きの場合は注意が必要です。

クレジット機能付きPiTaPaの場合の注意点

クレジット機能付きのPiTaPaカードを紛失した場合、
PiTaPaコールセンターと、
提携クレジットカード会社両方に連絡する必要があります。

万が一クレジットカード機能が不正利用されても、多くのカード会社では、
紛失・盗難の届け出をした日からさかのぼって60日前までの利用額を補償してくれます。

届け出る前の不正利用分も補償対象となるため、ベーシックなカードよりも手厚いサポートが受けられます。

とはいえ、手続きが複雑になる可能性もあるため、いずれにせよ早めの連絡が安心です。

破損による再発行は即日対応も可能

紛失・盗難ではなく、カードの磁気不良やICチップの破損などで使えなくなった場合の手続きは異なります。

この場合は、PiTaPaを取り扱っている主要な駅の窓口や営業所へ行けば、
その場で破損したカードと引き換えに新しいカードへ交換してもらえることがあります。

電話での手続きと違い、即日再発行してもらえるのが大きなメリットです。

PiTaPaカードの再発行に
かかる時間と手数料

PiTaPaカードの再発行手続きのイメージ
PiTaPaを紛失・盗難で再発行する場合、残念ながらすぐには新しいカードを受け取れません。

しばらくはPiTaPaが使えない不便な期間が発生するため、
再発行にかかる時間と費用をあらかじめ把握しておきましょう。

再発行には約2〜3週間かかる
PiTaPaコールセンターで紛失・盗難による再発行手続きをすると、公式サイトによると、
新しいカードが届くまでに約2〜3週間かかります。

元のカードは利用停止されているため、この期間は現金や他の決済方法を利用する必要があります。

再発行手数料の目安
PiTaPaを再発行する際には、所定の再発行手数料がかかります。

手数料は提携しているカード会社によって異なり、カードの種類によって金額が変わります。
例えば、PiTaPaベーシックカードは1,100円(税込)ですが、
OSAKA PiTaPa VISAカードの場合は1,650円(税込)など、
カードごとに手数料が設定されています。

クレジット機能付きPiTaPaの場合、手数料は後日、
登録しているクレジットカードの決済口座から引き落とされます。

詳しい金額については、ご利用のカード会社にご確認ください。

定期券やチャージ残高はどうなる?
再発行時の重要ポイント

PiTaPaを定期券として利用していたり、JR線などで利用するために現金をチャージしていた場合、
それらの情報がどうなるのか心配ですよね。

ご安心ください。
どちらもしっかりと保護・返金される仕組みがあります。

定期券は磁気カードで仮発行できる

紛失したPiTaPaを定期券として利用していた場合、
残念ながら再発行される新しいカードに定期券機能は引き継がれません。

しかし、再発行を待つ2〜3週間の間、定期券が使えないと困りますよね。

その場合は、定期券を発行した鉄道会社の駅窓口へ行けば、
仮の磁気定期券を発行してもらえます。(本人確認書類が必要です)

新しいPiTaPaカードが届いたら、そのカードと磁気定期券を再度駅へ持っていくことで、
IC定期券の情報を移してもらえます。

チャージ残高は口座振込で返金

PiTaPaにチャージしていた残高も、再発行カードへは引き継がれません。

その代わり、利用停止手続きをした時点でのチャージ残高は、
後日、指定の金融機関口座へ振込で返金されます。

大切なチャージ残高がなくなることはないので、ご安心ください。




再発行後に紛失したPiTaPaが
見つかった場合の対処法

再発行の手続きをした後になって、「紛失したと思っていたカードが見つかった!」
というケースも少なくありません。

しかし、
一度利用停止の手続きを行ったPiTaPaカードは、
残念ながら二度と利用することはできません。

これは、不正利用を防ぐためのセキュリティ上の措置です。

見つかった古いカードは、ICチップと磁気ストライプの部分にハサミを入れて裁断し、
確実に処分するようにしましょう。

まとめ

毎日利用するPiTaPaカードを紛失すると、誰でも焦ってしまうものです。

しかし、最も大切なのは「気づいた時点ですぐにPiTaPaコールセンターへ連絡する」ことです。

迅速な対応が、不正利用による被害を防ぐ鍵となります。

クレジット機能付きの場合は、
カード会社への連絡も忘れないようにしましょう。

定期券の機能やチャージ残高も、正しい手順を踏めば保護されるので、
まずは落ち着いて行動することが大切です。

もしもの時のために、この記事で紹介した連絡先や手順を覚えておいてくださいね!

参考リンク集

公式サイト・サービス 詳細
PiTaPa.com PiTaPaの公式サイトです。サービス詳細や最新情報が確認できます。
紛失・盗難でお困りのとき 公式サイト内の紛失・盗難に関する案内ページです。