決済情報の安全を守るVisaの基準
AISが推進するデータ保護とセキュリティ対策
ネットショッピングや店舗でのカード決済。
安心して利用できるのは、
お店が厳重に情報を守っているからです。
その安全性を測定し、保護体制を整えるための
Visa提供のプログラムが
「カード情報セキュリティサービス(AIS)」です。
AISは、Visaが加盟店やサービス事業者に対し、
カード会員データの保護と
PCI DSS準拠を求めるためのプログラムです。
加盟店がどのように情報を守るべきか、
どのような検査が行われるのか。
安全な決済を支えるAISの仕組みを詳しく解説します。
2.セキュリティの測定方法:規模に応じた複数段階の評価体制
3.検査の3本柱:自己診断・脆弱性テスト・現地審査
4.最新の動向:業界全体で推進するPCI DSS準拠
5.まとめ
- ページ更新日:1月26日
1.AIS
(Account Information Security)の定義
AIS(Account Information Security)は、
Visaが加盟店やプロセッサーに対して提供している
セキュリティ遵守プログラムです。
その目的は、
カードデータの不正流出を未然に防ぐこと。
カード番号や有効期限といった重要な情報が、
適切に管理・保護されているかを、
PCI DSS等の国際基準に基づいて測定します。
私たちが安心してカードを使える環境は、
こうした厳格な枠組みによって守られているんですよ。
2.セキュリティの測定方法
規模に応じた複数段階の評価体制
AISでは、加盟店が扱うカード情報の規模に応じて、
要件を複数のレベルに分類しています。
【取引規模によるレベル分け】
・年間取引件数などに基づき、
大規模な加盟店から中小規模までを区分します。
これらは、
取引量が多い組織ほど高いリスクを伴うため、
より厳重な検証プロセスが求められる仕組みです。
組織の規模に合わせた適切な対策を促すことで、
決済ネットワーク全体の安全性を底上げしているんです。
3.検査の3本柱
自己診断・脆弱性テスト・現地審査
AISによる安全性の測定は、
主に以下の3つの手法を組み合わせて行われます。
【自己診断(SAQ)】
・加盟店自らがチェックリストを用いて、
現在の対策状況を回答し確認する手法です。
【ネットワーク脆弱性テスト】
・外部からシステムへの侵入経路がないか、
専門のツールを使って技術的な弱点を調査します。
【オンサイトアセスメント(現地審査)】
・大規模な組織に対しては、
審査員が実際に現場へ足を運び、
運用実態を直接確認する厳しい検査が行われます。
4.最新の動向
業界全体で推進するPCI DSS準拠
AISは現在、国際的なセキュリティ共通基準である
「PCI DSS」の順守を推進する枠組みとして
大きな役割を果たしています。
これは、
ブランドごとに異なっていた基準を一本化し、
業界全体でより強固な防御を築くためです。
近年では巧妙な攻撃も増えていますが、
最新のPCI DSS基準に基づいたAISの運用により。
カード決済の信頼性は
常にアップデートされ続けているんですよ。
5.まとめ
「カード情報セキュリティサービス(AIS)」は、
デジタルの盾として私たちの決済を守っています。
お店が情報を適切に扱うための指針であり、
同時に安全を証明するための「試験」でもあります。
高度な暗号化や厳格な現地審査があるからこそ、
私たちは自由で便利なカードライフを
享受できるのです。
これからも進化するセキュリティ技術に注目し、
より安全で豊かなキャッシュレス社会を
共に作っていきましょう!