【基礎知識】
クラシックカード(一般カード)の定義と特徴
最も標準的なクレジットカードのこと。
「スタンダードカード」や、
「一般カード」とも呼ばれる、
基本の1枚を意味する言葉です。
クレジットカードを作ろうとした時、
「クラシック」や「ゴールド」、
「プラチナ」といったランク分けを目にして、
どれを選べばいいか迷ったことはありませんか?
クラシックカードとは、
その中でも最も基本的、
かつ標準的なランクのカードを指します。
「ランクが低いなら損?」と思われがちですが、
実は最もコストパフォーマンスに優れた賢い選択肢でもあります。
今回は、
意外と知られていないクラシックカードの定義と、
あえてこれを選ぶべき理由について解説します。
- ページ更新日:1月5日
1.なぜ「クラシック」と呼ばれるの?
日本では一般カードと呼ばれることが多いですが、
かつては世界的にクラシックカード(Classic Card)という名称が一般的でした。
特に世界的なシェアを持つVISAブランドなどが、
標準カードの名称として長らく「VISAクラシックカード」という呼称を用いていた名残があります。
現在は、
より直感的な「スタンダード」や「トラディショナル」といった表現に移行しつつありますが、
カードのグレードを示す言葉として、
今でも標準カード=クラシックカードという認識が定着しています。
つまり、
「特別な付帯サービスがない代わりに、
年会費が安く誰でも持ちやすいカード」
という位置づけになります。
2.ゴールドやプラチナとの決定的な違い
クレジットカードには明確なランク(階級)が存在します。
一般的には以下のような4区分で語られることが多いです。
①・ブラックカード(最上級・招待制)
②・プラチナカード(上級・高額な年会費)
③・ゴールドカード(空港ラウンジなどが使える)
④・クラシックカード(標準・一般カード)
※カード会社によってはブラックが存在しなかったり、
独自の呼称を使ったりする場合もありますが、
このピラミッドの中で、
最も土台となるのがクラシックカードです。
上位カードとの大きな違いは、
利用限度額の設定と特典の豪華さです。
例えば、
ゴールドカード以上であれば国内空港のラウンジが無料で使えたり、
旅行保険の補償額が最高1億円になったりします。
一方でクラシックカードは、
そういった豪華な特典を削ぎ落とすことで、
年会費を無料〜数千円という安さに抑えているのが特徴です。
3.クラシックカードを持つメリット
上位カードの方が優れているように見えますが、
実はクラシックカードを選ぶメリットは非常に大きいです!
①・年会費のコストパフォーマンスが良い
多くのクラシックカードは、
年会費無料、
もしくは条件付きで無料になるケースがほとんどです。
持っているだけで維持費がかかるゴールドカードとは違い、
「使わなくても損をしない」というのは、
初めてカードを持つ人にとって最大のメリットです。
②・ポイント還元率は上位カードと同じ場合が多い
意外かもしれませんが、
「買い物で貯まるポイントの還元率」に関しては、
クラシックもゴールドも同じ設定であることが多いのです。
例えば、
楽天カード(一般)と楽天ゴールドカードの場合。
以前は還元率に差がありましたが、
制度変更によって現在は同水準の還元率になっています。
純粋に「買い物でお得にポイントを貯めたい」という目的であれば、
あえて年会費の高いカードを選ぶ必要はなく、
クラシックカードで十分と言えるケースが増えています。
4.年会費と審査難易度の目安
クラシックカードを作ろうと思った時、
気になるのが審査ですよね。
結論から言うと、
クラシックカードは最も作りやすいランクのカードです。
対象年齢:
高校生を除く18歳以上であれば申し込めるものがほとんどです。
大学生や専門学生、
初めて就職した新社会人でも作成可能です。
利用限度額:
最初は10万円〜30万円程度からスタートすることが多く、
使いすぎを防ぐという意味でも安心感があります。
(実績を積めば100万円程度まで増枠も可能です)
年会費:
永年無料のものから、
初年度無料で2年目以降1,375円(税込)といった設定が一般的です。
5.まずはクラシックカードから始めよう
将来的にゴールドカードやプラチナカードを持ちたいと考えている人でも、
まずはクラシックカードから作ることをおすすめします。
なぜなら、
いきなり上位カードに申し込むよりも、
クラシックカードで「毎月しっかり支払いをする」という利用実績(クレジットヒストリー)を積むことで、
カード会社からの信用度が上がるからです。
信用を積み重ねると、
カード会社から「ゴールドカードにしませんか?」という招待(インビテーション)が届くこともあります。
※支払いの延滞は信用を大きく損なうので注意しましょう。
まずは身の丈にあったクラシックカードを使いこなし、
キャッシュレス生活に慣れることが大切です!
6.まとめ
クラシックカードとは、
決して「ランクが低いカード」という意味ではなく、
誰にでも使いやすく設計された標準的なカードのことです。
年会費無料のカードも多く、
ポイント還元率も充実しているため、
日常の買い物や公共料金の支払いには最適のパートナーとなります。
これからクレジットカードを作る方は、
まずは自分に合った特典のあるクラシックカード(一般カード)を探してみましょう!