業界の製造現場を支える
カードの「原型」としての重要性
私たちが普段手にしているクレジットカードの原型。
デザインやチップが載る前の真っさらな状態を、
「白地(白)カード」と呼びます。
製品としての出発点である板がどのような工程を経て、
私たちの手元に届くのか分かりやすく解説します。
- ページ更新日:1月19日
1.白地カード(ホワイトカード)の定義
白地カードとは、
文字通り何も印刷されていない板のことです。
ICチップや、
磁気ストライプなどもまだ一切付いていません。
素材は一般的に、
PVC(ポリ塩化ビニル)などが使われます。
この真っ白な土台に、独自の機能やデザインを施すことで
ようやく1枚のカードが出来上がります。
2.完成までの流れ:最新の加工技術と工程
白地カードが製品になるまでには、
精密な工程が必要です。
まずは表面のデザイン印刷から始まり、
磁気テープの貼付、
ホログラム処理といった加工が進められます。
その後、
ICチップの埋め込みや名前を刻印する工程を経て、
ようやく私たちが店舗で使える本物のカードになります。
3.偽造防止:白地状態からの厳重な管理体制
白地カードは単なる材料ではなく、
厳重な管理が欠かせません。
万が一流出すると、
偽造カードの材料として悪用される恐れがあるためです。
そのため、
製造現場では1枚単位で厳しく管理されており、
初期段階から徹底した安全対策が取られています。
4.次世代の素材:メタルやリサイクル素材
近年、
ベースとなる素材自体も大きく変化しつつあります。
環境への配慮からリサイクル素材の採用が進み、
高級カードの象徴としてメタル製も人気を集めています。
これまでの白いプラスチックという枠を超えて、
より多様でサステナブルな新素材がこれからの主流になりそうです。
5.まとめ
「白地カード」は、全ての始まりとなる大切な土台です。
目立たない存在ですが、そこには高度な技術や安全対策が
これでもかというほど詰め込まれています。
こうした土台の進化こそが、
未来のキャッシュレスライフを、
より便利で安全なものに変えていく第一歩となるでしょう。