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PASMOの払い戻し方法と手数料を解説!定期券や解約時の注意点は?

PASMOの解約手順と返金ルールを徹底解説!
定期券の取り扱いは?

不要になったPASMOは払い戻してもらうことができます!

一般の乗車券として使っていたPASMOと、
定期券のPASMOでは、払い出し方法に多少の違いがあります。

PASMOの払い戻しはどうすればいいのでしょうか?

  • ページ更新日:1月8日




1.デポジット制度が採用されています!

一般の乗車券」、
定期券」、
どちらのPASMOカードを購入しても、
1枚につき500円のデポジット料を徴収されます。

この料金はPASMOカードに対する保証金で、
無駄に何枚も購入されない為の対策にもなっています。

何枚も購入されてしまうと…

PASMOはカード自体にも高い技術が使われています。
一般的にはタッチして利用すると表現されていますが、
実は実際にはタッチをする必要はなく、
読み取り部分から数センチ程度は離れていてもきちんと認識してくれます。

これは、
PASMOカードには非接触型のICチップが採用されているからです。

ICチップの他にも、
チャージ残高や定期情報などを記録する為のメモリ領域もカード内に存在しており、
ICカードは製造や管理にそれなりのコストが掛かっています。

その為、
1枚ごとにこのデポジットを徴収しないと、
1人で何枚もPASMOを購入する人が増えてしまう可能性があるので、
このような保証金を徴収して無駄に何枚も発行しないようにしているのです。

ほとんど同じカードを使っています!

PASMOと相互利用が可能なSuicaICOCAなどの他の鉄道系ICカードでも、
カード自体にはPASMOとほぼ同様のものが採用されています。

このようなカードをFeliCa対応カードと呼び、
それぞれ多少の違いはありますが、
1枚を作るには相応のコストが掛かると言われています。

それより多少高い500円という金額をデポジット料として1枚につき徴収しているので、
何枚購入されても発行元がこれによって損をすることはないのです。

デポジット料は返してもらえます!

このデポジット料はPASMOカード自体を返却することで払い戻してもらうことができます。
他の交通系のICカードでも同様で、
1枚につき支払った500円がそのまま返却されます。

ただし、
「一体型PASMO」には注意が必要です。

クレジットカードとPASMOが1枚になった「一体型PASMO」や「モバイルPASMO」の場合、
発行時にデポジットを預けていないため、
当然ながらデポジットの返金もありません。
この場合はチャージ残高のみの精算となる点を覚えておきましょう。



2.一般的な乗車券のPASMOを返却すると?

定期券ではなく、
一般の乗車券としてPASMOを利用していた場合にそのカードを返却すると、
デポジット料の500円に加えてチャージ残高を返してもらうことができます。

また、
オートチャージ機能を利用していた場合、
払い戻し手続きと同時にオートチャージサービスも解約扱いとなります。

一体型PASMOなどカードの種類によっては、
駅の窓口では返金対応ができず、
カード会社経由での手続きになる場合もあるため、
お手持ちのカードタイプに合わせて確認してください。

残高がある場合は手数料がかかります!

Suicaを例に挙げると、
同じようにカードを返却した時にデポジットの500円を返してもらえるところまでは一緒ですが、
チャージ残高全ては返してもらえません。

それは、
1枚につき220円の払い戻し手数料を取られてしまうからです。
現金でのチャージ残高がそこまでない場合にはデポジット料のみの返却となり、
220円以上あればそこから220円が引かれてしまいます。

これは、
現在のPASMOでも同様のルールです。

以前は手数料に関する情報が混在していましたが、
現在は残高がある状態で払い戻しをすると手数料220円がかかると決まっています。

ただし、
残高を0円にしてから返却すれば手数料はかかりません。

残高が0円であれば、
差し引くものがないためデポジットの500円がそのまま戻ってきます。
コンビニや自販機などで残高をきれいに使い切ってから窓口へ行けば、
手数料を引かれることなく損をせずに解約が可能です。



3.PASMO定期券の返却時はどうなる?

定期券として利用していたPASMOも、
不要になれば返却してデポジット料、
及び現金でのチャージ残高を返してもらうことができます。

この時にまだ定期券の有効期間内だった場合には、
条件を満たしていればその分の払い戻しも受けられます。

鉄道の定期券にしていた場合

この払い戻しには鉄道会社やバス会社によって規定があるので、
まずは鉄道の定期券にしていた場合ですが、
各社共通で有効期間が1ヶ月以上残っている場合に限り払い戻しが可能です。

鉄道の定期券には1ヶ月、
3ヶ月、
6ヶ月の3種類がありますが、
必ず1ヶ月単位での払い戻しになります。

また、
定期券は1ヶ月より3ヶ月、
更に6ヶ月と長く購入した方がお得になる料金設定なので、
3ヶ月の定期券で1ヶ月分を払い戻すのと、
6ヶ月で1ヶ月分を払い戻すのでは前者の方が払い戻し金額が多少高くなります。

実際に計算してみましょう!

実際に払い戻される金額の計算式は、
購入金額-利用していた期間(※販売単位の組み合わせで計算)の定期券料金-払い戻し手数料です。

例えば1ヶ月で12,000円で、
3ヶ月だと34,000円、
6ヶ月なら66,000円という定期券だった場合、
3ヶ月の定期券の残りの1ヶ月分を払い戻す場合には、
34,000円-12,000円×2-払い戻し手数料となり、
6ヶ月の定期では67,000-(34,000円+12,000円×2)-払い戻し手数料となります。

大きな単位を優先して使う計算になるので、
後者で5ヶ月分の計算は3ヶ月分+1ヶ月分×2となります。

払い戻し手数料は220円が一般的ですので、
計算結果からさらに手数料を差し引いた額が手元に戻ります。
これはあくまで一例ですが、
実際にもこのような感じだと考えてください。




▼【7日以内の場合は別のルールがあります!

鉄道の定期券には購入から7日以内に限り、
定期券の区間の往復料金×その日までの日数+払い戻し手数料を引いた金額を返却してもらえる。
というルールがあります。
これも各社共通で、
間違って購入してしまった場合を考えた特別対応です。

バスの定期券の場合は?

PASMOをバスの定期券にした場合、
鉄道とは違う計算になります。
バスの定期券には1ヶ月と3ヶ月がありますが、
そのどちらでも定期券の期間の往復のバス料金×その日までの日数+払い戻し手数料を引いた全額が払い戻されます。

つまり、
鉄道の7日以内のルールが全ての場合に適用されると考えると分かりやすいでしょう。
バス定期券の払い戻し手数料は、
事業者により異なります(例:520円など)。
鉄道よりも高めに設定されていることがあるので、
窓口で確認してください。

返却されたPASMOカードはどうなるの?

不要になって返却されたPASMOカードは、
そのまま回収され、
再利用されることはありません。

PASMOカードは物理的に壊れることがない限り、
何度でもチャージをしたり、
定期券情報を書き換えて利用し続けることができますが、
払い戻し手続きをしたカードは無効となり、
適切に処分されます。



4.壊れてしまったPASMOはどうしたらいい?

PASMOカードが利用中に読み取れなくなってしまった場合には、
物理的に破損してしまった可能性が高いと言えるでしょう。
この場合、
新しいカードと交換してもらうことができます。

紛失の場合はまた別になりますが、
破損したカード自体を持っていれば、
PASMO取扱事業者の窓口にそれを返却することで、
壊れる前と全く同じ状態のカードに替えてもらえます。

PASMOのデータは各カード内だけでなく、
センターサーバーにも同じものが保存されているのでこのような対応が可能となっています。
この際にはデポジット料や手数料は一切掛かりません。

定期券の場合は?

破損してしまったPASMOが定期券の場合でも、
一切手数料などは掛からず新しいカードに替えてもらうことができますが、
その定期券を発行した事業者の窓口のみでの対応となっているので注意してください。



5.まとめ

PASMOの払い戻しを行うと、
基本的にはデポジット料とチャージ残高が返却されますが、
一体型PASMOにはデポジットの返金がない点に注意が必要です。

また、
残高が残っていると手数料(220円)が差し引かれてしまうため、
残高を0円に使い切ってから払い戻すのが最もお得です

定期券として利用していた場合も、
鉄道やバスそれぞれの規定に沿ってその分の払い戻しが受けられます。