ロクス

PiTaPaの作り方と発行手順!審査や解約方法・維持費の注意点

PiTaPaは店頭で購入できない?
申込みの仕組みとは

PiTaPaは他のIC乗車券とは決定的な違いがあります。

ご存知でしょうか?
PiTaPaは駅などで簡単に購入できる訳ではありません。

それでは、
どうしたらPiTaPaを手に入れることができるのでしょうか?

  • ページ更新日:1月7日




1.PiTaPaは申込み制です!

PiTaPaのようなIC乗車券は現在では全国の各地方で様々な種類が展開されていますが、
そのほとんどは鉄道の駅の券売機やバスの車内などで直接購入することができます。

しかし、
PiTaPaはそのように簡単に購入できるように販売されている訳ではなく、
このカードを持つにはまずその為の申込みから始めないといけません。

満18歳以上(ただし高校生を除く)でないと申込みができません!

PiTaPaはいわゆるクレジットカードのような仕組みを採用しているIC乗車券です。
その為、
申込みができるのは満18歳以上(ただし高校生を除く)の方に限られます。
なお、
未成年の方が申し込む場合は親権者の同意が必要です。

ただし、
カードの発行を受けた会員が”家族カード”という形で子供用のカードを発行することが可能なので、
小児料金のカードや高校生以下が学割でPiTaPaの定期券を購入する場合には、
この家族カードを作った上で、
PiTaPa対応の各窓口でそのような処理を行ってもらってください。

2種類の申込み方法があります!

PiTaPaへの申込みは、
PiTaPaを管轄エリアである関西地方の各駅などに置かれている入会申込書を利用する郵送での申込みと、
インターネットを利用する方法(オンライン入会)の2種類が主流です。

どちらでも必要事項を記入、
または入力してPiTaPaへの入会の申請をすることになり、
その際には利用料金の引き落とし口座も必要になります。

この申込みの後には発行の為の審査が行われます。

PiTaPaは完全なプリペイド式のカードではなく、
基本的に後払いで利用するカードです。
その為、
ローンの審査と同様にその人の信用情報などをチェックした上で判断されるので、
場合によってはこの審査に落ちてしまい、
発行を受けられないこともあります。

限度額の設定があります!

PiTaPaは後払いという性質上、
利用できる金額に上限があります。
一般的なベーシックカードの場合、
1ヶ月当たり交通系での利用で15万円までとなっています。
(ショッピング枠は1日3万円、月5万円程度)

さらに注意点として、
直近3ヶ月の合計利用額にも上限(例:30万円など)が設定されています。
(※定期券購入を含む場合は別途枠が設けられるなど、カードにより異なります)

2週間程度で手元にPiTaPaカードが届きます!

無事審査に合格できると、
申込みから2週間〜3週間程度でPiTaPaが手元に届きます。
オンライン申込みの方が書類不備が少なくスムーズです。

発行料などは一切なく、
無料で作ることができます。
(※一部の提携カードなどは別ですが、ここではベーシックなカードについて解説します)

このカードが届くことで、
PiTaPaへ入会したという形になります。

PiTaPaはこのように、
購入ではなく、
申込みをして審査通過後に発行してもらうカードなのです。



2.PiTaPaにはデポジットはありませんが・・

多くのIC乗車券にはデポジットというものが採用されています。
これは、
そのカード自体の保証料で、
カード自体を無くしてしまった時には戻ってくることはなく、
カードを返却するとその分を返してもらえる仕組みです。

これが掛かるカード(ICOCAやSuicaなど)では一律で500円となっていますが、
PiTaPaには基本的にデポジットはありません。
(※保証金預託制PiTaPaなど、一部の例外を除く)

よって、
カードの発行は(基本カードの場合)無料で、
その他の名目の保証料なども一切ありません。

注意!PiTaPaには維持管理料が掛かることがあります!

ただし、
維持管理料として1,100円(税込)が掛かる場合があります。
判定のルールは以下の通りです。

* **判定期間:** 入会月を基準とした1年間
* **無料条件:** 期間内に交通またはショッピングの利用が1回以上あること

つまり、
入会月から1年間に一度も利用がないと引き落とされてしまいます。
この利用には「チャージ(入金)」は含まれないため、
必ず電車やバスに乗るか、
お買い物で利用する必要があります。

その為、
もし利用しなくなったカードがあれば、
解約手続きをとった方がいいでしょう。

3.PiTaPaを解約する方法は?

PiTaPaは不要になった時には解約処理を行ってください。

定期券として利用していた場合には、
PiTaPaを解約してしまうと定期券機能も失効してしまいます。
そのため、
先に定期券の発行を受けた鉄道・バス会社の窓口で払い戻し手続きを行ってください。

残りの期限が1ヶ月以上ある場合などは、
所定の計算式で払い戻しが受けられます。
(※手数料がかかります)

チャージ残高の扱いに注意!

PiTaPaの解約(退会)を行うには、
PiTaPaコールセンターへ連絡し、
退会届出書を取り寄せて返送する必要があります。

この時、
PiTaPa内にチャージ残高(事前入金分)があった場合には、
そこから払戻手数料550円(税込)が差し引かれ、
残りの分が登録口座へ返金されます。
(※返金時期は解約から2〜3ヶ月後が目安です)

もし残高が550円以下の場合は、
手数料を引くとマイナスになるため返金は一切ありません。

そこで、
解約の前にはチャージ残高を使い切ってしまうことをおすすめします。



4.家族カードの支払いはどうなっている?

PiTaPaは前述の通り、
カードの発行を受けた会員となると、
家族カードが発行できます。

このカードで後払いを利用した分は全て元の会員(本会員)の支払いになり、
限度額はこの分も含めての上限となっていますが、
定期券の購入に限り、
カードごとに枠が設けられるケースが多いため、
子供に学割の定期券を持たせるようなことになっても限度額的な問題はまずないでしょう。

維持管理料はカード1枚ごとの判定です!

PiTaPaカードは利用がないと維持管理料(1,100円)がかかると書きましたが、
これはカード1枚ごとに判定を行っています。

本会員が使っていても、
家族カードが1年間未使用であれば、
その家族カード分の維持管理料が発生します。
(※引き落としは本会員の口座からです)

利用しなくなった家族カードは、
早めに返却してしまった方がいいでしょう。

5.PiTaPaは基本的に後払いで利用するカード

PiTaPaは基本的に後払いで利用する為のカードなので、
カード内にチャージこそできますが、
関西の主要エリアではチャージ不要で乗れることが最大のメリットです。

PiTaPaの利用エリア内(ICOCAとしての相互利用を除く)ではチャージ残高があったとしても、
後払いの方が優先される仕組みです。
全国相互利用エリア(SuicaやPASMOエリアなど)の時のみ、
チャージ残高が利用されます。

JR西日本でも事前登録なしで後払い可能!

JR西日本(ポストペイエリア)では、
事前の登録手続きは不要で、
自動的にPiTaPaポストペイ(後払い)が適用されます。

これによって、
関西地方であればチャージ金額を気にすることなくPiTaPaが利用できるようになっています。
残高不足で改札に引っかかることがないため、とても便利です!



6.まとめ

PiTaPaは申込みをして審査を受けた上で発行されるカードです。

満18歳以上(ただし高校生を除く)からその申込みが行えて、
高校生以下のカードは会員になった後にその人が家族カードとして発行することができます。

後払いという性質上、
支払い能力のある人だと判断されないと発行することができないので、
誰でもすぐに持てるという訳ではありません。

しかし、
一度手に入れればチャージの手間から解放される非常に便利なカードです!