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初心者の方へ!「マナカ・名鉄Touch」の使い方を徹底解説します

名古屋の移動がお得に!
マナカのメリットと最新アプリ活用術

愛知県内在住の方にとって、
親しみ深い交通系ICカードと言えば「マナカ(manaca)」ですね!

マナカ」を一枚持っているだけで、
現金を持たずに電車や市バスに乗れる便利なカードです。

他社の交通系ICカードと比較して、
独自のポイント還元システムがあることが大きな特徴です。

今回は「マナカ」の基本的な使い方と、
旧・名鉄Touchから進化した最新公式アプリ
CentX(セントエックス)」の使い方を確認しましょう!

  • ページ更新日:12月11日




1.交通系ICカード「マナカ」とは?

マナカ」は乗車券と電子マネーが1枚になったカードです。

マナカを購入する時は2,000円(デポジット500円+チャージ1,500円)が必要ですが、
この内500円はデポジット(預り金)なので、
不要になった際はいつでも払い戻しをして受け取ることができます。
つまり実質無料でマナカのカード自体は手にする事が可能です!

使い方も簡単です。
改札機やバスの料金箱の端末にマナカを軽くタッチするだけで、
乗降車する事ができます。

定期券区間を乗り越しても、
改札機でカード残高から自動精算されるため、
忙しい移動時間に払い戻し(精算)をする必要が無くとても便利です。

名古屋市交通局の地下鉄の全駅などで、
「マナカ定期券」を購入する事ができます

また地下鉄や市バスだけではなく、
「あおなみ線」、
「ゆとりーとライン」、
「名鉄電車」、
「名鉄バス」、
「豊橋鉄道」、
「リニモ」でもマナカを使用して簡単に移動する事ができます。

さらに、
マナカは交通系ICカードの全国相互利用マークのある鉄道・バスで利用できるよう相互性があります。

相互性のある交通系ICカードは以下の通りです。

東海地方の「TOICA」、
札幌エリアの「Kitaca」、
関東甲信越の「PASMO」、
JR東日本沿線の「Suica」、
関西圏などで使える「PiTaPa」、
関西や山陽・北陸エリアなどの「ICOCA」、
函館・九州エリアの「nimoca」、
福岡市エリアの「はやかけん」、
九州全域の「SUGOCA」。

これら全国のほとんどの都市で相互利用が可能です。

マナカ一枚を携帯していれば、
日本中で自由に旅をする事ができそうですね!

2.「マナカマイレージポイント」とは?

マナカには「マナカマイレージポイント」というシステムがあります。

マナカマイレージポイント」は、
マナカを「市バス」や「地下鉄」などで利用した時の、
利用金額に応じて貯まるポイントの事です。

貯まったポイントは地下鉄や市バスなどの乗車料金として使用する事ができます。

ただしポイントの利用は、
マナカのマイレージポイントゆうぐう区間(サービスエリア内)に限定」されるので、
全国の相互利用エリア(Suicaエリアなど)で使用した場合は、
マナカマイレージポイントはつきません。
この点には注意が必要です。

また1枚のマナカで1日から月末までの1か月間、
市バスや地下鉄で「大人2,000円以上(小児等は1,000円以上)」利用する必要があります。

特に平日の昼間(午前10時から午後4時)にマナカを利用すると、
お得な「平日昼間ボーナスポイント」が適用されますので、
ポイントを貯める大きなチャンスです!

「市バスの場合」はバスの料金箱にマナカをタッチした時間で、
「地下鉄の場合」は改札機にマナカをタッチした時刻で「平日昼間」かどうかを判定するルールになっています。



3.平日昼間が凄い!マナカのポイント還元率

マナカマイレージポイントの「ポイント還元率」は一定ではなく、使えば使うほど高くなるシステムになっています。

現在はポイント制度が改定され、
「基本ポイント(通常ポイント)」と「平日昼間ボーナスポイント」の2本立てになっています。
それぞれの内容をチェックしておきましょう!

まず基本ポイント(通常ポイント)の場合は、
2,000円以上5,000円未満の利用で1%、
5,000円以上10,000円未満で2%、
10,000円以上15,000円未満で3%、
15,000円以上利用すると4%となります。

これだけ見ると「あれ?少ない?」と思うかもしれませんが、
マナカの真骨頂は「平日昼間ボーナスポイント」にあります!

平日(月〜金)の10:00〜16:00に対象交通機関を利用した場合、
基本ポイントに加えて以下のボーナスが加算されます。

市バスの場合は、
利用金額の30%分がポイント還元されます!
地下鉄の場合も20%分が還元されます!

マナカを持っていれば、平日の昼間なら市バスに実質3割引で乗車でき、地下鉄を実質2割引きで乗車できる計算になります。

「Suica」や「PASMO」などの一般的な還元率から見れば、信じられないくらいの高待遇と言えます。
平日に移動が多い方や、
お買い物で昼間に利用する方にとっては、
依然として非常に強力なメリットです。

またマナカマイレージポイントは、
電子マネーで買い物をした場合は、
ポイントの対象になりません。
ポイント還元は、マナカエリアで市バスや地下鉄を利用した場合に限られますので誤解のないようにしておきましょう。

4.マナカと合わせて使いたいアプリ!「CentX」

以前は「名鉄Touch」というアプリがありましたが、
現在はより便利に進化した後継アプリ「CentX(セントエックス)」が登場しています!

CentX」をダウンロードすると、
マナカを利用した生活がさらに便利になります!

便利な機能についてチェックしておきましょう。

まずは「ICカード残高確認機能」です。

CentXにはNFC(近距離無線通信)を使った読み取り機能が搭載されており、
アプリを起動してスマホ背面にマナカをかざすだけで、残高と直近の利用履歴を確認できます!

マナカだけでなく、
SuicaやTOICA、
ICOCAなど全国相互利用のICカードの残高も読み取れるので、
「あれ?いくら入ってたっけ?」と気になった時にすぐに調べられます。

そして、
貯まった「還元済みマイレージポイント」を、
マナカの乗車料金としてマナカにチャージしたい時は、
今まで通りマナカ対応券売機で操作をします。

券売機の画面から「マナカ」を選び、
「ポイント照会・還元」を選び、
マナカを入れて「還元」ボタンを押すだけです。

1枚のマナカに還元できる上限は20,000ポイントまでと決まっていて、
それ以上のポイントはセンターポイントとして保管されています。

ポイント還元期限は1年間と決まっています。
還元開始日から翌年の同月末日までです。
早めにポイント還元を済ませておく事をおすすめします。



5.名鉄・地下鉄・バスの経路検索が可能!

新アプリ「CentX」の最大の強みは、
複合経路検索」ができる点です。

「経路検索機能」を利用することで、
名鉄のダイヤはもちろん、
名古屋市営地下鉄やJR東海(一部)、
名鉄バスや豊橋鉄道などを含めた乗り換えもスムーズに検索する事ができます。

住所や施設名からの検索も可能で、
鉄道やバスだけでなく、
タクシーやシェアサイクル(カリテコバイク)なども組み合わせた最適なルートを提案してくれます。

名古屋出張などで、
名鉄や名古屋市営地下鉄に関する予備知識がない利用者も、
CentXの経路検索機能」を使えば、
名古屋到着後すぐに交通機関を使いこなす事ができるでしょう。

さらに「おでかけ情報」機能や「デジタルチケット」も充実しています。

マナカとは別に、
スマホ画面を見せるだけで使えるお得なフリーきっぷや、
沿線のお店で使えるクーポンなどもアプリから購入・利用が可能です。
タクシー配車とネット決済もアプリ内で完結できるため、
マナカでの移動とCentXの機能を組み合わせるのが、
これからの名古屋移動の賢いスタイルになりそうです。

6.まとめ

マナカは全国の鉄道と相互利用が可能なので、
電車に乗る機会が多い人に便利な交通系ICカードです!

特に名古屋市内の地下鉄や市バスを利用する機会が多い人は、
平日昼間の圧倒的なポイント還元率でマイレージポイントを貯める事ができますので、
ぜひ持っておきたい一枚です!

そして、
マナカを使いこなすための最新アプリ「CentX」をダウンロードすると、
いつでもスマホで残高確認ができたり、
お得なデジタルチケットの購入もすぐにできるようになります。

マナカユーザーの方は、
旧アプリ(名鉄Touch)から「CentX」への切り替え、
または新規ダウンロードをして、
より快適な移動ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?

参照元:マナカ|名古屋市交通局|公式サイト
参照元:CentX(セントエックス) | 名古屋鉄道