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ビューアルッテの使いこなし術!便利な機能から手数料、注意点まで完全ガイド

駅のATM「ビューアルッテ」を徹底解説!
知って得する使い方と便利な機能

JR東日本の駅でよく見かける水色のATM、
ビューアルッテ」。

ビューカード専用だと思っていませんか?
実は、Suicaへのチャージや提携銀行の預金の引き出しなど、
多くの便利な機能が詰まっています。

通勤・通学のついでにサッと使えるビューアルッテですが、
「VIEW ATMコーナー」と表示されていることも多く、
「ビューアルッテ」という名称はあまり聞き馴染みがないかもしれません。

実はあまり知られていない「ビューアルッテ」の使い方、
残高照会方法などをご紹介します!

  • ページ更新日:10月8日




ビューアルッテのここが便利!
3つの大きな特徴

ビューアルッテ」は、
東日本旅客鉄道(JR東日本)が駅などに設置しているATMの愛称で、
主に「ビューカード」の取引用ATMとして活用されています。

そんなビューアルッテの大きな特徴は、
なんといってもその利便性の高さにあります。

設置駅の始発から終電までの時間帯に合わせて稼働しているため、
駅によっては朝の4時台から深夜の1時台まで利用可能です。
通勤前や帰宅が遅くなった時でも安心ですね。

さらに、ゆうちょ銀行をはじめとする多くの金融機関と提携しており、
預金の引き出しや残高照会も行えます。

ビューアルッテでできること一覧!
チャージから返済まで

ビューアルッテでは、ビューカード関連の取引以外にも、
様々な操作が可能です。
具体的にどのようなことができるのか見ていきましょう。

現金の引き出し・キャッシング

ビューカードを使ったキャッシング(貸付金の引き出し)ができます。

また、ビューカードだけでなく、
提携している他のクレジットカードやローンカードでのキャッシングも可能です。

もちろん、提携銀行のキャッシュカードを使えば預貯金を引き出すこともできるので、
ビューアルッテでお金を引き出している人すべてが、
キャッシングを利用しているわけではありません。

ビューカード利用代金の返済

ビューカードのショッピング利用分やキャッシング利用分を、
現金で返済することができます。
1,000円単位での返済となるので覚えておきましょう。

支払い忘れを防ぐためにも、
駅に来たついでに返済できるのは便利です!

Suicaへのチャージ・各種設定

ビューカードを使って、
Suicaへのチャージができます。

また、「ビューSuicaカード」など、
Suica機能付きのビューカードなら、
貯まったJRE POINTをSuicaにチャージ(ポイントチャージ)することも可能です。

オートチャージの設定や金額変更、
有効期限が切れたSuicaの更新、
解約時の払い戻し手続きも行えます。

これらの取引は、原則として朝6時から夜23時まで利用できますが、
システムの都合で一部時間帯は利用できない場合があるのでご注意ください。

利用前に知っておきたい!
ビューアルッテの注意点

駅にあって非常に便利なビューアルッテですが、
利用する上でいくつか知っておきたい注意点があります。

他の交通系ICカードへのチャージは不可
ビューカードを使ったSuicaへのチャージは、
りんかいSuica」や「モノレールSuica」にも対応しています。
しかし、PASMOICOCAなど、
Suica以外の交通系ICカードにはチャージできません。

改札外ATMでのチャージ制限
改札に入場した記録があるSuicaは、
改札の外にあるビューアルッテでチャージしようとするとエラーになります。
その場合は、一度改札から出場する必要があります。

硬貨の入金はできない
新しいタイプのATMでは、
ビューカードの返済などで現金を入金する際に硬貨は使えません。
お釣りで硬貨が出てくることはありますが、入金は紙幣のみです。

お釣り・出金の金種について
お釣りや出金で使われる紙幣・硬貨は「1」がつく金種のみです。
例えば、5,000円を出金すると千円札が5枚、
50円のお釣りは十円玉が5枚出てきます。

現金の入金に時間がかかることも
紙幣を1枚ずつ数えながら収納する仕組みのため、
入金には少し時間がかかります(1枚あたり3秒程度)。
たくさんの枚数を入金する際は、
後ろに人が並んでいないか確認するといった配慮ができると良いでしょう。




ビューアルッテはどこにある?
主な設置場所をチェック

駅に設置されたATMのイメージ
ビューアルッテは、主にJR東日本の駅構内や、
駅に併設された駅ビルなどに設置されています。

駅によって改札の内側・外側のどちらか一方、
または両方に設置されているなど、場所は様々です。

前述の通り、改札外のATMではチャージできない場合があるので、
事前に場所を確認しておくとスムーズです。

駅以外では、ビックカメラのJR東日本沿線の一部の店舗や、
名古屋市・福岡市の一部の店舗にも設置されています。

ビューカード以外も使える!
提携金融機関と手数料

ビューアルッテは、
ビューカード以外にも多くの金融機関のカードが利用できます。

提携しているクレジットカード・金融機関
UCカードや一部の信販会社・消費者金融が発行するカードでキャッシングが可能です。

また、下記の銀行をはじめ、
全国の多くの都市銀行・地方銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫と提携しています。

【主な提携金融機関】
ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・横浜銀行・千葉銀行・きらぼし銀行・イオン銀行・楽天銀行・住信SBIネット銀行・新生銀行など

預貯金の引き出し手数料
提携金融機関のキャッシュカードで預貯金を引き出す場合、
時間帯に応じて110円(税込)または220円(税込)の手数料がかかります。

金融機関によっては、
特定の時間帯は手数料が無料になる場合もあります。
例えば、全国の労働金庫のカードは、
時間帯にかかわらず手数料無料で引き出せます(カードローンを除く)。
詳しい手数料は、利用する金融機関をご確認ください。

残高照会も手数料無料!
ビューアルッテの操作方法

ビューアルッテでの残高照会は、
手数料が一切かかりません。

操作はとても簡単です。
ATMのトップページ画面は、
青色で囲まれた「ビューカードのサービス」と、
緑色で囲まれた「キャッシュカードなどのサービス」に分かれています。

ビューカードのキャッシング可能残高を知りたい場合は「青い画面」を、
銀行預金の残高を知りたい場合は「緑の画面」をタッチし、
「残高照会」を選択すればOKです。

各金融機関の詳しい取扱時間や手数料は、
カードを挿入した後に画面に表示されるので安心です。

駅の中でいつでも気軽に残高を確認できるので、
ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。




まとめ

鮮やかな水色が特徴の「ビューアルッテ」は、
ビューカード会員だけでなく、
多くの人にとって便利な駅のATMです。

Suicaへのチャージや提携銀行のキャッシュカードでの出金、
急な現金が必要になった時のキャッシングなど、
様々なシーンで役立ちます。

これまで使ったことがなかった方も、
この記事を参考に、もっと便利にビューアルッテを活用してみてください!

参考リンク集

公式サイト・サービス 詳細
駅のATM「VIEW ALTTE」 ビューアルッテの公式サイトです。設置場所やサービス内容を確認できます。
ビューカード ビューカードの公式サイトです。カードの種類や特典について確認できます。