「ゴールド=最上級」は昔の話?
カードランクの常識と色の意味
「クレジットカードのグレード」と聞いて、
どんなことを思い浮かべますか?
多くの方は、
ゴールドやブラックという言葉を思い浮かべるのではないかと思います。
しかし、
その言葉を上からグレード順に正しく並べることができるでしょうか?
クレジットカードの基礎知識を覚えましょう!
- ページ更新日:12月26日
1.クレジットカードのグレードを正しく言えますか?
▼【クレジットカードの色の違いを把握しよう】
クレジットカードには色によってグレード分けがされています。
過去にはゴールドカードが最上級という時代があり、
ゴールドカードを所持していることは「お金持ち」や「資産家」の代名詞といったものでした。
しかし現在では、
ゴールドカードは一般化しています。
ゴールドは最上級という意味ではなく、
一つのランクの代名詞でしかありません。
現在のクレジットカードはもっと沢山のグレードが設定されていて、
非常に複雑化しています。
クレジットカードをこれから持ちたいという方、
ランクがあることは知っているけど、
具体的なランクの順位をよく分からないという方へ、
クレジットカードのグレードについて解説します。
身近な人の財布の中に、
高ランクカードが眠っているかも知れませんよ!
▼【最高は〇〇カード】
現在のクレジットカードには、
一般的に以下のようなグレードがあります。
- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
一般カードはグレードとしては一番下のカードです。
基本的な色はシルバーが多いですが、
最近は色々な柄のカードや「ナンバーレス」などのスタイリッシュなデザインも登場し、
随分とカラフルなカードも見受けられるようになりました。
一般カードは年会費無料で作りやすいカードが多く、
クレジットカードを持つ日本人の多くは一般カード保有者だという調査結果があります。
年会費無料ですから、
持っていても特にお金はかかりません。
その上で買い物をするとポイントが付与されますので、
ほどよくリターンを楽しむことができるのが一般カードの魅力です。
一般カードの上位に位置しているのがゴールドカード、
その上がプラチナカード、
さらに上位となる最上位のクレジットカードがブラックカードとされます。
海外にはJPモルガンが発行している「JPモルガン・リザーブ(旧パラジウムカード)」というカードがありますが、
気になる発行条件は一般人には到底クリアできないものです。
①・JPモルガンのプライベートバンクプランの顧客である
②・巨額の資産(報道では1,000万ドル以上とも)を運用
こうなってしまうとキリがないですね。
一般的には、
ブラックカードが最上級とされることが多いです。
(※カード会社や商品設計によって例外もあります)
▼【色の違いはサービスの違い】
一般→ゴールド→プラチナ→ブラックの順にグレードが上がり、
カードランクによってサービスや特典が大きく異なります。
また、
一般カードは年会費が無料でも、
ゴールドカード以上のクレジットカードは年会費が有料であることが一般的です。
カードのグレードはこのように色で表現されているのですが、
必ずしもそのランクのカードがランク通りの色をしているわけではありません。
プラチナカードなのに黒かったり、
一般カードなのに黒だったりすることもあります。
ゴールドやプラチナはカードに「GOLD」や「Platinum」という記載がされている他、
特別な名称がつけられていることがあります。
クレジットカードのグレードは、
カードの色よりも表記や名称で見分けることになります。
ある程度クレジットカードの知識をつけておかないと、
一般カードなのかブラックカードなのか見分けがつかないこともあるでしょう。
こちらはJCBのプラチナ相当のカードなのですが、
色を確認していただくと「ぜんぜんプラチナ色じゃないな」と思われるはずです。
2.クレジットカードのグレードアップ手続き
クレジットカードのグレードには、
一般、
ゴールド、
プラチナ、
ブラックがありますが、
そのグレードを上げるにはどうしたらよいのでしょうか?
▼【自分からお願いできるゴールドカード】
ゴールドカードであれば、
自分の意思で申し込むことが可能です。
魅力的なゴールドカードを見つけたら、
一般カードではなくいきなりゴールドカードに申し込んでしまうのも良いでしょう。
ただし、
一般カードよりもゴールドカードの方が審査が厳しいので、
その点については注意しましょう。
かつてはプラチナカード以上も完全招待制が主流でしたが、
現在は多くのプラチナカードが申込可能になっています。
しかし、
最高峰のブラックカードに関しては、
依然として招待制(インビテーション)が基本です。
カード会社側から招待状をもらわないと、
基本的には申し込むことはできません。
▼【年収や決済額も関係します】
グレードアップには年収や決済額が関係します。
具体的にいくらの決済が必要で、
年収の目安がどれくらいかは各クレジットカード会社が個別に定めています。
しかも、
それらは社内秘として扱われているので、
電話で尋ねても教えてくれません。
ただ、
ある程度の条件を提示している会社もあります。
例えば「JCBゴールド ザ・プレミア」は、
JCBが定める条件を満たした方だけにメールで招待が届く、
「JCBゴールド」の特別なオプションサービスです。
【招待条件の目安】
JCBゴールドの年間利用額(集計期間:12月16日~翌年12月15日)が、
1. 2年連続で100万円(税込)以上
2. 1年間で200万円(税込)以上
のいずれかを満たしていること。
※別途、会員専用WEBサービス「MyJCB」へのメールアドレス登録が必要です。
(招待メールは毎年2月下旬〜3月上旬頃に届く予定です)
JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドのグレードアップ版で、
実質的にプラチナカードに匹敵するサービスを持つカードです。
こちらについては、
インビテーションの条件をある程度明らかにしています。
他のクレジットカード会社もそれぞれグレードアップのための招待の基準を社内で定めていますが、
公開されていないのが現状です。
もしランクアップを狙うなら、
公開されているこういったカードの情報を参考にして、
まずは利用実績(クレヒス)を積むのが良いでしょう。
▼【わざとグレードダウンさせることも可能です】
プラチナカードやブラックカードへは招待や申込でグレードアップ。
ゴールドカードへは自分から申し込むことが可能。
このようにクレジットカードのグレードを上げることは可能です。
それでは、
逆にグレードを下げることはできるのでしょうか?
グレードを下げることにメリットはあるの?と思われるかもしれませんが、
実際は大いにメリットのあることなのです。
一般カードは年会費無料のものが多いですが、
ゴールドカード以上のカードは基本的に年会費が必要になります。
一般カードにグレードを下げることにより、
年会費も下げる(あるいは無料にする)ことができるのです。
あまりそのカードブランドを使わなくなったという人には、
賢い選択肢の一つです。
グレードを下げることは簡単に可能です。
カード会社に連絡すれば、
グレードダウンの手続きができます。
ただし、
ここでミスをしないように気をつけなければいけません。
よくあるミスは、
「解約」と「グレードダウン」を間違えて手続きしてしまうことです。
ゴールドから一般カードにグレードダウンさせるとして、
グレードダウンの手続きだとすんなり一般カードが発行されます。
しかし、
一度「解約」して一般カードを申し込み直してしまうと、
再度審査が必要になります。
この点に関しては間違えないように要注意です。
カードが完全に不要であれば、
グレードダウンではなく解約の手続きを取ってください。
3.まとめ
クレジットカードを生活の中で賢く使うなら、
基本的な知識はとても重要です。
とりあえず決済はクレカで済ませて・・。
こんな感じの使い方では、
クレジットカードを上手に使い尽くすことはできません。
まずは基礎知識!
その上で、
自分なりの使い方を見つけたいですね。