ダイナースの最高峰!
プレミアムカードの全貌と圧倒的なステータス
ダイナースのブラックカードは
「ダイナースクラブ プレミアムカード」と言います。
アメックスセンチュリオンカードと並ぶ代表的なブラックカードとして、
ステータスカードの頂点に君臨する憧れの1枚です!
そんなダイナースのブラックカードについて、
最新情報をまとめました!
2.基本情報とメリットについて
3.付帯保険の条件に注意!
4.プレミアムな特典がすごい!
5.プレミアムカードを取得するには?
6.ブラックカードの噂と実態
7.ANAダイナース・プレミアムカード
8・ダイナースのブラックカードのまとめ
- ページ更新日:12月16
1.ダイナースのブラックカードとは?
ダイナースクラブ プレミアムカード
ダイナースクラブカードのブラックカードは、
「ダイナースクラブ プレミアムカード」と言います。
三井住友トラストクラブが発行するクレジットカードで、
通常のダイナースクラブカードも十分にハイステータスですが、
そのさらに上を行くプレミアムなカードです!
券面の色は黒、
いわゆる富裕層向けのブラックカードとして注目され、
アメックスのセンチュリオンカードと並ぶ2大ブラックカードと言われています。
ダイナースクラブ プレミアムカードは、
ウェブサイトなどでも詳細が非公表となっている部分が多く、
謎に包まれている印象があります。
実際に利用している人の話を総合すると、
ブラックカードならではのプレミアムな特典や、
質の高いコンシェルジュサービスなどが魅力となっています!
年会費と改定予定
プロパーカードである、
ダイナースクラブ プレミアムカードの現行年会費は143,000円(税込)です。
ただし、
2026年3月以降は165,000円(税込)への改定が予定されています。
これから取得を目指す方は、
維持コストが上がる点を考慮しておく必要がありますね。
さすが富裕層向けダイナースクラブの最高峰のカード!
という価格設定です。
メタルカードが登場
近年、
プレミアムカード会員向けに「メタルカード」の発行が可能になりました。
重厚感のある金属製のカードは、
会計時に圧倒的な存在感を放ちます。
プラスチックカードとは一線を画す高級感があり、
これを持つこと自体がひとつのステータスとなっています!
なお、
発行に際しては別途発行手数料30,000円(税込)が必要です。
2.基本情報とメリットについて
利用限度額は?
利用限度額は、
一律の制限がありません。
個人に合わせた設定となっていて、
ほとんど限度額を気にすることなく利用できるのが特徴です。
ただ、
数千万円単位の高額な決済の場合、
事故などの防止のために事前承認や確認の電話が入ることはあるようです。
事前に連絡をしておけば、
高級車や家さえもカードで決済可能という話もあります!
世のセレブはそんな風にプレミアムカードを利用しているのでしょうか。
非常に高いステータスを感じます。
最強のサブカードが無料で持てる
ダイナースクラブ プレミアムカードの最大のメリットのひとつが、
「TRUST CLUB ワールドエリートカード」(Mastercardの最上位ランク)をコンパニオンカードとして無料で発行できる点です!
ダイナースは使えるお店が少ないというイメージがありますが、
このMastercardを併用することで、
世界中どこでも決済に困ることがなくなります。
この2枚持ちができる点は、
アメックスにはない大きな強みと言えます!
家族カードは?
家族カードもあります。
しかも家族カードの年会費は無料です!
本会員としての年会費は高額ですが、
家族カードは何枚発行しても無料で作れるのだそうです。
家族会員は、
配偶者・親・子ども(18歳以上)が対象となります。
ポイントと還元率
ダイナースクラブ プレミアムカードのポイントプログラムは「ダイナースクラブ リワードプログラム」です。
通常のダイナースクラブカードよりも優遇されており、
基本100円につき1.5ポイントが貯まります(還元率1.5%相当)。
※一部加盟店を除く
さらにポイントの有効期限はありません。
失効しないポイントがこれだけの高還元で貯まるというのは、
かなりのメリットではないでしょうか?
マイルへ移行
ポイントをマイルへ移行すると、
旅の選択肢が広がります。
「ダイナースグローバルマイレージ」に参加すると、
ポイントを参加航空会社のマイレージに移行することができます。
通常は年間参加料(6,600円)が必要ですが、
プレミアムカード会員は無料になります!
※1,000ポイントにつき1,000マイルに換算し、参加航空会社のマイレージに移行いただけます。
※「全日本空輸(ANA)」「ユナイテッド航空」「大韓航空」などの航空会社のマイルにポイント移行できます。
ただし注意点として、
ANAマイルへの移行上限は年間40,000マイルまでとなっています。
その他の航空会社は年間100,000マイルまで移行可能です。
3.付帯保険の条件に注意!
海外旅行保険は最高1億円の補償が付帯していますが、
現在は利用条件付き(利用付帯)となっています。
旅行代金をカード決済することで補償が適用される仕組みのため、
「持っているだけで安心」というわけではない点に注意が必要です。
具体的な適用条件は必ず公式サイトで確認しましょう。
補償内容は、
以下のようになっています。
・傷害死亡・後遺障害:最高1億円
・傷害・疾病治療費用:最高1,000万円
・賠償責任:最高1億円
・携行品損害:最高100万円
・救援者費用:最高500万円
なお、
本会員には及びませんが、
家族にも傷害死亡・後遺障害などの補償が家族特約として付帯されています。
国内旅行保険
国内旅行傷害保険についても、
同様に利用条件を確認しておくのが安全です。
・傷害死亡・後遺障害:最高1億円
・入院:日額5,000円
などの内容となっているそうです。
その他の付帯保険
その他にも、
航空便遅延費用やショッピング保険、
キャンセル費用の損害を補償するキャンセルプロテクション、
外貨盗難補償保険、
ゴルファー保険などが付いているそうです。
また、
プレミアムカードを利用して購入したものが、
購入日から90日以内に破損・盗難・火災などで損害があった場合、
年間500万円まで補償してくれるというショッピングリカバリーもあります。
万一の時にも安心ですね!
4.プレミアムな特典がすごい!
空港ラウンジ
ダイナースクラブは、
空港ラウンジのサービスが充実しているのが特徴です。
国内の主要空港にあるラウンジと、
海外のダイナースクラブ対象ラウンジを利用することができます。
さらに、
ダイナースクラブ プレミアムカードの会員は、
世界中の空港ラウンジを利用できる
「プライオリティ・パス」のプレステージ会員に無料で登録することができます!
こちらは本会員だけではなく、
家族会員も無料で登録できるのが凄まじいメリットです。
※同伴者の利用料金や無料回数などの詳細は、カード種別や最新の規約によって異なるため注意が必要です。
このカードがあれば、
世界中の空港で搭乗待ちの時間を優雅に過ごすことができますね。
旅行に関する特典
「一休.com」のダイヤモンド会員資格が永続付与されるなど、
国内・海外の有数のラグジュアリーホテルや旅館での優待特典があります。
また、
トラベルデスクを利用しての50万円以上の購入で、
空港送迎タクシーサービスが片道無料で手配してもらえたり(成田・羽田・中部・関西)、
指定パーキングが旅行期間中無料になる空港パーキングサービスが受けられたりするのだそうです。
他にも手荷物無料宅配サービスや、
海外でのサポートが受けられる海外トラベルデスクもあります。
痒い所に手が届くような旅行に関する特典がたくさんあるので、
会員がダイナースのトラベルデスクを通して旅行を手配するメリットは大きいと思います!
グルメに関する特典
ダイナース(食事をする人)クラブという名の通り、
グルメに関する優待も盛りだくさんです。
中でも、
予約が難しい高級料亭を会員に代わり予約してくれるという「料亭プラン」はステイタスを感じます。
また、
対象のレストランでの2名以上の利用で、
会員1名分が無料となる「プレミアム エグゼクティブダイニング」は非常に強力な特典です!
通常カードよりも対象店舗が多く、
一流店での食事が半額になるようなものなので、
これだけで年会費の元を取る人も多いようです。
プレミアムデスク
こちらは、
24時間365日年中無休のコンシェルジュサービスです。
チケットの予約や贈り物の相談、
レストランの予約や旅行の計画まで、
個々のニーズに応じたきめの細かいサービスとサポートを提供してくれるそうです。
まるで専属の執事のように会員の要望に応えてくれるというコンシェルジュサービスは、
プレミアムカードを持つ醍醐味を味わうことができるサービスと言えそうです!
コンシェルジュサービスを使いこなしてこそ、
高額な年会費を支払ってプレミアムカードを持つ意義があるのかもしれません。
その他もいろいろ
ゴルフに関する特典も充実しています。
名門ゴルフ場を会員に代わって予約してくれるサービスや、
会員優待価格でのプレーが可能になるなど、
ゴルファーの満足度は高そうですね。
また、
銀座にある会員専用ラウンジ「ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」を利用できるのも、
プレミアムカード会員だけの特権です。
銀座の中心で、
飲み物を楽しみながら休憩できるスペースがあるのは贅沢ですね!
5.プレミアムカードを取得するには?
インビテーションが必要
ダイナースクラブ プレミアムカードを取得するには、
原則としてインビテーション(招待)が必要です。
基本的には、
通常のプロパーカードであるダイナースクラブカードを所有して綺麗に使い続け、
ダイナースからインビテーションを受けてからやっと取得できるカードです。
インビテーションを受ける時期は、
ダイナースクラブカードを取得してから1年で招待されたという人もいれば、
数年かかったという人、
また何年かかっても招待されない人もいるのだとか。
審査と条件は?年収は?
プレミアムカードの招待を受ける条件は、
非公開のため詳細は分かりません。
以前に比べてインビテーションの基準が変化しているという噂もあるようですが、
それでも取得には一定の条件をクリアしなければいけないと思われます。
年齢は27歳以上、
会社員なら年収1,000万以上が目安という話もありますが、
年収500万円前後でも招待が来たというケースもあるようで、
個々の属性や利用実績によって一概には言えないようです。
高額決済よりも、
「毎月コンスタントに使っているか」が重要視される傾向にあるとも言われています。
紹介してもらうという方法
インビテーションを待つ以外に、
既存のプレミアムカード会員から紹介してもらうことで入会審査を受ける方法もあります。
もし身近にプレミアム会員がいたら、
紹介してもらうのがカード取得の近道かもしれませんね!
6.ブラックカードの噂と実態
以前は招待状にワインが?
プレミアムカードのインビテーションは、
以前は希少価値が高く、
招待状とともにワインが届いた時代もあったそうです。
しかし現在は、
高級感のある黒い封書やボックスで届くことが一般的です。
○○すると招待される?
プレミアムカードのインビテーションは謎に包まれている部分多いため、
巷ではいろいろな噂があります。
例えば、
高級時計や車をカードで買うと招待が来やすいというのもそのひとつです。
また、
いわゆる夜のお店などの利用が多いと招待されないとか、
リボ払いは良くないだとか、
一度でも残高不足を起こした過去があると招待を受けることはないなどと言われています。
実際はどうかというと、
あくまで噂の域を出ませんが、
綺麗な決済履歴(クレジットヒストリー)を積み重ねることが一番の近道であることは間違いありません!
カードの他に届くものがある
プレミアムカードの入った封筒の中には、
カードの他に挨拶状やベネフィットガイドが同封されています。
また、
プレミアム会員の誕生日には、
毎年バースデープレゼントが届くのだそうです!
折りたたみ傘やモバイルバッテリー、
特製フォトフレームなど、
その年によって内容は違いますが、
ダイナースからお祝いしてもらえるなんて、
なんともプレミアムですね!
7.ANAダイナース・プレミアムカード
ANAとの提携カード
ANAとの提携カード「ANAダイナース プレミアムカード」というカードがあります。
もちろん券面は黒、
プレミアムな特典満載のブラックカードです。
ダイナースクラブ プレミアムカードの特典の他に、
ANAが提供するサービスも受けられるので、
ANAをよく利用する人ならメリットを感じられるカードなのではないでしょうか。
年会費は?特徴は?
現行年会費は170,500円(税込)と、
通常のダイナースクラブ プレミアムカードよりさらに高額です。
なお、
こちらも2026年3月より198,000円(税込)への改定が予定されています。
最大の特徴は、
国内線利用時に「ANAラウンジ」を利用できる点です!
また、
入会時や継続時に10,000マイルのボーナスマイルがもらえる特典もあります。
ANA航空券の購入で還元率がアップするなど、
空の旅を極めたい人には最強のカードと言えそうですね。
8・まとめ
憧れのブラックカード、
ダイナースクラブ プレミアムカードはその高額な年会費もなるほどと思わせる、
プレミアムな特典が溢れているようです。
中でも細やかに願いを叶えてくれるコンシェルジュサービスや、
2名以上の食事で1名無料になるダイニング特典は魅力的ですね。
こういったサービスを使いこなせる人なら、
きっと満足度が高いカードだと思われます!
以前よりインビテーションが来る基準が変わったとはいえ、
やはり取得や維持が難しいカードであることは間違いないでしょう。
取得を目指す人は、
まずは通常のダイナースクラブカードを作成し、
実績を積み重ねることから始めてはいかがでしょうか。