関西の2大ICカード「ICOCA・PiTaPa」の
特徴と選び方
- ページ更新日:12月24日
1.ICOCAとは?(スマホ対応・種類)
「ICOCA」はJR西日本が発行している、
ICカードに切符の機能をプラスした「交通系電子マネー」です。
ICOCAにお金をチャージすることで、
改札機にタッチするだけで運賃を自動精算することができます!
近畿圏であれば、
JR線だけでなくほとんどの私鉄や地下鉄、
バスで利用できますし、
電子マネーとしてコンビニや自販機での買い物に使用することも可能です。
ICOCAを利用すれば行き先までの運賃を計算して、
切符を買う手間もかかりませんし、
計算間違いもおきません。
タッチ1回で改札機を通ることができますから、
改札で並んだり、
券売機で並んだりといったストレスもなくなります!
カードタイプのICOCAは「みどりの窓口」や「自動券売機」で購入することができます。
JR西日本以外でも、
近鉄や京阪など私鉄の駅窓口でも販売されています。
さらに現在は、
スマホで使える「モバイルICOCA」や「Apple PayのICOCA」も登場しており、
カードを持ち歩かずにスマホだけで改札を通る人が増えています。
▼【「ICOCA」にはどんな種類がある?】
ICOCAには現在、
利用する端末や用途に合わせて以下の種類があります!
① モバイルICOCA(Android向け)
② Apple PayのICOCA(iPhone/Apple Watch向け)
③ カード型ICOCA(無記名/記名式/定期券/こども)
④ SMART ICOCA(※新規発行は終了)
まず、「モバイルICOCA」や「Apple PayのICOCA」は、
お持ちのスマートフォンにアプリを入れて使うタイプです。
券売機に並ばなくても、
スマホの操作だけでクレジットカードからチャージや定期券購入ができるため、
現在もっとも利便性が高い方法です!
次に、
従来の「無記名ICOCA(カード型)」は誰でもすぐに購入できるタイプです。
カード型の販売価格は1枚2,000円です。
販売価格のうち500円がデポジット代金(カード保証金)となるので、
残りの1,500円が購入時にチャージ(入金)されています。
「こどもICOCA」は小学生までの子供が利用できる「記名式のICOCA」です。
購入時には利用者本人(お子様)の保険証などが必要となります。
「ICOCA定期券」は、
通勤や通学に使う定期券機能をつけたものです。
これも券売機やみどりの窓口で購入することができます。
最後に、
「SMART ICOCA」というカードについてですが、
SMART ICOCAの新規申し込み受付は終了しています。
(※2024年12月時点の情報)
現在SMART ICOCAをお持ちの方は引き続き利用可能ですが、
クイックチャージ機の一部サービス終了などの計画も発表されているため、
これから新しく作るなら「モバイルICOCA/Apple PayのICOCA」がおすすめです。
2.ICOCAとPiTaPaの決定的な違い
関西の交通系ICカードには、
「ICOCA」と「PiTaPa」の2種類が有名です!
それぞれにメリットやデメリットがあるので、
自分の生活スタイルに合わせて選びましょう。
2つのカードの大きな違いとして、
「ポストペイ型(PiTaPa)」か、
「プリペイド型(ICOCA)」かという点が挙げられます。
**ICOCA(プリペイド型)の特徴**
ICOCAは事前にチャージ(入金)してから使用する前払い式です。
残高が減ったらチャージが必要ですが、
「使いすぎを防げる」「誰でもすぐに発行できる」というメリットがあります!
JR西日本エリアを中心に、
全国の交通系ICカード対応エリアで幅広く使えます。
**PiTaPa(ポストペイ型)の特徴**
PiTaPaは「後払い式(ポストペイ)」です。
PiTaPaエリア(私鉄・地下鉄メイン)の改札を通る際、
事前のチャージは不要で、
使った分が後日銀行口座から引き落とされます。
最大のメリットは「チャージの手間がない」ことですが、
クレジットカードと同様に審査があるため、
申し込みから発行までに2週間〜1ヶ月ほどかかる場合があります。
**【注意点:PiTaPaでもチャージが必要な場合】**
ここが一番の落とし穴ですが、
PiTaPaの後払い機能は「PiTaPaエリア(私鉄・地下鉄)」でしか使えません。
JR西日本(ICOCAエリア)でPiTaPaに乗る場合は、
PiTaPaカードにあらかじめ現金をチャージしておく必要があります!
(※JRに乗る分は後払いになりません)
また、
PiTaPaは1年間に1度も使わなかった場合、
維持管理料として1,100円(税込)などの費用がかかることがあります。
(※入会月から1年間に交通利用やショッピング利用がない場合など、カードの種類によって条件は異なります)
3.ICOCAの利用履歴を確認する方法
交通費の精算などで、
ICOCAを使ってどの区間を利用したのか知りたい時がありますよね。
ICOCAの利用履歴を知りたい場合、
いくつかの確認方法があります!
**① 駅の自動券売機で確認**
もっとも簡単なのは駅の券売機です。
ICOCAを入れて「履歴表示」や「履歴印字」ボタンを押すことで、
利用履歴やチャージ残額を確認できます。
印字すれば領収書代わりにもなりますが、
最新の20件〜50件程度しか確認できないので、
こまめに出力する必要があります。
**② スマホアプリで確認**
「モバイルICOCA」や「Apple PayのICOCA」を使っている場合は、
アプリの画面上ですぐに履歴を見ることができます!
いつでもどこでも確認できるので、
これが一番便利な方法です。
**③ WESTER(旧 J-WEST)サービス**
JR西日本の会員サービス「WESTER」に登録していれば、
WEBサイトやWESTERアプリからも履歴を確認できる場合があります。
(※利用しているICOCAの種類や登録状況によります)
**④ 自宅のPCで確認(PaSoRi)**
カード型ICOCAの中身を自宅で確認したい場合、
ソニーの「PaSoRi(パソリ)」というICカードリーダーを使う方法もあります。
PCに接続してICOCAをかざすことで、
利用年月日・入場駅・出場駅・チャージ残高などを読み取れます。
確定申告などで大量の履歴を処理したいフリーランスの方などに人気があります!
4.ICOCAを紛失した場合の手続き
ICOCAを紛失してしまった場合、
すぐにみどりの窓口や改札口の係員さんに事情を連絡をして、
「紛失再発行手続き」を行いましょう。
ただし、
再発行できるのは「記名式ICOCA」「ICOCA定期券」「SMART ICOCA」に限られます。
**【無記名ICOCAは再発行不可】**
名前が登録されていない「無記名ICOCA」は、
誰の持ち物か証明できないため、
紛失しても再発行(残高の補償)は一切できません。
心配な方は、
購入時に「記名式」を選ぶか、
スマホのICOCAへの移行をおすすめします!
**【再発行の手数料】**
再発行には手数料がかかります。
現在の規定では、
「再発行手数料520円」+「デポジット代500円」の合計1,020円が必要です。
(※手数料は変更になる場合があるため、窓口でご確認ください)
**【SMART ICOCAの場合】**
クレジットカード機能と紐付いている「SMART ICOCA」を紛失した場合、
不正にチャージされて悪用されるリスクがあります!
気づいたらすぐに「SMART ICOCA紛失専用ダイヤル」へ連絡し、
利用停止の手続きを行ってください。
**SMART ICOCA紛失専用ダイヤル**
電話番号:078-382-8692
(または 06-4868-8692)
※24時間/年中無休
利用停止をしないままでいると、
勝手にチャージされて使われてしまう恐れがあります。
必ず「利用停止」と「再発行」の手続きをセットで行うようにしましょう!
5.まとめ
「ICOCA」と「PiTaPa」は関西で生活する上で欠かせないICカードです。
**ICOCA**:前払い式。JRも私鉄も使いやすい。スマホ対応(モバイルICOCA/Apple Pay)でさらに便利に!
**PiTaPa**:後払い式。関西の私鉄・地下鉄メインの人におすすめ。
それぞれの機能や特徴を理解して、
自分のライフスタイルに合ったカードを選んでください!