「借入」の仕組みを正しく知ろう!
失敗しないための審査と法律の基礎知識
「借入(かりいれ)」とは、お金の遣り取りだけでなく、
広い意味ではモノを借りること全般を指します。
しかし、一般的には
「金融機関からお金を借りること」を
イメージする場合がほとんどですよね。
キャッシングやカードローンを利用する前に、
トラブルを防ぐためにも「借入」の仕組みや
専門用語の意味を正しくチェックしておきましょう。
2.借入の審査!信用情報の保存期間に注意
3.総量規制のルール!貸金業者からの借入制限
4.上限額の決まり方!「残高」と「枠」の考え方
5.証明書類が必要なライン!収入証明の提出条件
6.虚偽は厳禁!正確な申告が審査通過の鍵
まとめ
- ページ更新日:1月29日
1.借入の主な方法!自分に合った窓口を知る
ひとことで「借入」と言っても、
個人が金融機関からお金を借りる方法は、
大きく分けて3つのルートがあります。
・銀行や信用金庫の目的別ローン
・消費者金融や銀行のカードローン
・クレジットカードのキャッシング枠
一般的な個人利用では、
カードローンやキャッシングを利用することが
最も身近な借入方法と言えます。
最近ではアプリ完結型のスマホローンなども
普及していますが、法律に基づいた契約を結び、
利息を払って借りるという意味では、
これら3つが基本の借入方法となります。
2.借入の審査!信用情報の保存期間に注意
金融機関から借入をする場合、
初回申し込み時に必ず「審査」があります。
貸したお金が確実に返済されるかを判断するため、
審査では「信用情報」が重視されます。
ここには、過去の取引履歴が記録されており、
情報の保持期間が定められています。
一般的な支払いや契約の履歴は、
契約終了(完済)から「5年以内」が目安です。
ただし、自己破産などの官報情報は
全国銀行個人信用情報センター(KSC)にて
「7年以内」保持されるケースもあります。
将来の借入に備えて、スマホ代などの
日々の支払いを遅らせないことが大切ですね。
3.総量規制のルール!貸金業者からの借入制限
借入を考える上で避けて通れないのが
「総量規制(そうりょうきせい)」です。
これは貸金業法という法律に基づき、
「個人の借入総額は年収の3分の1まで」
と制限されている制度のこと。
消費者金融やクレジットカード会社などの
「貸金業者」からの借入が対象となります。
銀行ローンは法律上の総量規制の対象外ですが、
現在は過剰融資を防ぐための自主規制により、
同等の基準で厳しく審査されるのが一般的です。
なお、おまとめローンや緊急時の費用など、
一部このルールの「例外」となるケースもあります。
4.上限額の決まり方!「残高」と「枠」の考え方
借入の「上限額」については、
正しく理解しておきたい計算ルールがあります。
法律上の総量規制で基準となるのは、
貸金業者から「実際に借りている残高」の合算です。
しかし、実際の審査の現場においては、
契約中の「利用限度額(枠)」の合計も
慎重にチェックされることになります。
例えば、枠だけあって使っていないカードも、
審査上は「いつでも借りられる状態」とみなされ、
新規審査に影響することがあるのです。
不要な借入枠がある場合は整理しておくことで、
新しい審査がスムーズに進むこともありますよ。
5.証明書類が必要なライン!収入証明の提出条件
借入の申し込みにあたって、
「収入証明書類」の提出が必須となるラインがあります。
貸金業法の規定により、以下のいずれかに
当てはまる場合は、源泉徴収票などの
証明書類を提出しなければなりません。
・1社での借入希望額が50万円を超える場合
・他社を含めた借入総額が100万円を超える場合
銀行の審査でも、これに準じた金額設定で
書類提出を求められるケースがほとんどです。
高額な借入を検討している方は、
あらかじめ最新の証明書類を手元に準備しておくと、
手続きをスピーディーに進めることができますね。
6.虚偽は厳禁!正確な申告が審査通過の鍵
借入の申し込み時に、
最もやってはいけないのが「虚偽の申告」です。
他社の借入件数を少なめに書いたり、
年収を多めに申告したりしても、
信用情報を照会すれば嘘はすぐに判明します。
嘘がバレた時点で審査落ちはほぼ確定
してしまうと考えたほうがよいでしょう。
雇用形態や勤続年数についても同様です。
金融機関は、情報の数値の良し悪しだけでなく、
「申告内容の誠実さ」も見ています。
現状をありのまま、正確に伝えることが、
結果として金融機関からの信頼を得て、
借入を成功させるための最短ルートになりますよ。
7.まとめ
「借入」という言葉の持つ意味と、
初めての際に知っておくべき仕組みを解説しました。
・信用情報の保持は原則5年、官報情報は7年が目安
・総量規制は「借入残高」が基準だが、審査では「枠」も重要
・50万円超または合計100万円超の借入は収入証明が必須
各金融機関の広告を見ると、
借入はとても手軽で便利なものに見えるかもしれません。
しかし、借入は未来の自分からお金を借りる行為です。
仕組みを正しく理解し、計画的に利用することで、
社会的責任を果たすスマートなマネーライフを
送っていきましょうね。