大学生の初めての1枚!
失敗しない選び方と審査の仕組み
大学生になると、
クレジットカードを持つ機会が一気に増えますよね。
今ではネットショッピングや、
普段の買い物、
サブスクリプションの支払いなどで、
クレジットカードが必需品と言ってもいいのではないでしょうか。
大学生でも作れる可能性がある、
そんなクレジットカードは一体どのぐらいあるのでしょうか?
2・所有率は大学生の60%超え?
3・18歳成人の注意点!契約責任とは
4・限度額が決まる「仕組み」を知ろう
5・親に内緒でクレジットカードを作るには?
6・キャッシング枠の申込みをしない
7・ETCカードを作るには?
8・海外に留学するときはクレカの2枚持ち
9・比較のポイントは?即日発行できるの?
10・まとめ
- ページ更新日:12月26日
1・クレジットカードを学生がつくるには?
クレジットカードは借金と同じ仕組みです。
お金を払わずにクレジットカードを提示するだけで、
商品を受け取ることができます。
それはなぜかと言うと、
商品を購入する人の代わりに、
クレジットカード会社が商品の代金を立て替えてくれているからです。
その立て替えてもらったお金を、
1回払いであれば後日利息を付けずに、
お金を返せばいいことになります。
通常、
借金は返済の見込みがある人しかできないのではないでしょうか。
大学生でも、
アルバイトなどで毎月収入を得ている人は多いことでしょう。
したがって、
その収入で返済できる範囲であれば、
お金を貸してくれる会社は存在します。
その一つとして、
クレジットカードが代表的なものでしょう。
ただし、
どこのクレジットカードでも申込みをすることが可能かと言うと、
カードの種類によって条件が異なりますので、
大学生は選択範囲がある程度限られてくるのではないでしょうか。
しかし、
仕送り生活でアパート暮らしをしている人は、
少しでも節約をしたいところですよね。
クレジットカードは仕組みとしては借金ではあるのですが、
今の時代の節約生活には欠かせないものになりつつあります。
クレジットカードのポイントを溜めて、
お得な買い物をしたり、
割引サービスを受けたりすると、
少しでも節約につながるでしょう。
そこで、
大学生がクレジットカードを作るときに注意すべき点をお話ししますので、
一緒に見ていきましょう。
2・所有率は大学生の60%超え?
日本クレジット協会が行った、
大学生に対するアンケート(令和元年度)では、
クレジットカードの所持率は61.1%という結果が出ています。
キャッシュレス化が進んだことで、
「現金しか持っていないと不便」な場面が増えたことも要因でしょう。
調査結果からも、
大学生の半数以上がクレジットカードを所有していることが分かります。
大学生の頃から、
クレジットカードを持っている人は結構いるのではないでしょうか。
クレジットカードは、
先にも話をした通り一種の借金契約です。
借金と言うことは、
安定した収入がないと難しそうに感じますが、
大学生でも実に多くの人が契約できる状態になっているのが分かるでしょう。
クレジットカードを作成しても、
中には会員証代わりにしか利用していない人もいるかもしれません。
したがって、
全ての人が頻繁に利用しているわけではないでしょうが、
かなりの人数が高校を卒業してからまもなく、
自分名義のカード契約をしていることが分かります。
3・18歳成人の注意点!契約責任とは
大学生でクレジットカードを申込みするときに、
心配になるのが年収ではないでしょうか。
一般的に、
社会人であれば働いている年収をそのまま申込書に記載をすればいいでしょう。
しかし、
大学生の場合はどうなるのでしょうか。
特に、
以前は未成年だった18歳・19歳の扱いはどうなるのか気になりますよね。
実は、
2022年4月の民法改正により、
成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
これにより、
18歳以上(高校生を除く)であれば、
親の同意がなくても自分の意思でクレジットカードを契約できるようになっています。
ここで最も注意すべきなのが、
「未成年者取消権」が使えなくなるという点です。
未成年の契約であれば、
親の同意がない契約を取り消すことができましたが、
成人となると契約はすべて自己責任となります。
学生専用カードなど、
収入が少なくても申し込めるカードは多いですが、
一度契約したら支払い義務が自分に発生することを忘れてはいけません。
政府広報や消費者庁でも、
契約に関する責任の重さについて注意喚起がなされています。
万が一延滞になった場合には、
自分の信用情報(クレヒス)に傷が付き、
将来のローン契約などに影響が出ますので気を付けましょう。
4・限度額が決まる「仕組み」を知ろう
クレジットカードの限度額は、
一体どのようにして決まるのでしょうか。
基本的には、
「割賦販売法」という法律にある、
包括支払可能見込額の調査義務に基づいて算出されるケースが一般的です。
計算式の目安は以下のようになります。
年収等 - 生活維持費 - クレジット債務
上記の計算で、
求めた数字に0.9を乗じたものが、
法的に支払い可能とされる限度額の目安(上限)となります。
生活維持費というのは、
法律で定められた標準的な生活費のことで、
世帯人数や住居形態によって決められています。
そして、
クレジット債務と言うのは、
2ヵ月を超える支払い(分割やリボなど)の年間支払予定額を指します。
この計算式はあくまで「法律上の上限目安」であり、
実際にはここからさらに、
各カード会社の審査基準によって限度額が設定されます。
そのため、
計算上はもっと高い枠が出せそうでも、
大学生の場合は10万円~30万円程度に設定されるのが現実です。
やはり、
信用を積み重ねないうちは、
限度額もいきなり高額なところからははじまらないと言うことでしょうか。
学生の間は使いすぎ防止のためにも、
このくらいの限度額が安心とも言えます。
5・親に内緒でクレジットカードを作るには?
大学生が両親に知られないでクレジットカードを作るには、
どうすればよいのでしょうか。
先ほど触れたように、
現在は18歳以上(高校生除く)で成人となります。
そのため、
法律上は「親の同意書」は必要なくなりました。
つまり、
自分の意思で申し込みが可能です。
ただし、
支払い請求書などの郵送物は、
自宅に届かないようにしておく必要があります。
多くのカード会社で、
「WEB明細」を選択すれば利用明細の郵送はなくなりますが、
注意が必要なのはカード本体の受け取りです。
カード本体は、
防犯上の理由から「簡易書留」などで自宅に届くのが基本です。
完全に内緒にするなら、
スマホ上でカード番号が発行される「ナンバーレスカード」などを選ぶ必要があります。
ただし、
デジタル発行であっても、
スマホでの本人確認(eKYC)が完了しなかったり、
審査状況によっては郵送でのやり取りが必要になったりする場合もあります。
「絶対に郵送なし」と断言できるわけではない点に注意が必要です。
また、
法律が変わったとはいえ、
支払いが遅れれば実家に連絡がいく可能性もあります。
契約は自分自身の責任になることを忘れないでください。
6・キャッシング枠の申込みをしない
大学生がクレジットカードの申込みをするときに、
一緒にキャッシングの申込みができます。
利用可能額が5万円や10万円など、
クレジットカード会社によって限度額が異なるようです。
また、
学生でも審査に通ればキャッシング枠は利用可能になるでしょう。
ただし、
キャッシングについては手軽にお金を引き出せるため、
カードを使い慣れていないうちは使いすぎてしまう危険性があります。
そのため、
できればキャッシング枠を付けない(0円)で、
クレジットカードの申込みをすることをお勧めします。
どうしても現金が足りないのであれば、
そのときは親に相談をするなどして、
安易にキャッシングを使わないようにしてください。
はじめから、
キャッシング枠を付けてクレジットカードの申込みはできる限り避けるようにしましょう。
一度利用すると、
利息もかかり、
借りたお金を返すのが大変になります。
クレジットカードなどの利用になれていないうちは、
お金の管理がしっかりと自分でできるようになってから、
検討するようにするといいでしょう。
現金が足りないときは、
生活を工夫する努力をして、
収入の範囲内で生活できる癖を作るようにしてください。
7・ETCカードを作るには?
帰省や旅行でレンタカーや家の車を使うという人もいるでしょう。
そんなときは、
深夜割引や休日割引を利用できるETCカードを使って、
少しでも節約をしたいという人もいるのではないでしょうか。
ETCを利用するには、
原則としてクレジットカードが必要になります。
大学生でもクレジットカードの審査に通れば、
追加カードとしてETCカードを作ることが可能です。
もし運転免許を持っていて高速道路を利用する予定があれば、
クレジットカードを申込みするときに、
ETCも一緒に申込みをするといいのではないでしょうか。
8・海外に留学するときはクレカの2枚持ち
海外に大学生が留学をしたり、
卒業旅行に行ったりするときには、
多額の現金を持ち歩くよりはクレジットカードを持った方が安全でしょう。
そして、
できれば国際ブランドが違うものを2枚持つことをおすすめします。
例えば、
1枚目を「Visa」で作ったなら、
2枚目は「Mastercard」にする、
といった組み合わせです。
海外のお店などでは、
「Visaは使えるけどJCBは使えない」
「機械の不具合で1枚目が読み込めない」
といったトラブルが起こり得ます。
そんな時に、
1枚しか持っていないと買い物ができず困ってしまいますので、
念のためサブカードを作っておくといいのではないでしょうか。
また、
海外旅行傷害保険が「自動付帯」か「利用付帯」かも確認しておくと、
万が一の病気や怪我の際に役立ちます。
9・比較のポイントは?即日発行できるの?
クレジットカードは色々な種類があるので、
なにがいいのか本当に迷うでしょう。
まずは、
少しでも節約になるものを選ぶといいのではないでしょうか。
ポイント還元率がいいものや、
そのポイントがどこで使えるのかをチェックするといいでしょう。
あまり利用価値のないポイントであれば、
ポイントが溜まっても意味がないかもしれませんね。
ネットショッピングをするのであれば、
Amazonなのか楽天市場なのか、
よく利用するサイトによってお得なカードは違ってきます。
また、
すぐにカードが欲しい人は、
「即日発行」に対応しているカードがお勧めですが、
それぞれ条件があります。
例えば、
エポスカードで即日発行するには、
WEB等の申込み後に「マルイ店舗での受け取り」が必要です。
セゾンカードデジタルなどは、
公式で「最短5分発行」とされていますが、
これは24時間いつでもではなく、
審査対応時間内であることや、
スムーズに本人確認が完了した場合に限られます。
急いでいる場合は、
公式サイトで「受付時間」や「発行条件」をよく確認してから申し込むようにしましょう。
10・まとめ
大学生でも、
クレジットカードは審査に通過すれば作成をすることはできるでしょう。
最初の1枚目は、
携帯電話の未払いなど信用情報に問題がなければ、
作れる可能性は高いのではないでしょうか。
クレジットカードの審査については、
ここで解説した法律(割賦販売法)の枠組みなどをベースに、
各社が総合的に判断します。
現在は18歳で成人となりますので、
親の同意書なしで自分の責任において契約することになります。
自分自身にとってお得で便利なクレジットカードを見つけて、
まずは1枚を作成して計画的に使用する練習をしてください。
学生のうちに良いクレヒス(利用実績)を作っておくと、
社会人になってからゴールドカードなどを目指す際にも有利になるでしょう。