ドコモのタブレット解約はWebで完結!
違約金と注意点を解説♪
携帯電話ショップで新しいスマホを契約したとき、
それとは別に「タブレット」を勧められたことはないでしょうか?
まるで、
店員さんには「ノルマ」でもあるかのように、
案内されることが多いですよね?
我が家の母も、
タブレットを一緒に勧められて購入することになりました。
「使うの?」と聞いたら「だってタダだって言われたから」とのこと・・。
「タダほど怖いものはない」
これって辞書に載せてもいい言葉ですよね?
世の中に無料の物って存在しないんです。
どんな物にもそれを制作するのに携わった人がいて、
その人への報酬が0円になるということ自体がありえないのです。
何らかの形でその報酬は捻出され、
タブレットを作ってくれた人に支払われる仕組みになっています。
つまり、
タブレットの本体自体はタダだと言われても、
基本料金にその分がちゃんと上乗せされていたり、
月額利用料に組み込まれていたり・・。
結局はタブレットを利用しない方が、
トータルで払うお金が少ないということは
当たり前の話なのです。
そのため、「タダ」という言葉だけで契約してしまうのは
おすすめできません。
もちろんタブレットを有効活用している人にとっては、
携帯各社のプランにはお得なものが多いですよね。
そうではなく・・。
「言われたままなんとなく契約してしまった人」
「最近は利用頻度が減ってきたという人」
という悩みを持つ方へ。
「ドコモのタブレット」を例に挙げて、
最新の解約手順と、
解約にまつわるお話をご紹介させていただきます♪
ゆっくり確認していきましょう。
- ページ更新日:11月26日
1.タブレットの解約方法(ドコモの場合)
かつてドコモのタブレットを解約する時は、
わざわざショップに出向く必要がありましたが、
現在は「My docomo(Web)」での解約が
一般的な手続き方法となっています。
もちろんドコモショップ店頭でも解約は可能ですが、
来店予約が必要だったり、
待ち時間が発生したりと手間がかかります。
Web手続きであれば、
スマホやパソコンから「dアカウント」を使ってログインし、
画面の案内に従って進めるだけでOKです。
自宅にいながら、好きなタイミングで解約が完了するのは
大きなメリットですね。
「契約名義人本人」のアカウントであれば、
誰かに気を使うことなく、
サクッと解約処理を済ませることができます。
一方で、
操作に不安があるためショップで手続きしたいという場合は、
やはり「本人確認」が必要です。
「運転免許証」や「健康保険証」などの
身分を証明する「公的証明書」を持参しましょう。
店頭では引き止めにあう可能性もゼロではありませんが、
「使いこなせなかった」「家計を見直したい」と
ハッキリ伝えれば大丈夫です。
また、
Web解約なら関係ありませんが、
ショップに行く際に「絶対姑じゃ無理だあ!」と思う場合は、
これまで通り「委任状」という手段も有効です。
各ショップではどうしても契約者本人が
手続きに出向けない時のための、
代理手続きを依頼する「委任状」の用紙が用意されています。
(Web上で検索して自宅でプリントアウトすることも可能です。)
委任状に、
契約者本人が直筆で必要事項を記入し、
代理人が契約者との関係を証明する公的書類と共にショップに提出することで、
解約手続きが可能になります。
Web手続きが主流になったことで、
わざわざ委任状を用意する手間は減りましたが、
どうしても店頭で相談したい場合には、
覚えておくと心強い方法です。
2.タブレット解約時の注意点
解約にあたって一番気になるのが、
ペナルティ(違約金)ですよね。
実はここ数年でルールが大きく変わり、
現在は解約金(違約金)がかからない料金プランが
ほとんどになっています。
ただし、この時点で「もうお金はかからない」と
思い込んでしまうのは危険です。
昔は「2年縛り」などで
9,500円(税抜)がかかるのが当たり前でしたが、
その後、定期契約プランの解約金は順次見直され、
今は「解約したタイミングだからといって、
一律で高額な違約金が発生する」というケースは
かなり減ってきました。
「じゃあ、いつでも無料で解約できるのね!」
と安心するのはまだ早いです。
違約金は0円でも、
端末代金の残債は
きちんと支払う必要があります。
これが最大の落とし穴です。
ここを見落とすと「思ったよりお金がかかった…」となりがちです。
タブレットの購入代金を
36回などの分割払いにしていた場合、
解約してもその支払いは終わりません。
「実質0円」というのは、
「契約している間は、月々の割引で端末代を相殺しますよ」
という意味である場合が多く、
解約した途端に割引がなくなり、
本来の端末代金の請求だけが残るケースが
非常に多いのです。
違約金自体はなくなりましたが、
この「端末代の残り」が一括、
または分割で継続請求されることを忘れてはいけません。
例えば、
契約してからまだ半年しか経っていない場合、
数万円単位の残債があることも珍しくありません。
解約前に「今やめたらいくらかかるか」を
一度シミュレーションしておくと安心です。
解約するタイミングを見極めるためにも、
My docomoなどで
「端末代金の支払い終了月」を確認することがとても大切です。
母の場合、
店員さんの言っていることを
半分以上も理解しないまま契約してしまったので
(なんだか一生懸命だったからという理由で契約してしまいます・・・。)
当然、端末代がいつ終わるのかなんて覚えていません。
書類も部屋のどこかに紛れてしまっています。
このような時は、
My docomoの「契約内容確認」を見るか、
やはり本人を連れてドコモショップに
詳しいことを聞きに行くのが確実です。
ここでも注意です!
たとえ家族であっても、
契約内容は本人ではないと教えてはくれません。
この辺の個人情報管理はかなり徹底されています。
3.解約したタブレットの利用方法
解約したタブレットが、
お家の中でホコリをかぶったままということはありませんか?
それはとてももったいない話です。
せっかく安くはない金額を払ったのですから、
使わないと損ですね。
普段はスマホがあるからいいわと思いがちですが、
例えばクックパッドで料理のレシピを見たい時は、
断然大きい画面の方がやりやすいです。
親が使わなくても、
子供がゲームをしたりするときに楽しめますね。
居間のテレビが占領されている時は、
タブレットは第二のテレビとして活用することもできます。
(若い世代は、テレビよりも YouTube に流れてきてますね。)
家の中にWi-Fi環境がある場合や、
スマホのテザリング機能があれば
引き続きタブレットを設定して利用することができます。
ただしタブレット単体での通信機能はないので、
出先で活用することはできません。
外にタブレットを持ち歩くことはほとんどないという人は、
自宅のWi-Fiを利用した方がお得なので、
携帯キャリアとのタブレットのプランを見直してみるのも良いでしょう。
タブレットの解約は、
タブレットそのものが使えなくなるのではなく、
「タブレットのネット通信を利用する回線が
使えなくなるだけ」だということを覚えておいてください。
なお、
タブレット解約を行った時点で、
ドコモの「ケータイ補償サービス」などもなくなってしまうので、
故障や水没などの取り扱いには十分注意しましょう。
「回線は解約して、端末はお家専用のWi-Fiタブレットとして活用する」
という形にするのも、
家計的にはとても賢いやり方といえます。
家族の通信費を抑えたい人には特におすすめの使い方です。
4.まとめ
「ドコモ」を例に挙げて、
タブレットの解約方法と最新の注意点についてご説明しました!
現在はWebから簡単に解約できるようになりましたが、
その一方で、端末代金の残債というハードルは残っています。
本当は契約する前から慎重に検討するべきなのですが、
「もうあまり使っていないな」と感じたタイミングで、
回線を整理して固定費を見直すのも
大切なお金の守り方です。
家計が気になるときは、まずタブレット回線のような
「なんとなく続けている契約」から
見直してみると効果的です。
タブレット回線を解約しても、
本体はWi-Fi環境さえあればまだまだ活用できます。
今の利用状況と支払い内容を一度整理して、
「そのまま使い続けるか」
「解約してWi-Fi専用機にするか」など、
ご家庭に合った形を選んでみてください。