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PiTaPaの使い方とメリット!後払いの仕組みや保証金預託制も解説

PiTaPaの基本と仕組みを徹底解説!
関西でお得な後払い交通カード

PiTaPa」は、
関西の交通事業会社が連携して発行している「交通系電子マネー」です!

関西でスタートした「PiTaPa」ですが、
現在では全国相互利用サービスの対象エリアであれば、
全国の鉄道やバスでも利用が可能になっています。
(※エリアによりチャージが必要)

PiTaPaの最大の特徴は「ポストペイ(後払い方式)」という点ですが、
利用するエリアや改札機によってはチャージが必要な場合もあります。

少し複雑に見えるPiTaPaの使い方や、
独自のルールを詳しく確認しておきましょう!

  • ページ更新日:12月22日




1.「PiTaPa」の特徴とは?

一般的な交通系電子マネーといえばチャージ式ですが、
PiTaPa」は「ポストペイ(後払い方式)」を採用しています!

つまり、
事前にチャージをしておかなくても、
対象エリアの鉄道やバスを利用できるということです。

これは「PiTaPa」が、
実質的にクレジットカードと同じような機能(与信審査あり)を持っているからなんです。

PiTaPa」はこの特徴を生かして、
交通機関以外の様々な業者が積極的に加盟しています。

関西限定ですが、
カフェや家電量販店、
大手チェーン店でもPiTaPaの後払い方式が使える様になっています。

加盟店によってはPiTaPaカードで支払いをすると、
独自の特典が受けられるところもあります!

関西地方にお住まいの方は、
PiTaPa」を1枚持っておくだけで、
生活がお得になる場面が多くあります!



2.種類が多いPiTaPaカード!

PiTaPaカード」は多くの種類がありますが、
そのほとんどにクレジットカード機能が付いています。

提携カード会社によっては、
PiTaPa」と「クレジットカード」を2枚に分けて、
それぞれカードを発行しているところもあります。

さらに提携会社によって、
同じPiTaPaカードでも特典が変わってきます。

クレジットカードで支払いをするごとにポイントが付与されるカードもあれば、
交通機関を利用すればポイントが付与されるカードもあります。

PiTaPaカードの発行には審査がある?

PiTaPaカードは後払い方式ですので、
一般的な交通系ICカードの様に駅の券売機で手に入れることはできません。

申し込んだ時に審査があり、
審査に受からないとカードを持てません。

PiTaPaはクレジットカードの審査よりは審査内容も緩いと言われていますが、
それでも実際に落ちたという人もいます。

PiTaPaカードの種類は?

PiTaPaカードには、
大きく分けて以下の2種類があります。

①・「PiTaPaベーシックカード」

PiTaPa機能のみ搭載したシンプルなカードで、
利用料は無料です。

ただし、
1年間一度も利用履歴がないと、
維持管理料として1,100円(税込)が発生します。

ここで注意が必要なのは、
チャージをしただけでは利用履歴に含まれない」という点です。
(※交通乗車やショッピングでの支払いに使う必要があります)

PiTaPaカードの申し込み審査は三井住友カードによって行われます。

PiTaPaカードが発行されるまでには、
通常2~3週間程度の時間が必要です。

PiTaPaベーシックカードには、
かつて「保証金預託制PiTaPaカード」という種類もありました。

これは、
事前に保証金を預託することで利用できるカードでしたが、
2022年3月末をもって新規申込受付は終了しています。
(※2026年3月末でサービス終了予定)

そのため、
現在は通常の「PiTaPaベーシックカード」や、
提携カードへの申し込みが基本となります。

保証金預託制PiTaPaカード」は、
現在お持ちの方はサービス終了まで利用可能ですが、
これから新しく作ることはできませんのでご注意ください。

②・PiTaPa提携カードの発行元は?

スルッとKANSAI協議会」に加盟している交通機関等が提携して発行しています。

提携会社により様々な機能や特典があり、
クレジットカード一体化のものや、
分離型の2枚持ちタイプもあります。



3.PiTaPaカードの使い方

PiTaPaカードは、
鉄道やバスの運賃に利用できる他に、
ショッピングにも利用できます!

PiTaPaを交通機関で利用する!

PiTaPaは、
関西エリアを中心に私鉄や地下鉄・バスに乗車する際に利用できます。

加盟している交通機関により、
独自の割引サービスが受けられて、
全てのPiTaPaカードが対象になっています。

割引サービスには主に以下の3種類があります。

PiTaPa利用額の割引制度は?

PiTaPaの利用額に応じて、
運賃の割引が適用されるタイプです。

特に事前に申請しなくても、
PiTaPaカードで乗車をした時に条件によって自動的に適用されます。
(例:大阪メトロの利用額割引など)

割引のイメージ
利用額が増えれば増えるほど、
10%〜最大で約15%程度の割引が適用される仕組みです。

交通会社によっては「磁気回数カード」を販売しているところもありますが、
PiTaPaなら切符を買う手間もなく、
自動的に割引が適用されるので非常に便利でお得だと言えます。

「利用回数割引」について

利用回数割引」も、
特に事前に申請しなくてもPiTaPaカードを利用するだけで割引が自動的に適用されます。
(例:阪急電鉄、阪神電車など)

1か月に同一運賃区間を11回以上乗車している人が対象になり、
回数券のような割引率(10%〜)が適用されます。

「登録型割引サービス」について

登録型割引サービス」は事前登録が必要になります。

その代わりに割引率も大きく、
学生や通勤で特定の区間を使う場合に、
定期券よりも安くなるケースや上限額が決まるサービスなどがあります。
(例:大阪メトロのプレミアム、マイスターなど)

関西エリアで特定の路線を利用することが多い人は、
是非「登録型割引サービス」の対象路線になっていないか確認してみましょう。



4.基本チャージ不要だが例外も

PiTaPaカードは、
電子マネーですが「ポストペイ(後払い方式)」システムなので基本的にはチャージ不要です。

しかし実際には、
PiTaPaカードにはチャージ機能も付いています。

これは、
PiTaPaが全国のエリアで相互利用ができるからです。

重要なポイントとして、
2018年10月1日からJR西日本のポストペイエリアでも後払いが可能になりました!

以前はJRに乗るにはチャージが必要でしたが、
現在は関西の主要な移動であれば、
私鉄もJRもチャージ無しでスムーズに乗車できます。

ただし、
JR西日本でのポストペイ利用には条件があります。

JR西日本で後払いになる条件
・ポストペイエリア内の駅相互間での利用であること
・入場時、出場時ともに自動改札機を利用すること

上記の条件から外れる場合や、
東京(Suicaエリア)など全国相互利用サービスの対象エリア」でPiTaPaを利用する場合は、
これまで通り事前にチャージ(入金)をする必要があります。

相互利用時にはPiTaPaに事前チャージをする必要があるので、
後払い方式」「チャージ方式」どちらの機能も搭載しているのです。

PiTaPaカードへのチャージは、
自動券売機」で「IC対応」している場所であれば、
ほとんどの場所で現金チャージ可能です。

5.オートチャージもできる

PiTaPaには「オートチャージ機能」も付いています!

PiTaPaのオートチャージ機能は、
改札を通った時に残高不足の場合にチャージがされる機能です。

これは主に、
ポストペイエリア外(全国相互利用エリア)」で使うための機能です。

ただし、
オートチャージが発動する場所には制限があるので注意が必要です。

オートチャージされる場所
・PiTaPa交通ご利用エリアの改札機等
(※JR西日本、Suicaエリア等の全国相互利用エリアはオートチャージ対象外

つまり、
JR西日本のポストペイエリアや東京などで残高不足になっても、
改札機でのオートチャージは行われません。

オートチャージは、
カードの残高が1,000円以下になると、
PiTaPaエリアの自動改札を通った時に2,000円自動的にチャージされるというシステムです。
(※設定により金額は異なる場合があります)

チャージをした残高(プリペイド部分)は、
PiTaPaポストペイエリア内の交通運賃や、
後払いショッピングでは優先利用されないので注意が必要です。



6.PiTaPaショッピング

各加盟店でPiTaPaカードを使用して支払いをすると、
ショップdeポイント」が付与されます。

ショップdeポイント」とは?

・付与されるポイント還元率:通常100円=1ポイントなど
・1ヵ月ごとに集計
・500ポイント=50円として交通利用料金から自動的に割引

貯まったポイントは、
翌月以降の交通費から自動で割り引かれるため、
ポイント交換の手間がないのが大きなメリットです。
(※当月利用が無い場合には翌月繰り越し)

加盟店舗によって様々なキャンペーンを行っていて、
ショップdeポイント」の付与が10倍や20倍になるキャンペーンも実施されています。

ショップdeポイントの有効期限は、
ポイントが付与された年の2年後の3月末日までで、
期限を過ぎると失効します。

また、
提携会社のポイントを「ショップdeポイント」に交換して、
交通費の割引に充てることも可能です。

7.PiTaPaの使い方の注意点

PiTaPaは「ポストペイ(後払い方式)」システムがあるように、
他の交通系ICカードと違う点が多いので、
上手に使いこなすにはいくつかの注意点があります。

相互利用エリアでの利用はチャージが必要!

PiTaPaは関西ではチャージ不要なのが最強のメリットですが、
東京や名古屋、九州などで使う場合はチャージ(プリペイド残高)が必要です。

オートチャージの対象となっているのは、
PiTaPaエリア(私鉄・地下鉄等)の自動改札機のみです。

JR西日本や関東などのエリアで残高不足になってしまった場合は、
オートチャージはされないため、
券売機での現金チャージが必要になります。

「後払いショッピング」は加盟店のみ!

PiTaPaカードで「後払い」の買い物ができるのは、
PiTaPa加盟店のロゴがあるお店だけです。

コンビニなどにある「交通系ICカード対応レジ(ICOCAやSuicaなど)」で支払う場合は、
後払いではなく「チャージ残高からの支払い」になります。

ここを勘違いしていると、
PiTaPaがあるのにコンビニで使えない(残高不足)」という状況になるので注意しましょう。



8.まとめ

PiTaPaカードは、
交通系ICカードとしてかなり独自性が高く、
関西に住んでいるなら持っていて損はないカードです!

ポストペイ(後払い方式)」なので残高を気にせず利用ができ、
チャージの手間から解放されるのが最大のメリットですね。

関西の地下鉄・私鉄・バス、
そしてJR西日本(近畿圏)をよく利用する人は、
是非PiTaPaカードを検討してみてください!