商店街が生んだクレジット
「NC日商連」の正体と仕組み
街中でふと見かける、
「NC」というロゴマーク。
これは大手カード会社とは少し違う、
ある特別なグループのマークであることをご存知でしょうか?
地域社会の発展を目的として生まれた、
「NC日商連(協同組合エヌシー日商連)」。
その歴史や役割、
私たちの生活にどう関わっているのか、
意外と知らないその仕組みをチェックしておきましょう!
- ページ更新日:12月24日
1.NC日商連の基礎知識
各地の小売専門店などが中心となって発足した、クレジット事業を担う協同組合です。
一般的に「NC(エヌシー)」と呼ばれるこの組織は、
正確には2つの団体が連携して運営されています。
・協同組合連合会 日本商店連盟(1955年設立)
・協同組合 エヌシー日商連(1981年設立)
このうち、
クレジットカード事業の中核を担っているのが、
1981年に設立された「協同組合 エヌシー日商連(NC日商連)」です。
銀行系や信販系の大手カード会社とは異なり、
地域の商店街や専門店が主体となり、
「自分たちのお客様のためのカード」を作ろうと立ち上がったのが始まりです。
全国各地にある「NCカード」などの発行会社が加盟し、
グループとして巨大なネットワークを形成しています。
設立から40年以上が経過した現在も、
「専門店とお客様の架け橋」として、
地域商業の発展を支え続けているのです。
2.なぜ「地域密着」なの?仕組みを解説
なぜ、
大手カード会社ではなく「商店連盟(協同組合)」が必要だったのでしょうか?
その理由は、
「地域経済の活性化」こそが最大の目的だからです。
一般的なクレジットカードは全国画一的なサービスが強みですが、
NC日商連の加盟会社は、
その土地ごとの生活スタイルや、
地域住民のニーズに合わせたきめ細やかなサービスを重視しています。
加盟している各地のNCカード会社は、
地元のお祭りやイベントを支援したり、
地域独自の加盟店ネットワークを築いたりと、
まさに「顔の見える関係」での運営を行っています。
つまり、
単なる決済手段を提供するだけでなく、
「地元でお金が回る仕組み」を作るという、
商店街ならではの熱い想いが込められているのです。
この独自性こそが、
外資系や大手銀行系カードには真似できない、
強力な信頼関係を生み出しています。
3.NCカードの役割とメリット
では、
私たち利用者にとって、
どのようなメリットがあるのでしょうか?
各地で発行されている「NCカード」には、
地域によって異なりますが、
以下のような特徴を持つものが多くあります。
①・地域加盟店での優待
地元のデパート、
スーパー、
商店街の専門店などで利用すると、
ポイント還元率がアップしたり、
割引サービスが受けられたりします。
②・柔軟な支払い方法
地域によっては、
「ボーナス一括払い」や「分割払い」の手数料がお得に設定されていたり、
生活用品の購入に合わせた独自の支払いプランが用意されていたりと、
生活に寄り添った設定がされています。
③・国際ブランド付きカードも存在
地域やカードの種類によっては、
VisaやJCBなどの国際ブランドと提携し、
「世界中で使えるカード」でありながら、
「地元で一番お得なカード」という両面を持つものもあります。
お住まいの地域にどのようなNCカード会社があるかは、
公式サイトの一覧から確認できます。
もしお財布の中に、
「NC」のマークが入ったカードがあれば、
それはあなたの街を応援する最強のパートナーかもしれません!
4.まとめ
NC日商連グループは、
デジタル化が進む現代においても、
「人と人とのつながり」を大切にする商店街の心を継承する団体です。
効率化だけを求めるのではなく、
「地域の豊かさ」を守るために活動しています。
地元で「NCカード」の加盟店を見つけたら、
それは地域を愛するお店の証。
ぜひその仕組みを知って、
賢く地元のお買い物を楽しんでくださいね!
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