航空系カードの先駆けとなった特別な一枚
提携から始まった「ANAカード」への軌跡
全日空(ANA)のカードの歴史を紐解くと、
一つのルーツに辿り着きます。
それが「AECカード」です。
1980年代前半に登場したとされる、
ANA EXECUTIVE CREDITの略称で、
現在のANAカードの前身にあたる存在です。
当時のパートナーシップや、
独自のハウスカードから始まった、
ブランドの歩みを詳しく解説します。
2.誕生の背景:JCBとの提携によるハウスカード
3.ANAカードへの刷新と国際ブランドの搭載
4.マイルや優待:現代に続くサービスの原点
5.まとめ
- ページ更新日:1月22日
1.AECカード(ANA EXECUTIVE CREDIT)の定義
AECカードは、全日空(ANA)が、
1980年代前半から展開していた、
クレジットカードの名称です。
当時の資料によると、
航空会社が提携先と連携しながら進めた、
先進的なカード事業でした。
現在、私たちが利用している、
ANAカードの直接のルーツと呼べる、
歴史的な一枚なのです。
2.誕生の背景:JCBとの提携によるハウスカード
AECカードは、ANAとJCBの、
強力な提携によって誕生しました。
当初は、利用できる場所が、
ANAの航空券購入などに限定された、
独自の決済手段(ハウスカード)でした。
航空会社が主導し、
専門会社と連携して会員基盤を広げる手法は、
当時の航空業界において、
極めて画期的な挑戦だったのです。
3.ANAカードへの刷新と国際ブランドの搭載
AECカードとしての歩みは、
1984年に「ANAカード」へと、
名称が刷新されることで進化します。
その後、JCBブランドだけでなく、
VISAやMastercardといった、
国際ブランドの搭載が拡大。
ハウスカードから、
「世界中で使えるカード」へと、
利便性が飛躍的に向上したのです。
4.マイルや優待:現代に続くサービスの原点
現在のANAカードの大きな魅力である、
マイル積算や会員限定優待。
これらのサービスの根幹にある、
「顧客への還元」という考え方は、
AECカード時代に培われました。
空の旅をより身近にし、
決済を通じてお客様とつながる。
そのANAのこだわりは、
今も変わらず受け継がれています。
5.まとめ
「AECカード」は、
日本のキャッシュレス史に、
その名を残す伝説的なカードです。
JCBとの提携から始まった、
航空会社による決済への挑戦は、
現在のANAカードの繁栄を、
生み出す原動力となりました。
普段何気なく使っているカードのルーツに、
かつての熱い想いがあったことを、
ぜひ知っておいてください。