楽天銀行デビットカードの強みとは?
選ばれる理由と種類の違いを解説
今話題のキャッシュレス決済の中でも、
特に利用者が増えているのが
「楽天銀行のデビットカード」です。
以前はブランドによって年会費や還元率が異なりましたが、
現在は大幅にスペックアップし、
さらに使いやすくなっています!
楽天ペイやスマホ決済との相性も抜群な、
楽天銀行デビットカードを徹底解説します。
- ページ更新日:12月12日
1.楽天銀行デビットカードとは?
インターネットショッピングで有名な、
楽天グループの銀行である【楽天銀行】は、
様々な金融商品を取りそろえ、
楽天ポイントが一番貯まる銀行として人気です。
楽天銀行が発行するキャッシュカード一体型のデビットカードは、
クレジットカードの利便性とお金の管理が同時に行える、
今の時代にマッチした決済ツールです。
クレジットカードのように国際ブランドがついているので、
世界中の加盟店でクレジットカードと同じように利用することができ、
カード支払いで使った金額は、楽天銀行の銀行口座から
原則即時で引き落としされます。
※お店の処理タイミングによっては、
後日引き落としになる場合もあります。
銀行口座に預けているお金の範囲でしか買い物は出来ない、
即時決済のカードなので、
クレジットカードのように後日請求書を見てびっくり!
といったことは起こりません。
銀行口座から預金が減っていく感覚を実感しながら利用できるため、
現金派の方にも選ばれています。
国際的にもクレジットカードよりデビットカードのシェアは伸びており、
日本でも利用者が急増中です!
デビットカードについて皆さんはどの位知っていますか?
名前はよく聞くけれど、
実際のところあまり良く分からないという方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードとは何がどう違って、
どんな場合に使うと便利なのでしょうか?
そんなデビットカードについて、
メリット・デメリットを調べてみました。
年会費・手数料はかかるの?
現在、楽天銀行デビットカードは、
Mastercard・JCB・Visaの
全ブランドで年会費永年無料です。
以前は一部有料でしたが、
現在はどれを選んでも維持費はかかりません!
それでいて、
還元率は驚異の1.0%(※一部対象外あり)。
ただし、この高還元を受けるには、
無料の「ハッピープログラム」へのエントリーが必要です。
口座開設後に、忘れずに設定しておきましょう。
審査がないって本当?
結論から言うと、
デビットカードに入会審査はありません。
(※16歳以上等の条件あり)
クレジットカードのように「お金を借りる信用」ではなく、
「銀行口座を持っていること」で作れるカードだからです。
そのため、
「過去にクレカの審査に落ちてしまった…」
という方でも、発行できる可能性が非常に高いのが特徴です。
ただし、
【口座開設時の本人確認】はしっかり行われます。
ネット銀行は対面でない分、
住所の不一致などのチェックが厳格です。
二度手間にならないよう、
申し込み時の入力ミスや書類不備には十分注意してくださいね。
デビットカードは海外でも利用可能!
デビットカードはクレジットカード同様、
国際ブランド(Mastercard・JCB・Visa)の加盟店で利用することができます。
これだけでも十分利用価値があるカードですが、
それ以外にも楽天銀行デビットカードには、
【海外現地通貨引出】機能が付いています。
海外の提携ATMで、
預金口座の残高の範囲内で現地通貨を引出すことが可能です。
当然海外キャッシング(借金)ではないので利息などは発生せず、
かかるのは所定の手数料だけなので、
海外旅行のお共におすすめです。
海外利用時の手数料は、
国際ブランドが定めた基準レートに、
楽天銀行所定の海外事務手数料(3.080%税込)を加算したものとなります。
なお、
お買い物やホテルなどの予約をキャンセルして返金を受ける場合でも、
為替差損益や手数料が発生することがありますのでご注意ください。
海外で現金をATMで引き出せたり、
オンラインショッピングに使えたりと、
何かと便利なデビットカードですが、
使えないところはあるの?
どこの銀行のデビットが一番お得?
など、よくある質問を徹底調査!
果たして海外で使うことはできるのでしょうか?
2.楽天カードとの違いは何ですか?
「楽天カードマーン」のCMでおなじみの楽天カードとの違いは、
クレジットカードかデビットカードかの違いです。
この違いは非常に大きく、
クレジットカードでできることが、
デビットカードでは一部できない、
といったことがあります。
もっとも代表的なものは、
一部の月次決済やガソリンスタンドでの支払いです。
クレジットカードは信用を担保に利用可能額が設定されており、
その範囲内であれば決済が可能ですが・・・
実は事前に利用できるかどうかカードの有効性確認をしたあとに、
後日請求額をクレジットカードに対して請求するというのが月次決済の一般的なパターンであり、
タイミングによっては利用可能枠以上に決済ができてしまうこともあります。
その点デビットカードは、
最初の有効性確認がOKならその場で決済しておかないと、
後日決済したら預金が足りない…なんてことになってしまう可能性があります。
国際ブランドの加盟店は、
お金を誰に請求していいかわからなくなってしまいますので大問題です。
そういった仕組み上、
一部の支払いにはデビットカードは利用できないことがあります。
例えばガソリンスタンドでの支払いに関しては、
「普通預金残高が1万円以上あること」など、
楽天銀行独自のルールが設けられています。
数あるクレジットカードの中でも、
高い顧客満足度を誇る楽天カード。
知らないという方でも、
名前だけは聞いたことがあるかと思います。
しかし、
実際に楽天カードを使っている人はどんなところに、
メリットとデメリットを感じているのでしょうか?
ETCカードは作れるの?
楽天銀行デビットカードには追加カードは用意されておらず、
ETCカードはありません。
通常クレジットカードであれば、
ETCカードの追加は可能ですが、
デビットカードはその性質上ETCカードは発行されていません。
ETCカードは最初の高速道路の入り口から料金所を通るまで、
いくら料金がかかるかは未確定です。
それも料金所の通過は一つとは限りません。
即時決済を行うのがデビットカードですから、
走行中に預金残高がゼロになってETC利用停止に…。
こんなことになってしまったら、
後ろから車が突っ込んできて交通事故もありえます。
非常に危険なので、
デビットカードでETCの利用は出来ないと考えてもらったほうがよいでしょう。
どうしてもETCを利用したい場合は、
クレジットカード不要で事前にお金を預け入れておくことで、
それを担保にETCが使えるサービスの
【ETCパーソナルカード】がおすすめです。
クレジットカードが嫌いな方でも、
借金無しでETCの恩恵を受けることができます。
楽天カードとデビットカードの2枚持ちもOK
楽天カード(クレジット)と楽天銀行デビットカード、
両方を同時に持つことが可能です。
楽天カードには海外旅行傷害保険が付帯されているので、
両方のカードを作って持っていくと、
外貨の引き出しにもクレジットカードの予備としても使えておすすめです。
しかし、
楽天銀行の「キャッシュカード一体型クレジットカード」と、
単体の「楽天カード」の2枚持ちはできません。
楽天カードは原則1枚しか発行できません。
楽天銀行のキャッシュカード一体型のクレジットカードも【楽天カード】扱いなので、
たとえ国際ブランドを変えても同時に持つことはできませんので注意が必要です。
3.楽天銀行デビットカードの種類
楽天銀行デビットカードは複数の種類が発行されており、
Mastercard・JCB・Visaの3つの国際ブランドから選べます。
以前と異なり、
現在は全ての一般カードが年会費無料・還元率1.0%に統一されています!
楽天銀行デビットカード(Mastercard/JCB/Visa)
年会費永年無料で利用することができる、
スタンダードなデビットカードです。
カード利用100円ごとに、
楽天ポイントが1ポイント付与(還元率1.0%)されます。
※1.0%還元の適用には、
楽天会員情報を銀行口座に連携する「ハッピープログラム」への登録が必要です。
貯まった楽天ポイントは1ポイント1円として、
楽天市場などの楽天グループ各社で利用できるほか、
街中の加盟店や、
デビットカードの支払い充当にも利用が出来ます。
なお、
海外ATMでの引き出し利用分に対してポイントが付与されるのは、
JCBブランドのみとなっています。
海外での現地通貨引き出しを重視する方は、
JCBを選ぶのがお得です。
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)は、
一般カードの上位互換で、
年会費5,500円(税込)となっています。
ポイント還元率は一般カードと同じ1.0%ですが、
Visaゴールドカードならではの特典が付帯します。
国内外の旅行傷害保険や、
ショッピング保険が付帯しており、
万が一の時にも安心です。
その他にも、
Visaの特典であるグローバルカスタマーアシスタンスなども利用することができます。
デビットカードでゴールドランクは非常に珍しいので、
ステータスや保険をお探しの方にもおすすめです。
4.各種カードの評判はどうなの?
旧イーバンク時代よりデビットカードの普及に尽力していただけあって、
根強いファンが多いのも楽天銀行デビットカードの特徴です。
スペック改善により、
「無料で高還元」という評判が定着しています。
楽天ポイントがザクザク貯まる!
楽天市場や楽天ブックスなど、
楽天グループはキャンペーンが豊富なことで有名ですが、
なんと楽天銀行もキャンペーンを豊富に展開してくれています。
デビットカード利用が必須なものもあれば、
楽天銀行のサービスを利用するだけのキャンペーンもあるので、
楽天銀行を利用するだけでポイントがたまっていきます。
また、
デビットカードの国際ブランド主催のキャンペーンもあり、
特にJCBはディズニーリゾート関連のキャンペーンを行うことがありますので、
そちらも要チェックです!
タッチ決済が便利
最新の楽天銀行デビットカードは、
「Visaのタッチ決済」や「Mastercardタッチ決済」、
「JCBのタッチ決済」に対応しています。
お会計の時に端末にかざすだけで支払いが完了するので、
暗証番号の入力やサインの手間がありません。
コンビニやスーパーでの買い物が非常にスムーズになると評判です。
楽天ペイとの連携がスムーズ
楽天銀行のデビットカードには、
Edy機能は付帯していません。
しかし、
楽天ペイアプリを活用することで、
楽天銀行口座とスムーズに連携が可能です。
楽天Edyは2025年以降、
楽天ペイアプリへの統合が進んでいます。
楽天銀行口座を楽天ペイに紐づけておけば、
デビットカードを持ち歩かなくても、
スマホひとつで「楽天ペイ」や「楽天Edy」へのチャージが、
銀行口座から即時に行えます。
ポイントカードをたくさん持っていてもなかなかたまらない、
という人は多いのではないのでしょうか。
楽天ポイントに集約すれば、
まとまったポイントをたくさん貯めることができるんです!
貯まらないポイントカードをたくさん持つよりも、
貯まるポイントカードにしませんか?
5.楽天銀行デビットカードまとめ
いかがでしたでしょうか。
楽天銀行のデビットカードはどの国際ブランドを選んでも
年会費無料で還元率1.0%という、
非常に強力なスペックに進化しました。
デビットカードでポイントをしっかり貯めたい方には、
間違いなくおすすめできる一枚です。
買い物しながらポイントも貯めて、
お得にお金の管理をしちゃいましょう!