日本の銀行ATMで英語対応している機能と
振込時の注意点を徹底解説
銀行のATMを使うことで残高照会が可能ですが、
日本語ではなく、
英語で残高照会することは可能なのでしょうか?
銀行のATMを利用して英語で残高照会する方法、
ATMで可能な操作を詳しくご紹介します!
- ページ更新日:1月3日
1.ATMで可能な操作は?
銀行ATMを使ってできる主な操作と言えば、
「預入れ」と「引き出し」、
「残高照会」と「振込」ですね。
銀行ATMで取引操作をするためには、
基本的にキャッシュカードが必要になります。
◉現金での振込が可能な場合◉
預入れと引き出しは当然ですが、
預金口座自体に対して行うものです。
しかし振込は他の口座に対して行うものなので、
キャッシュカードなしでも行うことができる場合があります。
現金での振込に対応しているATMは、
キャッシュカードを挿さなくても、
「振込」のメニューが選択できます。
そして、
直接現金をATMに投入して振込が可能です。
◉現金での振込は10万円までです!◉
世間に言われる”振り込め詐欺”やマネーロンダリング対策の影響から、
この方法で直接現金で振込が行えるのは、
現在ではどのATMでも10万円までとなっています。
振込金額の限度額は、
一度に振込可能な金額の制限額なので、
どうしても20万円を振り込みたい場合は、
手数料はかさみますが2回以上に分けて行えば可能です。
”現金では一度に10万円までしか振り込めない”という制限は、
犯罪収益移転防止法などの法令によるものです。
よって、
ATMによる例外はありません。
2.発行されているキャッシュカードの種類
キャッシュカードを使った振込の制限は、
利用しているカードの種別と、
利用するATMによって様々です。
現在、
銀行のキャッシュカードには、
主に以下の3種別があります。
①・磁気ストライプのカード
かなり前から発行されているタイプで、
表面に金色のICチップの表示がないカードです。
キャッシュカードだけに限りませんが、
最近では各種のカードでは、
表面の左側に金色の四角いマーク(ICチップ)が付いているものが標準です。
ICチップが付いていない磁気ストライプのみのカードは、
磁気データを読み取って利用します。
銀行のキャッシュカードの歴史は長く、
発行が始まった当時はこのタイプのカードしかありませんでした。
ただし、
磁気データはスキミング(情報の盗難)被害に遭いやすいリスクがあります。
また、
強力な磁気に近付けると破損してしまうこともある為、
最近ではセキュリティの高いICカードへの切り替えが急速に進んでいます。
②・ICチップが内蔵されたカード
カードに磁気データに加えてICチップを内蔵することで、
従来の磁気データ、
または、
ICチップのどちらかが読み込めれば利用できるというメリットがあります。
ICチップの読み込みに対応していない旧型のATMでは、
磁気ストライプカードと同じ扱いになります。
しかし現在では、
コンビニ等のATMを含め、
ICチップに対応してるATMがほとんどとなっています。
ICチップ内の情報の書き換えは非常に困難なため、
磁気ストライプのカードと比較すると、
防犯性はかなり高いと言っていいでしょう。
最近発行されるキャッシュカードやクレジットカードは、
ほぼ全てがこのタイプです。
③・生体認証対応カード
主に大手都市銀行で発行されていますが、
磁気データ、ICチップに加えて更に、生体認証情報もカード内に記録しているタイプです。
生体認証情報には、
その人の指や手のひらの静脈パターンを利用することが多く、
指紋と同様に他人と一致することはないため、
カード使用時に静脈をスキャンさせることで、
暗証番号以上のセキュリティを実現します。
ただ、
この生体認証を利用できるATMは、
銀行の本支店などに限られるケースがあります。
コンビニATMなど生体認証非対応のATMでは、
通常のICチップ内蔵カードとして、
暗証番号入力で利用することになります。
◉振込限度額はカードと設定によります◉
ATMからキャッシュカードを利用して振込が行える金額は、
カードの種類や事前の設定によって異なります。
一般的に、
磁気ストライプカードの場合は1日50万円〜100万円程度、
ICカード内蔵タイプで、
生体認証を利用する場合はさらに高額(数百万円〜1000万円など)の設定が可能です。
※近年は高齢者詐欺被害防止のため、
「70歳以上等の条件で、ATM振込限度額を0円に引き下げ」
といった措置をとる銀行が増えています。
いざという時に振込できない場合は、
窓口で設定変更の手続きが必要です。
3.残高照会は無料で確認できる?
ATMで預入れや引き出しを行うと、
そのATMや曜日、
時間帯によっては利用手数料が発生してしまいます。
振込を行う場合には、
相手先の口座や金額によって、
同じく手数料が掛かることがあります。
これらの手数料は積み重なると大きな金額になるので、
ATMを利用する際には予め確認しておいた方がいいでしょう。
◉残高照会に限っては基本的に無料です!◉
残高照会だけは、多くの銀行ATMで無料です。
自分の預金がいくらあるかを確認するだけで、
手数料を徴収されることは基本的にはありません。
例えば、
コンビニATM(セブン銀行やローソン銀行など)を利用する場合、
引き出しには手数料がかかる時間帯であっても、
残高照会だけであれば手数料0円で利用できるケースが大半です。
※一部のネット銀行や地方銀行、
または海外発行カードを利用する場合など、
例外的に手数料がかかるケースも稀に存在しますが、
国内メガバンク等のカードであれば、
ほぼ無料で確認できると考えて良いでしょう。
4.ATMは日本語以外でも利用できる?
大手都市銀行のATMやコンビニATMなど、
多くの人が利用するATMでは、
操作時に言語を変えることができる場合がほとんどです。
「三菱UFJ銀行」、
「三井住友銀行」、
「みずほ銀行」などのATMは、
画面上のボタンで言語変更に対応しています。
日本語以外には、
英語(English)や中国語、
韓国語などが選択でき、
言語切り替え機能があるATMであれば、
英語は必ず含まれていると考えていいでしょう。
特に、
セブン銀行などのコンビニATMは多言語対応が進んでおり、
外国人観光客にも利用しやすくなっています。
◉日本語以外では行えない操作があります!◉
言語を日本語以外に変更した場合、
行えない操作がある点に注意が必要です。
言語の変更は、
単に表示が翻訳されるだけではないのです。
具体的には、
「振込(Transfer)」が行えなくなる銀行が多くあります。
誤操作や国際的な金融犯罪防止の観点から、
英語メニューでは「預入れ」「引き出し」「残高照会」のみに機能を制限しているATMが少なくありません。
もし英語画面で「Transfer」が見当たらない場合は、
日本語メニューに戻して操作する必要があります。
・英語を日本語で表記すると?
英語でATMを利用する場合の主な表示は、
以下になります。
◇預入れ=DEPOSIT
◇引き出し=WITHDRAWAL
◇残高照会=BALANCE INQUIRY
◇振込=TRANSFER
どれも日常会話ではあまり使わない金融用語なので、
操作に迷わないよう、
単語を覚えておくと安心です。
5.まとめ
銀行ATMから行える主な操作は、
預入れや引き出し、
残高照会、
振込の4つですが、
このうち、
振込以外の基本操作は言語を英語に変えても問題なく行えます。
英語メニューでの振込は制限されていることが多いですが、
コンビニATMなど一部の機種では対応している場合もあります。
困ったときは、
日本語メニューの「振込」ボタンを探してみてください!