三菱UFJ銀行の法人向けサービス
BizSTATION(Light)を
徹底解説!
「BizSTATION(ビズステーション)」というサービスをご存知でしょうか。
三菱UFJ銀行をメインバンクとして利用している法人や個人事業主にとって、
日々の資金管理を支える強力なインフラとなるサービスです。
窓口に並ぶ時間を削減し、
オフィスや自宅からスマートに取引を完結させるための仕組みが整っています。
特に無料プランである「BizSTATION Light」ならではの利便性を、
一つずつ丁寧に紐解いていきましょう。
① BizSTATIONは法人向けオンラインバンキング
BizSTATIONの主な特徴とメリット
普通預金・当座預金への対応状況
② 2種類のサービスを比較!無料版(Light)と有料版の違い
プラン別機能比較表
有料版「BizSTATION」が大組織に向く理由
無料版「BizSTATION Light」のコストパフォーマンス
③ BizSTATION利用開始までの具体的な流れ
申し込みから利用開始までの期間
法人・個人事業主別の手続き方法
④ 安心のセキュリティ体制とワンタイムパスワード
⑤ BizSTATIONの推奨利用環境とOSの注意点
パソコンOS別の機能制限(Windows・macOS)
⑥ 2つのスマートフォンアプリの役割と使い分け
⑦ 経理業務を支えるPDF出力通信環境の推奨
まとめ
- ページ更新日:2月5日
① BizSTATIONは
法人向けオンラインバンキング
「BizSTATION」とは、三菱UFJ銀行が提供している
「法人・個人事業主向けのオンラインバンキングサービス」の名称です。
個人向けのサービスとして「三菱UFJダイレクト」がありますが、
そのビジネス特化版と考えると、イメージが湧きやすいかもしれません。
企業の経理担当者が、わざわざ銀行の窓口まで足を運ばずとも、
自社のデスクにいながらにして、リアルタイムな資金管理を行えるよう設計されています。
BizSTATIONの主な特徴とメリット
最大の特徴は、法人口座ならではの複雑な取引フローに対応している点です。
個人向けサービスでは難しい、複数の利用者による権限管理や、
一度に多くの振込を行う「総合振込」といった機能が充実しています。
- オフィスのパソコンから、いつでも昨日の売上入金を確認できる。
- 振込手数料が窓口よりも安く設定されており、月間の経費削減に直結する。
- 会計ソフトとのデータ連携により、手入力によるミスや時間を大幅にカットできる。
普通預金・当座預金への対応状況
BizSTATIONは普通預金だけでなく、事業用の「当座預金」にも完全対応しています。
当座預金は利息が付かない代わりに、
預金保険制度によって全額が保護される決済専用の口座です。
事業規模が大きくなり、小切手や手形を利用する企業にとっては欠かせないインフラといえます。
なお、紙の手形・小切手は将来的な廃止が予定されているため、
今のうちからオンラインバンキングでの電子決済に慣れておくことは、
スムーズな経営継続のために欠かせない準備となります。
② 2種類のサービスを比較!
無料版(Light)と有料版の違い
BizSTATIONには、フル機能版の「BizSTATION」と、
機能を絞った「BizSTATION Light」の2種類が存在します。
ビジネスの規模や利用目的に応じて選択肢が分かれますが、
両者には明確な機能の差があるため、慎重な検討が必要です。
特にランニングコストを重視する場合、
プランの選択一つで年間の固定費が大きく変わってきます。
プラン別機能比較表
| 機能 | BizSTATION Light (無料版) |
BizSTATION (有料版) |
|---|---|---|
| 月額基本料金 | 無料 | 1,760円〜 |
| 利用者ID登録数 | 最大2件 | 最大1000件 |
| 一括振込件数 | 最大30件 | 最大50,000件 |
| 給与・賞与振込 | × 利用不可 | ○ 利用可能 |
| 照会期間 | 前月1日〜当日 | 制限なし(要契約) |
有料版「BizSTATION」が大組織に向く理由
フル機能版の「BizSTATION」は、月額1,760円(税込)からの基本料金が発生しますが、
その分、強力な組織管理機能を備えています。
最大1000件もの利用者IDを登録できるため、
経理部、財務部、各営業拠点など、複数の担当者に権限を割り振って運用するような、
大規模な組織構造に最適です。
また、一度に数万件のデータを処理できる給与振込機能は、
従業員数が多い企業における毎月の事務負担を、劇的に軽減してくれます。
代金の自動引き落としを行う「口座振替」など、
高度な資金繰りを支えるオプションを自由に追加できる拡張性も備えています。
無料版「BizSTATION Light」の
コストパフォーマンス
BizSTATION Lightの最大の魅力は、
やはり月額基本料が無料であることです。
固定費を極限まで抑えたい設立間もない企業や、
個人事業主にとって、これ以上ない選択肢となります。
一括振込が30件までという制限も、
小規模な取引がメインであれば不自由を感じることは少ないでしょう。
過去の明細照会期間が短いという点も、
会計ソフトへこまめにデータを取り込む習慣さえあれば、
実務上の大きな障害にはなりません。
必要な機能を見極め、賢くコスト管理を行いたい環境に合致したプランです。
③ BizSTATION利用開始までの
具体的な流れ
利便性の高いBizSTATIONですが、オンラインで即日開通できるわけではなく、
一定の手続き期間が必要になります。
申し込みのステップは、
郵送または銀行窓口のいずれかから選択できます。
既に三菱UFJ銀行の法人口座を持っていれば、
公式サイトから申込書を請求し、必要事項を記入・捺印して、
返送する流れがもっともスムーズです。
申し込みから利用開始までの期間
- WEBサイトから申込書を請求し、手元に取り寄せる。
- 内容を記入し、実印を捺印して郵送で返送する。
- 銀行側での審査・登録作業が行われる。
- 約10日〜2週間ほどで、初期情報が記載された「ご利用カード」が届く。
手元に「ご利用カード」が届いた時点で、
ようやく初めてのログインが可能になります。
急ぎで振込が必要な場面で慌てないよう、
繁忙期を避けて早めに準備をしておきたいところですね。
法人・個人事業主別の手続き方法
法人格を有している場合は郵送のみで完結できますが、
屋号付き口座の個人事業主や任意団体の場合は手続きが異なります。
これらの方は、原則として取引支店の窓口へ直接足を運ぶ必要があります。
窓口では代表者の本人確認書類や実印が求められるため、
二度手間を防ぐためにも、事前に電話などで必要な持ち物を確認しておくと安心です。
④ 安心のセキュリティ体制と
ワンタイムパスワード
企業の重要資産を扱うサービスだからこそ、
BizSTATIONのセキュリティは極めて堅牢に構築されています。
ログインパスワードだけに頼らず、
その時一度だけ有効なコードを使用する多要素認証が導入されています。
これにより、万が一IDなどが盗み見られたとしても、
物理的なデバイスがない限り不正アクセスを許さない仕組みとなっています。
セキュリティの要となる「ワンタイムパスワード」は、
60秒ごとに更新される使い捨ての数字です。
- スマートフォンアプリ:自身のスマホを認証端末として利用する。
- カード型トークン:電卓のような専用機器にコードを表示させる。
特にアプリ版は、振込先や金額などの取引内容をアプリ上で再確認・承認する、
「トランザクション認証」が備わっており、
ウイルスによるデータの改ざんを強力にブロックします。
⑤ BizSTATIONの
推奨利用環境とOSの注意点
法人向けの重厚なシステムであるため、
三菱UFJ銀行が指定する動作環境を整えることが安定運用の第一歩です。
タブレットやスマホのブラウザでも表示できることがありますが、
予期せぬエラーを防ぐためにも、パソコンでの利用が強く推奨されています。
特に大量の振込データを扱う際は、
ブラウザの相性によって処理が止まるリスクも考慮しなければなりません。
パソコンOS別の機能制限(Windows・macOS)
BizSTATIONはWindowsとmacOSの両方に対応していますが、
macOSでの利用には制限事項が多い点に注意が必要です。
| macOSで制限される主な機能例 |
|---|
| ・電子証明書によるログイン(セキュリティ強化設定時) |
| ・電子債権取引を行う「でんさいSTATION」の利用 |
| ・一括振込データの生成を補助する専用ツールの使用 |
一度Windows環境で契約すると、
後からmacOSメインに切り替えることは原則できません。
社内で使用しているパソコンのOSを再確認し、
将来的な買い替えプランも含めて検討しておきましょう。
⑥ 2つのスマートフォンアプリの
役割と使い分け

BizSTATIONを利用する際、
名称のよく似た2つのアプリを使い分けることになります。
1つ目は、「三菱UFJビジネスアプリ」です。
これは外出先などで残高をチェックしたり、
急ぎの振込を行ったりするための「実務用」アプリです。
2つ目は、「三菱UFJ銀行 BizSTATION」アプリです。
こちらは主にパソコンで操作する際の、「認証用」として使用します。
オフィスでは大画面のパソコンで腰を据えて作業し、
移動中や打ち合わせの合間にはビジネスアプリで入金を確認する、
といった二段階の使い分けが理想的ですね。
⑦ 経理業務を支える
PDF出力と通信環境の推奨
毎日の事務作業をストレスなく進めるためには、
ソフトウェアやネットワークの整備も重要です。
BizSTATIONで発行される振込の受付書や各種明細は、PDF形式で出力されます。
税務調査の際の証憑や、社内の記録として正確に管理するために、
Adobe Acrobat Readerなどの閲覧ソフトは、常に最新の状態に保っておきましょう。
有線LAN接続が推奨されています。
Wi-Fiは手軽ですが、大容量のデータを送信中に電波が不安定になると、
二重振込やエラーの原因になりかねません。
確実な取引のために、可能な限り安定したネットワークを確保しましょう。
まとめ
BizSTATIONは、三菱UFJ銀行を拠点とする法人にとって、
バックオフィス業務を劇的に効率化させる不可欠なツールです。
月々のコストを抑えてスタートしたい場合は、
月額基本料無料のBizSTATION Lightから始めるのが賢い選択といえます。
事業の成長に合わせて、従業員の給与振込や海外送金が必要になった段階で、
フル機能の有料版へ移行するのが無理のない導入プランです。
手続きには2週間ほどの時間を要するため、
資金移動が頻繁になる時期を前に、早めの準備を整えておきましょう。
最新のオンラインバンキングを味方につけて、
経営に専念できる環境を整えてみてはいかがでしょうか。
参考リンク集
| 公式サイト・サービス | 詳細 |
|---|---|
| BizSTATION 公式サイト | 三菱UFJ銀行が提供する法人・個人事業主向けインターネットバンキングサービス。 |
| 三菱UFJ銀行 BizSTATIONアプリ App Store Google Play |
残高照会や振込・振替ができる取引・照会用のアプリ。 |