後から国際ブランドは変えられる?
再発行や切り替えの注意点まとめ
クレジットカードを取得してから、
「あ、失敗したかな?」と思うことはありませんか?
本当はVISAを希望していたのに、
JCBのカードを作ってしまった・・。
と後悔したことはありませんか?
クレジットカードのブランドを、
カード取得後に変更する方法や注意点をご紹介します!
- ページ更新日:12月11日
1.クレジットカードはブランド変更可能?
ただしカード会社によります。
クレジットカードを作ってから、
インターネットで調べて、
「あ、失敗した」と思ったことはないでしょうか?
量販店で作れるクレジットカードには、
VISA、JCB、Mastercardという三つのブランドが用意されていることが多く、
作成時にどのクレジットカードブランドで作るかを、
選択することになります。
特にこだわりのない人は、
「まあ、VISAでいいか」と、
軽い気持ちで選んでしまうことも少なくないと思います。
▼【VISA→JCBでもOK?】
しかし、
いざ作ってから「あれ?」と思うこともあるのではないでしょうか?
同じ発行会社のクレジットカードでも、
JCBとVISA、Mastercardでは、
サービスや特典、使えるお店が異なるため、
別のブランドがよかったなと、
後から後悔することもありますよね。
クレジットカードを作って、
「あーブランドで失敗した」という方は、
後からブランド変更をする方法があります。
ただし、
どのような手続きになるかはカード会社によって異なり、
「カード番号」は基本的に新しく変わってしまう点には注意が必要です。
2.変更の手続き|切替か解約か
パターンを見てみましょう。
ブランド選択を失敗し、
VISA→JCB、
JCB→Mastercardと切り替える場合、
現在はカード会社ごとに対応が分かれています。
大きく分けると、
以下の2つのパターンがあります。
■ブランド切替の手続きができる会社
■解約して、新規で申し込み直す会社
▼【ブランド切替ができるケース】
例えば「イオンカード」や「三井住友カード」などは、
所定の手続きでブランド変更(切替)ができる場合があります。
イオンカードの場合、
公式サイトの案内では、
コールセンターへの連絡で国際ブランド変更の手続きが可能とされています。
ただし、
一部対象外カードや登録内容によっては変更できないケースもあるため、
まずはサポートへ確認してみるのが確実です。
▼【解約・再契約が必要なケース】
一方で、
「楽天カード」などのように、
原則ブランド変更不可で「解約して新規申し込み」が必要な会社もあります。
この場合は、
一度カードを解約(退会)して、
希望のブランドで再度審査を受ける必要があります。
▼【カード番号は必ず変わります】
「切替」でも「解約→新規」でも、
共通している最大の注意点は、
ブランドを変えるとカード番号は新しく発行されるということです。
公共料金やサブスク、
スマホ決済の引き落としなどに、
カードを登録している場合、
すべてのサービスで登録情報の変更が必要になります。
番号が変わる手間は、
どの方法でも避けられないと考えておきましょう。
▼【ポイントの扱いに注意(イオンカード等)】
手続きの際に気をつけたいのが、
今まで貯めたポイントの扱いです。
例えばイオンカードの場合、
貯めていたポイント(WAON POINT)は、
カードを「退会」(解約)してしまうと原則すべて失効します。
解約手続きをする前に、
ポイントを使い切るなどの対策が必要です。
一方で、
カードの「切替え」や「再発行」であれば、
WAON POINTは自動的に新しいカードへ引き継がれます。
※ただし電子マネーWAONの残高などは、
WAONステーション等で移行手続きが必要になる場合があります。
複数のイオンカードを持っている場合は、
暮らしのマネーサイト等から、
WAON POINTをカード間で移動・統合することもできますので、
損をしないように確認しておきましょう。
▼【2枚目のカードを作る選択肢も】
解約して作り直すのが面倒、
あるいは審査が不安という方には、
「2枚目のカードとして別ブランドを作る」方法がおすすめです。
特に楽天カードの場合、
既存カードの国際ブランドだけを変更することはできず、
「解約して作り直す」か「2枚目を作る」ことになります。
多くのカード会社で、
既存会員向けに2枚目のカード(別ブランド・別デザイン)を、
簡単な手続きで追加発行できるサービスを行っています。
これなら、
今のカード(VISAなど)で公共料金を払い続けたまま、
お買い物用に欲しいブランド(JCBなど)を追加で持てるので、
番号変更の手間もかかりません。
3.まとめ
クレジットカードのブランド変更は、
カード会社によって「切替手続き」で済む場合と、
「解約して作り直し」になる場合があります。
いずれにしても、
「カード番号が変わる」という点は共通です。
公共料金の変更手続きなどが面倒な場合は、
2枚目のカードを追加発行するのが一番スムーズでおすすめですよ!