保有枚数を減らしてスッキリ!
管理しやすいカード構成のポイント
お財布には、
何枚のクレジットカードが入っていますか?
クレジットカードは、
沢山持ち過ぎることによる、
デメリットもあります。
本当に必要なカードに絞って、
不要なものは整理してみて良いかもしれません。
果たして、
必要なクレジットカードは何枚になるのでしょうか?
- ページ更新日:12月19
1.クレジットカードは何枚がベスト?
▼【お財布に何枚のクレジットカードが入っていますか?】
自分の持っているクレジットカード、
何枚ありますか?
経済産業省の発表(2025年3月)によると、
2024年の日本のキャッシュレス決済比率は42.8%でした。
その内訳の8割以上をクレジットカードが占めており、
日本でも利用が定着してきています。
しかし、
「ポイントのために作ったけれど使っていないカード」
がお財布に眠っていることも多いのが現状です。
(お得な入会キャンペーンがあると、
つい作ってしまいますよね!)
さあ、
あなたはどんな状態でしょうか?
▼【日本人平均クレジットカード保有数は何枚?】
日本人のクレジットカード平均所有枚数は、
約3.0枚と言われています。
(JCB「クレジットカードに関する総合調査」2022年度版より)
また、
日本クレジット協会のデータでも、
国内の発行枚数は成人人口比で1人あたり3枚程度となっており、
多くの人が複数枚を使い分けていることが分かります。
それでは、
本当に必要な枚数とは、
何枚なのでしょうか?
▼【持ちすぎることでのデメリット】
一般的な平均保有枚数に比べて、
ご自分の持っているクレジットカードの数は、
いかがですか?
少し多めかなと思った場合、
利用するクレジットカードを、
見直ししてみるのもいいかもしれません。
クレジットカードの枚数が多すぎると、
パスワードや引き落とし日の管理が複雑になり、
不正利用に気づくのが遅れるリスクがあります。
そして、
なにより盗難や紛失時の対応が大変です。
もし5枚のカードが入ったお財布を落としてしまった場合、
5社すべてに利用停止の連絡を入れ、
再発行の手続きをしなければなりません。
枚数が多いほど、
万が一の際の手間やリスクは増えてしまいます。
▼【節約のつもりが、ソンするはめにも。】
1円でもお得なキャンペーンを活用したいという気持ちが、
クレジットカードやポイントカードの枚数を、
増やしてしまっている最大の理由だと思います。
しかし、
年会費がかかるカードを放置してしまったり、
ポイントが分散して結局失効してしまったりと、
逆に損をしてしまう場合もあるので、
見極めが必要です。
パンパンなお財布は、
風水的には風通しが悪く、
金運が下がると言われています。
2.まずメインカードを見定めよう!
▼【メインカード候補①:よく使うカード】
単純に、
一番多く使うカードを、
メインカードにするのが良いと言えます。
同じカードで支払いをすることによって、
ポイントも集中し、
管理もしやすくなります。
ポイント還元率の高いメインカードであれば、
お得にお買い物ができますね。
ポイント還元率としては、
「1%〜1.2%」のカードが、
お得なクレジットカードの基準だと思います。
▼【メインカード候補②:リクルートカード】
クレジットカードを所有するにあたって、
気になるのは年会費ですが、
「年会費無料×高還元」で選ぶならこのカードが候補に挙がります。
ポイント還元率最強クラスと言われている、
「リクルートカード」は、
年会費永年無料でありながら、
1.2%のポイント還元率です。
以前発行されていた「リクルートカードプラス(2.0%還元)」は、
2026年3月より還元率が1.5%に変更されることが発表されています。
(※現在は新規発行停止中)
これから作るなら、
年会費無料で変わらず1.2%還元を受けられる、
通常の「リクルートカード」が、
メインカードとして非常に優秀です!
▼【メインカード候補③:「イオン・イトーヨーカドー」】
イオンは20日と30日のお客様感謝デー、
イトーヨーカドーは8のつく日のハッピーデーなど、
この特別な日に、
それぞれの会社が発行するクレジットカードや電子マネーを使うと、
「5%割引」で買い物ができます。
(※一部対象外の商品や、ネット通販は除外などの条件があります)
しかし、
クレジットカード払いによる高いポイント還元率を求めて、
クレジットカードを増やしてしまうと、
その分だけ管理が大変にもなります。
クレジットカード払いによるポイントはつきませんが、
「WAON(ワオン)」や「nanaco(ナナコ)」などの電子マネーでも、
特別日の割引サービスを受けられる場合があります。
万が一落としてしまったときのリスクが少ない様に、
電子マネーの利用を考えてみるのも、
アリかもしれませんね。
▼【メインカード候補④:年収で決める】
年収の高い家庭であれば、
ゴールドカードやプラチナカードのような、
ステータスになるカードを持っておくのが、
ベストな選択肢かもしれません。
ゴールドカードやプラチナカードがあれば、
飛行機に乗るときにラウンジサービスを受けることができたり、
ホテルやレストランでも、
優待が受けられることがあります。
年会費は高いものから安いものまで様々ですが、
利用機会が多ければ多いほどお得になるので、
やはり使うお金が多い方におすすめのカードです。
▼【メインカード候補に大事なポイントは?】
家計を節約してやりくりしたい場合、
少しでもお得に使いたいものですよね。
そんなときは、
メインカードの他にポイント還元率が高いカード、
特別日の割引特典のあるカードなどをサブカードにして、
上手に使いこなしたいものです!
誕生日の月に利用することで、
大きくポイント倍率が上がるカードもあります。
持ち過ぎず、
持たな過ぎず、
厳選してクレジットカードを選びたいですね。
3.サブカードにおすすめのカード
▼【交通費をポイントで節約!】
電車やバスをよく利用する人は、
「Suica」や「PASMO」へのチャージで、
ポイントが還元されるクレジットカードを選んで、
サブカードとして持ってみてもいいかもしれません。
PASMOと東京メトロが提携している、
「Tokyo Metro To Me CARD」や、
Suica一体型の「ビューカード」などが代表的です。
これらは、
オートチャージなどの利用条件を満たすと、
1.5%以上のポイント還元になる場合もあり、
毎日の通勤でお得にポイントが貯まります。
まずはご自身の利用路線に合うカードをチェックしてみましょう!
ルミネでお買い物をする機会が多い方は、
Suica一体型の「ルミネカード」も、
いつでも5%OFFになるため便利でお得です。
ガソリンが割引になるクレジットカードもあるので、
車に乗る機会が多い人は、
ガソリン販売会社が発行するクレジットカードを、
利用してみてもいいかもしれません。
カードの中には、
事故した場合のレッカー保障など、
無料ロードサービスがついているカードもあります。
クレジットカードに、
ETC機能が一体化されているカードが多いことも特徴です。
▼【旅行先で威力を発揮するお守りカード!】
国内旅行や海外旅行時、
万が一の事故やケガなどに、
保険がついているクレジットカードも多くあります。
年会費無料でも、
旅行保険がついてくるクレジットカードがあるので、
一枚持っていても損はないかもしれません!
(※旅費をカード払いした場合のみ対象の「利用付帯」が増えているので要確認です)
しかし、
クレジットカードの枚数を増やす分だけ、
紛失や盗まれた場合のリスクは上がるので、
注意してくださいね。
4.まとめ
メインカードは定まりましたか?
サブカードは減らせそうでしょうか?
カードを持ちすぎるリスクを知って、
不要なカードは少しづつ解約して、
自分にあったカードを持てるようになるといいですね!
管理しやすく安全な、
マネーライフを送りましょう!