クレジットカードの取引をキャンセルする方法！返金までの期間と注意点は？

クレジットカード取引のキャンセル方法と
返金までの流れを理解しておこう

クレジットカードで支払いをしたあと、
「キャンセルしたい」
「返金はいつになるの？」
と不安に思うことはありませんか？

実際、クレジットカードのキャンセル処理は
お店とカード会社の2段階で行われるため、
少し仕組みがわかりづらい部分もあります。

支払金額が戻るまでの流れや、
返金時の注意点を整理しておきましょう。

クレジットカードをキャンセルしたら、返金はどうなるのでしょうか？

クレジットカードは便利ですが、
返品や注文ミスなどでキャンセルが必要になる場面もあります。
その際の返金は、カード会社を通して行われるため、
現金払いとは流れが異なります。

基本の流れ
1．お店が売上データを取り消す（キャンセル処理）
2．カード会社が返金処理を実施
3．請求額の相殺または口座へ返金

返金のタイミングはすぐではなく、
1〜2か月後に反映されることが多い点も覚えておきましょう。

キャンセル時の返金は、どのように行われるのか詳しく見てみましょう。

返金時期はカード会社や加盟店の処理速度によって異なります。
一般的には、購入月または翌月の明細で反映されるケースがほとんどです。

ただし、店舗側の処理が遅れると、
カード会社の返金処理も遅れることがあります。
お店とカード会社の両方でキャンセル処理が必要になるためです。

返金の3パターン
1．口座への返金（登録口座に振り込み）
2．請求金額との相殺（減額処理）
3．利用明細の取り消し（請求自体なし）

現金での返金は原則できませんが、
実店舗では例外的に現金で返金される場合もあります。
ただし、クレジットカードの現金化は違法とされるため、
必ず正規のキャンセル処理を行いましょう。

返金処理が完了したか、どうやって確認すればいい？

返金を確認するには、主に以下の3つの方法があります。

1．利用したお店に確認
キャンセル処理を行うのはお店側です。
まずは、購入店舗にキャンセル処理が完了しているか確認しましょう。
対応に時間がかかる場合やミスが起きることもあるため、
再確認を怠らないことが大切です。

2．カード会社の利用明細を確認
オンライン明細やアプリから、取消またはマイナス表記をチェック。
ただし反映まで時間がかかるため、数日後に再確認するのがおすすめです。

3．消費生活センターへ相談
お店との連絡が取れない場合は、
全国の消費生活センターに相談を。
電話（局番なし188）でも対応してもらえます。

返金処理で、カード明細の金額がマイナスになることはあるの？

明細上でマイナス表示されている場合は、
売上の取り消し＝返金が行われていることを意味します。

返金に時間がかかる理由
返金処理はお店→カード会社→利用者という流れで進むため、
翌月以降の明細になることもあります。
焦らず数週間ほど待ってみましょう。

ポイント・手数料の注意点
キャンセルされた取引で獲得したポイントは消滅します。
また、旅行や交通関連ではお店都合でない限り、
キャンセル手数料が発生するケースもあります。

クレジットカードのキャンセル・返金の流れを把握しておくと安心です！

クレジットカードのキャンセル・返金は、
店舗とカード会社の両方で処理が行われます。
処理が遅れれば返金時期もずれるため、
気づいた時点で早めに確認しましょう。

返金後は利用明細をチェックして、
相殺・マイナス表示・口座入金のいずれかで
正しく反映されているかを確認することが大切です。