再発行の手順とカード番号の
変更ルールを解説!
クレジットカードを再発行する場合。
再発行の理由によっては、
クレジットカード番号が変わる場合・
変わらない場合があります。
なんだかちょっと難しいですよね?
クレジットカードの再発行を希望するときは、
最低限の知識が必要です。
クレジットカード再発行に必要な手数料。
紛失・盗難時の手続き内容を覚えておきましょう♪
- ページ更新日:12月1日
1.すぐにカード会社に連絡しましょう!
クレジットカードを失くしてしまった時は、
気が付いた時点ですぐにそのカード会社まで連絡してください。
なお、
最近はカード会社の公式アプリや会員サイトから、
24時間いつでも「利用停止」や、
「再発行手続きの申し込み」ができるケースも増えています。
カード裏面に記載された連絡先とあわせて、
公式アプリのメニューも確認しておくと安心です。
そして、
外出時に失くした可能性がある場合、
警察に「紛失届け(遺失物届け)」を提出しましょう。
警察へ紛失届けを提出しておかないと、
もし失くしたクレジットカードが不正に使われていた場合、
不正な利用分の保障を受けられない場合があるので注意してください。
しばらくクレジットカードを使った覚えがなく、
自宅の内にあることは間違いないんだけれど・・。
肝心のカードが見付からない・・。
この場合は警察への届け出は不要だと言えますが、
少しでも外出時になくした可能性や、
盗難の可能性がある場合。
絶対に警察に届け出をするようにしましょう。
クレジットカードを失くして、
カード会社へ紛失の連絡を行った時点で、
そのカードはそれ以降にいかなる理由があっても一切の利用ができなくなります。
クレジットカード会社への連絡後に、
失くしたはずのカードが見つかったとしても、
その後はどのような事情あってもそのカードを使うことはできません。
もし紛失の連絡後に失くしたはずのクレジットカードを見つけた場合、
そのカードは破棄してください。
クレジットカードの紛失に関しての受付(紛失・盗難デスク)は、
どのカード会社でも原則として24時間365日対応になっています。
たとえ深夜の時間帯であっても、
紛失に気が付いた時点ですぐカード会社に連絡するようにしましょう。
2.再発行の手続きを行います。
カード会社に紛失の連絡をすると、
再発行手続きを行うための書類が郵送されてきます。
(現在、
カード会社に紛失の連絡をした時点で、
WEBや電話の「本人確認だけ」で再発行手続きが完了する場合が多くなっています。
その場合、
1週間ほどで登録している住所に新しいクレジットカードが送付されます。)
郵送されてくる再発行されたクレジットカードは、
カード会社によって「簡易書留」や、
「本人限定受取郵便」などの方法で送られてきます。
本人限定受取郵便の場合は、
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を提示できる「名義本人」しか受け取ることができません。
一方、
簡易書留の場合は同居している家族が代理で受け取れるケースもあります。
ただし、
いずれの方法でも基本的に「転送不可」の扱いになるため、
住所変更がある場合は事前にカード会社へ届け出ておきましょう。
再発行手続きを行うために書類が必要な場合、
必要事項を記入して返送することになります。
警察に紛失(遺失)を届け出た場合は、
その時に伝えられた「遺失物届け出の受理番号」を記入しましょう。
(記入しなくてもカードの再発行に問題はありませんが、
手続きの日数、
万が一の不正利用時に問題が発生する可能性は考えられます。
必ず記入するようにしましょう!)
多くのクレジットカード会社では、
カード会社へ紛失や不正利用の連絡をした日からさかのぼって、
「おおむね60日前まで」の不正利用分が補償される仕組みになっています。
ただし、
補償される期間や条件はカード会社ごとに少しずつ異なるため、
必ずご利用中のカード会社の会員規約や公式サイトで最新の内容を確認するようにしましょう。
クレジットカードの紛失後、
後日送られてくる利用明細に自分が使った覚えのない履歴があった場合は、
すぐにその内容をカード会社まで伝えてください!
この不正利用に関する連絡が遅くなると、
保証期間が過ぎてしまうかも知れないので注意が必要です。
3.新しいカードが届きます。
カード会社から送られてきた書類に全て記入して、
返送した後にカード再発行の手続きが始まります。
再発行の手続きが始まってから、
1週間〜2週間程度で新しいクレジットカードが送られてきます。
紛失や盗難が理由で再発行される場合、
セキュリティ確保のため新しいクレジットカード番号に変更されるのが一般的です。
支払いに失くしたクレジットカードを登録していた場合、
登録しているクレジットカード番号を変更する必要があります。
最近は、
カード会社と加盟店の仕組みによって、
カード番号が変わっても自動的に新しいカード情報へ更新されるサービス(洗い替えなど)も増えていますが、
すべての支払いが自動更新の対象になるわけではありません。
支払いの停止や未払いを防ぐためにも、
重要なサービスについては必ず自分でも登録カード情報を確認・変更しておきましょう。
カード再発行の手数料としては、
数百円〜千円程度の手数料がかかることが多い一方で、
最近は条件にかかわらず再発行手数料が無料のクレジットカードも増えてきています。
手数料の有無や金額はカード会社・カードの種類によって異なるため、
ご利用中のカードの会員規約や公式サイトで確認しておきましょう。
ゴールドカードやプラチナカードなど、
グレードの高いカードの場合。
再発行手数料が1回だけ無料になるというサービスもあるので、
カード会社に直接確認してみるようにしましょう。
再発行手数料がかかる場合、
現金をその場で支払うわけではなく、
新しく届いたクレジットカードの最初の引き落とし時に再発行手数料を支払うことになります。
再発行手数料の内訳は必ず利用明細にも載っているので、
間違いなく確認することが可能です。
また、
クレジットカードの紛失・盗難などではなく、
カードの磁気異常などで使えなくなった場合。
故意に起きた原因ではないと判断されれば、
再発行手数料は原則として無料となるケースが多いです。
その場合はカード会社まで連絡して、
今のクレジットカードを送付しましょう。
また、
磁気不良などカード本体の不具合が理由の場合は、
同じ番号のまま再発行されるケースもあります。
ただし、
番号を変更するかどうかはカード会社の判断(セキュリティ基準)によって異なるため、
詳しくは各カード会社に確認するようにしましょう。
4.まとめ
クレジットカードを失くしてしまった時は、
カード会社まですぐに連絡しましょう。
これは絶対に必要な手続きです。
クレジットカードの再発行に手数料が必要になることがありますが、
紛失や盗難ではなく、
クレジットカード本体の不具合で再発行する場合、
無料で交換・再発行してもらうことができる場合もあります。
この場合、
異常が発生したクレジットカードをカード会社に送付することになります。
クレジットカード会社は古いカードを間違いなく回収しているので、
再発行時のクレジットカード番号は以前と同じ番号になるケースも多いです。
クレジットカードの再発行時は、
その理由によってクレジットカード番号が「変わる場合」と、
「変わらない場合」があることを覚えておきましょう!