滞納を放置するのはリスク!
カード代金が払えない時の正しい初動対応
いつでも気軽にショッピングを楽しめるクレジットカードですが、
その便利さゆえに、気が付くと使い過ぎていた!
そんな事態に陥ってしまう人も多いはずです。
現在はキャッシュレス決済の普及により、
支出管理が以前よりも複雑化しています。
クレジットカードの返済が間に合わなくなってしまった場合、
どのように対処すればよいのでしょうか。
実用的な解決策を詳しく解説していきます。
- ページ更新日:1月14日
1.クレジットカードが返済できない時は?
手持ちの現金がなくても買い物を楽しめるクレジットカード。
使っている時は楽しいのですが、
返済日の引き落とし金額を知って驚いた経験は誰にでもあることでしょう。
クレジットカードの支払いが間に合わず、
返済が滞ると気づいた際にするべきことを見ていきましょう。
▼【①・クレジットカードの利用状況をチェックする】
クレジットカードの利用状況を細かくチェックしている人は、
意外と少ないのではないでしょうか。
支払いが滞ってしまったことすら、
カード会社からの通知や
アプリのプッシュ通知で初めて気が付いた、
なんていう人も中にはいるかも知れません。
「返済できない!」と気づいた場合、まず最初に、
自分のクレジットカードの利用状況をチェックしてみましょう。
まずは状況を把握することが問題解決の第一歩となります。
チェックする項目については、
以下の内容を参考にしてください。
- 利用限度額
- 利用可能残高
- 次回の返済金額
- カードの締め日
- 返済日(引き落とし日)
- 返済用口座の最新残高
▼【②・返済方法の変更を検討する】
現在の利用金額と返済用の口座残高の確認が済んだら、
次に確認するべきポイントは、
「現在選択している支払い方法」についてです。
一例として、
前の月に合計10万円の買い物をしていた場合で考えてみたいと思います。
10万円の買い物に対して1回払いを選択していれば、
翌月の返済金額は当然ながら10万円になります。
しかし10万円をまとめて支払う余裕がなかった場合、
返済ができない状況に陥ってしまうのは明白です。
その場合は、まず返済方法の変更を検討しましょう。
▼【③・あとからリボか分割払いを利用する】
返済方法を1回払いから「リボ払い」や
「分割払い」に変更することは、
ほとんどのカード会社で対応可能となっています。
多くのカードで「あとからリボ」などの名称で
サービスが提供されており、スマートフォンのアプリや
会員専用サイトから簡単に手続きが可能です。
ただし変更には期限があり、
締め日から支払確定日までの間に
手続きを完了させなければならないことが多いです。
カード会社によって締切日が異なるため、
早めの確認が不可欠です。
▼【④・リボ払いのメリットとデメリットを把握しよう】
リボ払いなどは毎月の負担を軽減できますが、
メリットと同時にデメリットもあります。
利用する際のポイントを整理しておきましょう。
◆リボ払いのメリット◆
- 月々の返済金額が固定されるため家計管理がしやすくなる
- 遅延や滞納を回避できるので信用情報に傷がつかない
◆リボ払いのデメリット◆
- 返済期間が長くなり手数料の総額が増えてしまう
- 月々の返済額が少ないため借金の感覚が薄れやすい
- 実質年率15.0%前後の手数料がかかることが一般的
2.キャッシングの返済ができない場合
クレジットカードには、提携先のATMや銀行アプリを通じて
現金を借りることが可能なキャッシング機能も付いています。
キャッシングの返済ができない場合はどうなるのでしょうか。
▼【返済するまで督促と遅延損害金が発生する】
キャッシングの返済ができなかった場合、翌日以降に
登録している電話番号に連絡が来ることがあります。
その際に「いつ入金できるのか?」と聞かれるので、
具体的な返済予定日を回答することになります。
また、返済日の翌日から遅延損害金(延滞利息)が発生します。
一般的に年率14.6%から20.0%程度で設定されており、
放置するほど支払い総額が膨らんでしまいます。
▼【信用情報(事故情報)に登録されるリスク】
返済の遅延が61日以上、または3か月以上に及ぶと、
「信用情報(事故情報)」として
個人信用情報機関に登録されます。
この情報は目安として、完済から5年前後登録されます。
ただし登録期間や情報の種類は、JICCやCIC、KSCなど
信用情報機関や本人の状況によって変わります。
登録されている間は、新たな借り入れやカードの作成、
住宅ローンなどの審査に通ることが極めて難しくなります。
3.返済できない場合!4つの対処法
返済方法を変更しても、どうしても返済できそうにない
そんな場合はどうすればよいのでしょうか。
困った時の対処法を4つご紹介します!
▼【①・まずはカード会社に相談をする】
最初にするべきことは、自分からカード会社に連絡することです。
カスタマーセンターに返済の相談をすれば、一時的な支払猶予や
分割回数の調整など、アドバイスがもらえます。
返済できないからといって連絡を無視したり、
「カードを紛失した」などの嘘をつくのは逆効果です。
返済日より前に連絡を入れて、誠実に状況を説明するなど、
カード会社とコミュニケーションを図ることが何より大切です。
▼【②・親などの身内にお金を借りる】
どうしても返済できない場合、まずは直面している
支払い金額を解消しなければなりません。
身内にお金を借りることも、有効な対処法の1つです。
大人として身内に頼るのは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、
延滞して社会的信用を失うよりは賢明な判断です。
身内であっても必ず「借用書」を作成し、返済計画を
明確に提示するのがマナーと言えるでしょう。
▼【③・単発バイトで副収入を得る】
返済額を補うために、短期・単発のアルバイトをして
現金を作るのも現実的な方法です。
現在はスキマ時間で働けるマッチングアプリも充実しています。
本業の合間に即日払いの仕事を探して、不足分を補填しましょう。
▼【④・弁護士や専門家に無料相談する】
他の対処法も取ることができず、返済のめどが立たない場合は、
弁護士の無料相談を利用しましょう。
「債務整理」という手続きを含め、専門家が
あなたの味方となって解決策を助言してくれます。
4.支払いの計画を立て誠意を見せること
便利で気軽に利用できるクレジットカードですが、
ついつい買い物をしすぎると、誰にだって
返済困難な状況に陥る可能性があります。
返済できないと分かった場合、まずは現状を正確に把握して
具体的な支払いの計画を立てることが大切です。
それでも返済が厳しい場合は、放置せずにカード会社に連絡し
「支払いをする意思がある」という誠意を見せることが、
今後の付き合いのために不可欠となります。
一人で悩まず、しかるべき人や専門機関に相談するなど、
躊躇せずに行動してみるのが最善の道です。
便利なカードだからこそ、使い方には十分に気をつけたいですね。