審査に不安でも大丈夫!
クレジットカードの仕組みと選び方を徹底解説
クレジットカードを作りたい!と思っても、
「収入が少ないから審査に通るか心配…」
「もし落ちたら、申込みブラックになっちゃうかも…」
と、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
でも、大丈夫です!
クレジットカードの審査って、
決して一部の人だけが通る特別なものじゃないんです。
審査の仕組みやカードごとの特徴をちゃんと知れば、
あなたにピッタリの一枚がきっと見つかりますよ。
この記事で、審査の不安をスッキリ解消して、
安心して申し込めるクレジットカード選びのコツを、
わかりやすくご紹介しますね!
ネットのランキングは信じないで!審査の本当の基準とは?
カードの種類で難易度が違う?5つの系統別審査傾向
審査に通りやすいのはどれ?特徴別おすすめカード3選
流通系クレジットカード「イオンカード」
ネット系カード「楽天カード」
消費者金融系カード:「アコムACマスターカード」
限度額低めでも発行?「温情発行」の仕組みを解説
なぜ審査に落ちる?見直すべき2つの注意点
まとめ
- ページ更新日:10月9日
ネットのランキングは信じないで!
審査の本当の基準とは?
「審査が緩いクレジットカード」を探して、
ネットサーフィンをしている方も多いかもしれませんね。
でも、ちょっと待ってください!
実は、ネットの口コミやランキングサイトの情報を、
そのまま鵜呑みにするのは少し注意が必要です。
なぜかと言うと、審査に通るかどうって、
結局は申込者ご自身の「属性」で決まるから。
例えば、今はお仕事をしていない方でも、
これまでのカード利用履歴(クレジットヒストリー)がきれいなら、
審査に通るカードもちゃんとあります。
逆に、たとえ年収が高い方でも、
過去に支払いをうっかり延滞してしまったり、
公共料金の支払いが遅れたりした記録が信用情報機関に残っていると、
審査に落ちてしまうことも十分にあり得るんです。
だから、ランキングサイトで「審査が緩い!」と紹介されていても、
必ずその審査に通るという保証はどこにもない、
ということになります。
「ここが最後の頼みの綱だ!」と思って申し込んでも、
属性によっては申込みの時点で審査の対象外…、
なんて悲しいケースも考えられます。
それに、検索上位に出てくるカード紹介サイトの多くは、
アフィリエイトサイト(成果報酬型の広告サイト)だったりします。
そうなると、サイト運営者の都合がいいランキングになっている可能性も…。
これでは、本当に自分に合ったカードを探すのは難しいですよね。
カードの種類で
難易度が違う?
5つの系統別審査傾向
クレジットカードの審査の難しさは、
カードを発行している会社のタイプによって、
ある程度の傾向があると言われています。
ざっくり言うと、
「銀行系」→「信販系」→「流通系」→「ネット系」→「消費者金融系」
この順番で、審査のハードルが少しずつ下がっていくイメージです。
それぞれのタイプ別に、どんな特徴があるのか見ていきましょう!
難易度が高いカード(銀行系)
「三井住友カード」や「三菱UFJカード VIASOカード」といった、
いわゆる「銀行系」と呼ばれるカードたちです。
カチッとしたイメージ通り、審査の難易度は一番高いと言われています。
持っているだけで信頼性がアップするような、ステータスを重視する方向けですね。
難易度がやや高いカード(信販系)
「JCBカード」や「アメリカン・エキスプレス・カード」などがこちら。
銀行系と同じくらい審査はしっかりしていますが、
独自のサービスやかっこいい特典が充実しているのが魅力です。
こちらも、持っていると一目置かれる「ステータスカード」と言えるでしょう。
難易度が通常のカード(流通系)
「イオンカード」や「セゾンカード」、「エポスカード」などが代表です。
スーパーやデパートが発行していて、
特定のお店で使うと割引になったり、ポイントがたくさん貯まったりと、
毎日のお買い物が楽しくなるカードです。
たくさんの人に使ってもらいたいカードなので、審査もそこまで厳しくないんですよ。
難易度がやや低いカード(ネット系)
今や定番の「楽天カード」や「PayPayカード」などがこのタイプ。
ネットショッピングに強いのが特徴で、
会員をどんどん増やしたい!という思いが強いので、
審査のハードルも比較的低めに設定されていることが多いです。
難易度が低いカード(消費者金融系)
「アコムACマスターカード」や「ライフカード」などがこちらです。
他のカードとは少し審査の見るポイントが違っていて、
「今の返済能力」を一番に考えてくれる傾向があります。
なので、審査に通りやすいカードの代表格と言えるでしょう。
ただし、金利が少しだけ高めな点はお忘れなく!
審査に通りやすいのはどれ?
特徴別おすすめカード3選
カードのタイプによって審査の難易度が違う、
ということがお分かりいただけたでしょうか?
ここでは、それぞれのカテゴリの中でも、
特に「私でも申し込めるかも!」と思える3つのカードをご紹介しますね。
流通系クレジットカード「イオンカード」
「流通系」は、イオンのような大手スーパーやデパートが発行するカード。
なんといっても、発行元のお店で使うと
割引やポイントアップなどの嬉しい特典があるのが最大の魅力です!
毎日お買い物をする主婦さんや若い世代の方に使ってもらうのが目的なので、
比較的申し込みやすくなっています。
イオンカードの基本情報
国際ブランド:Visa・Mastercard・JCB
年会費:無料
申込資格:18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降であれば申込可)
ポイント還元率:0.5%~
特に主婦層に人気のカードということもあり、
審査が比較的通りやすいことで知られています。
イオンのお店にあるカウンターで申し込めば、
その日のうちに仮カードを発行してくれることも!
ただ、この仮カードはまだ国際ブランドが付いていないので、
使えるのはイオングループのお店だけ。
ちゃんと国際ブランドが付いた本カードは、
だいたい2週間くらいで郵送で届きますよ。
ネット系カード「楽天カード」
「ネット系」のカードは、楽天市場のような特定のサイトで使うと、
ポイントがザクザク貯まるのが嬉しいポイント!
こちらも幅広い世代に使ってほしいカードなので、
審査に通りやすいカードとしてとっても有名です。
楽天カードの基本情報
国際ブランド:Visa・Mastercard・JCB・American Express
年会費:永年無料
申込資格:18歳以上(高校生は除く)
ポイント還元率:1.0%~
楽天市場をよく使う!という方なら、持っていて損はありません!
楽天銀行の口座を持っていたり、
他の楽天サービスを使っていたりすると、
審査でちょっと有利になる、というウワサもありますよ。
申し込みの条件も広く、
主婦の方やアルバイト、学生さんでも審査に通った!
という声がたくさんあります。
顧客満足度も高くて、海外旅行の保険まで付いてくる、
とっても優秀な一枚です。
消費者金融系カード:「アコムACマスターカード」
「消費者金融系」のクレジットカードは、種類こそ少ないですが、
審査のハードルは一番低いと言われています。
ポイントが付いたりはしませんが、
「とにかく今すぐカードが欲しい!」「他のカード審査が不安で…」
という方にとっては、まさに救世主のようなカードです。
アコムACマスターカードの基本情報
国際ブランド:Mastercard
年会費:無料
申込資格:20歳以上で安定した収入と返済能力を有する方
他のカード会社は過去の利用履歴を結構気にするんですが、
アコムACマスターカードは、
「今のあなたに返済能力があるか」を一番に見てくれます。
だから、今現在、安定した収入がちゃんとあれば、
もし過去に延滞しちゃった記録があっても、
審査に通る可能性は十分に残されています。
ただし、ひとつだけ注意点があります。
このカードで買い物をすると、
支払いが自動的にリボルビング払いになります。
計画的に返済しないと利息がどんどん増えちゃう可能性があるので、
その仕組みだけはしっかり理解してから使ってくださいね。
限度額低めでも発行?
「温情発行」の仕組みを解説
クレジットカードの審査には、
とっても心強い「温情発行」というウワサ、聞いたことありますか?
もちろん、正式なサービス名ではないんですが、
審査が不安な方にとっては、まさに希望の光になるかもしれない仕組みなんです!
クレジットカードの「温情発行」とは?
年収がちょっと低めだったり、働き方が不安定だったり…
そんな、審査に少し不利な条件の方に対して、
利用できる金額(限度額)をあえて低く設定してカードを発行してくれることです。
「審査基準ギリギリだけど、このまま落としちゃうのもなぁ…」
というカード会社の優しい気持ちから、
「まずは小さい枠で使ってもらって、ちゃんと返済できるか見てみよう」
という温情措置で発行されることから、こう呼ばれているんですね。
なぜ「温情発行」が可能なのか?
クレジットカードの審査は、
「割賦販売法」という法律に沿って行われます。
この法律では、カード会社は申込者の「年間支払可能見込額」(1年間に無理なく支払える金額)を、
きちんと調査することが義務付けられているんです。
「じゃあ、簡易な審査なんてないんじゃない?」と思いますよね。
その通りで、
法律で簡易審査が特別に認められているわけではありません。
ただ、調査の結果、審査基準ギリギリの方だった場合に、
カード会社が「いきなり大きな枠は難しいけど、少額なら…」と判断することがあります。
これが「温情発行」の正体なんです。
リスクを抑えつつ、まずはお試しでカードを使ってもらおう、
というカード会社側の工夫とも言えるかもしれませんね。
利用限度額は極端に低い場合も
一般的に、温情発行されるカードの利用限度額は30万円以下。
人によっては、さらに低い「5万円~10万円」という、
かなりコンパクトな金額で発行されることもあります。
カード会社だって、できるだけ多くの人にカードを使ってほしいと思っています。
だから、ギリギリのラインの人をすぐに審査落ちさせるんじゃなくて、
「まずはこの枠で」とチャンスをくれることがある、というわけです。
なぜ審査に落ちる?
見直すべき2つの注意点
ここまで読んできて、
カードの選び方次第で、
属性に自信がなくてもカードを持てる可能性はじゅうぶんある!
ということが伝わったでしょうか?
でも、それでもどうしても審査に通らない…
という場合には、次のような理由が考えられるかもしれません。
明らかに資金繰り目的の申し込み
信用情報を見てみると、
複数のカードで支払いが遅れたり、ギリギリ入金したりを繰り返している…
という記録が残っていることがあります。
これは、「あっちから借りてこっちに返す」という、
いわゆる「自転車操業」の状態に陥っているサインと見られてしまいます。
すでに他のカードの限度額いっぱいまで利用しているような状況だと、
「この人にお金を貸すのは危ないかも…」と判断され、
どんなに審査が緩いカードでも、通過はかなり難しくなってしまいます。
虚偽の申告をしている
審査に続けて落ちてしまうと、
「少しでも良く見せたい…!」という気持ちから、
つい年収を多めに書いたり、
働き方を偽って申し込んだり、といった考えが頭をよぎるかもしれませんよね。
でも、その気持ちはグッとこらえてください!
そういった嘘は、残念ながらすぐにバレてしまうんです。
もし嘘の申告がバレてしまうと、
カードは強制的に解約、利用した分は一括で返済しなくてはなりません。
そのカード会社では二度とカードを作れなくなってしまいます。
これまでに大きな金融トラブルがないのなら、
正直に申告して、「無職」でも申し込めるカードを選んだ方が、
ずっと可能性はありますよ。
まとめ
いかがでしたか?
審査が緩いと言われるカードでも、
申込者の状況によっては必ず通るというわけではないのが難しいところですよね。
でも、大切なのは、ランキングサイトの情報に惑わされず、
カードの系統やご自身の状況をしっかり理解することなんです。
もし、「やっぱり不安だな…」と感じるなら、
今回ご紹介したような申し込みやすいカードを選んでみたり、
思い切ってカード会社のコールセンターに電話で相談してみるのもおすすめです。
あなたにピッタリの一枚を見つけて、
ぜひ便利なキャッシュレスライフをスタートさせてくださいね!
参考リンク集
公式サイト・サービス | 詳細 |
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経済産業省(クレジット関連) | 割賦販売法など、法律に関する情報を確認できます。 |
指定信用情報機関のCIC | ご自身の信用情報を確認(情報開示)できます。 |
イオンカード公式サイト | イオンカードの申し込みや詳細情報の確認ができます。 |
楽天カード公式サイト | 楽天カードの申し込みやキャンペーン情報を確認できます。 |
アコム公式サイト(ACマスターカード) | アコムACマスターカードの申し込みや詳細を確認できます。 |