デビットカードではETC作成不可?
解決策と賢い2枚持ち活用術
流行中のデビットカードを使いたい!
でも、
ETCカードってデビットカードで発行できるの?
そんな疑問を解決します!
おすすめのデビットカードや、
デビットカード+クレジットカードのお得な2枚持ちを提案します。
あなたも2枚持ちで、
スマートな現金管理を始めましょう!
2.ETCカードは作れるの?
3.クレジットカードとの二枚持ちがベスト?
4.ライフスタイルにあったカード選び
5.クレカ選びに迷ったときのおすすめは?
6.カードの二枚持ちに関するまとめ
- ページ更新日:12月7日
1.デビットカードの概要
近年CMやニュースで目にする機会が増えたデビットカードですが、
仕組みは至ってシンプルです。
お店でカード支払いをすると、
利用した金額が銀行口座から即時で引き落とされます。
つまり、銀行の普通口座に入っている残高の
範囲内でしかお買い物はできません。
日本では大きく分けて、
「国際ブランド付きデビット」と「J-Debit」の2種類があります。
現在は、
圧倒的な加盟店数とクレジットカード同様の使い勝手から、
VISAやJCBなどがついた
国際ブランド付きデビットカードが主流です。
口座にあるお金しか使えないため、
クレジットカードのように使いすぎてしまう心配もありません。
「借金のような後払いは怖い」
「でもネットショッピングなどでカード払いはしたい」
そんな方でも、
クレジットカードの利便性を持ちながら、
現金感覚で安全に使えるのが最大のメリットです。
2.ETCカードは作れるの?
デビットカードはクレジットカード同様に利用することができますが、
ETCカードの発行は原則行っていません。
ETCカードについては、
別途クレジットカードで発行するか、
利用見込み額に応じたデポジット(保証金)を預けることで発行される、
【ETCパーソナルカード】を利用しましょう。
以前は高額なデポジットが必要でしたが、
現在は最低3,000円〜(月々の利用見込額の4か月分など)といった設定も用意され、
利用しやすくなっています。
※具体的なデポジット額は変更される場合があるため、
公式サイトで最新情報を確認しましょう。
クレジットカードが作れない人でも持つことができる、
ETCパーソナルカード。
このETCパーソナルカードはクレジットカードではありませんので、
クレジットカードは作りたくないという人にもいいかもしれませんね。
3.クレジットカードとの二枚持ちがベスト?
デビットカードは非常に便利な決済ツールですが、
ETCカード発行が原則できないほかにも、
一部の支払いに対応していないケースがあります。
ガソリンスタンドや高速道路料金、
サブスク・携帯料金などの継続課金がそれに該当します。
ただ、
最近では楽天銀行や三菱UFJ銀行のデビットカードなど、
これらの支払いにも対応しているカードが増えてきました。
「デビットだから全部ダメ」というわけではありませんが、
カード会社や加盟店ごとに、
使える・使えないが分かれる点には注意が必要です。
おすすめはデビットカードとクレジットカードをそれぞれ1枚ずつ使い分ける、
2枚持ちスタイルです。
即時決済のデビットカードと、
ETCや月次決済専用でクレジットカードを用意しておけば、
お互いのメリットを十分に生かした使い分けができます。
とはいえ、
クレジットカードを複数枚持つのはおすすめしません。
カードの物理的な管理・利用額の管理・引き落とし口座の管理・カードによっては年会費の管理など、
必要以上に管理する項目を増やすのは得策ではありません。
インターネットが普及した現代では、
当たり前のようにカードの不正利用による被害も広がっています。
管理的にも気が楽な、
デビット+クレジットカード1枚ずつの2枚持ちをすすめします。
4.ライフスタイルにあったカード選び
デビットカードを入手するためには、
デビットカードを発行している銀行口座を持っている、
または新規口座開設を行う必要があります。
銀行口座を沢山持ってもやはり管理には面倒なので、
ライフスタイルにあったデビットカードを事前に調べておきましょう。
銀行口座選びは非常に重要で、
インターネット専業銀行では口座引き落としを登録できないこともあります。
特に水道代や国民健康保険料の引き落としのような公共性の高いものは、
一部のネット銀行では非対応のケースがあります。
以前よりは対応している自治体・事業者が増えてきましたが、
メインバンクとして使う場合は、
ご自身の利用したい引き落としに対応しているか、
事前に確認しておくと安心です。
最近話題のデビットカードを徹底比較!
買い物しながらお金の管理もできることで注目を集めているデビットカード。
各社様々な特徴をつけてサービスを提供してくれています。
あなたにあったカード選びにお役立てください!
楽天銀行デビットカード(JCB / Visa)
楽天銀行が発行するデビットカードは、
JCBブランドなら年会費が永年無料です。
カード利用100円ごとに1ポイント、
楽天ポイントが貯まるデビットカードです。
還元率が無条件で1%という、
デビットカードの中ではかなりの高還元カードです。
また、
Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済にも対応しており、
JCBだけでなくVISAブランドも選べるなど、
ご自身の使い勝手に合わせて選択できます。
今話題のデビットカードに非常に力を入れている【楽天銀行】は、
他行にはないデビットカードの強みを用意してくれています。
楽天市場でのポイントアップなど充実の特典、
楽天銀行デビットカードは非常にオススメと言えます。
三菱UFJデビット
メガバンクである三菱UFJ銀行が発行するデビットカードは、
基本的に年会費無料で利用できる使い勝手の良いカードです。
スマホ決済にも対応しており、
カードを持ち歩かずにスマホひとつで支払いが完了するのも大きな魅力です。
最大の特徴は、
ポイントではなく自動キャッシュバックである点です。
基本還元率は0.2%と一般的ですが、
毎月自動で口座にお金が戻ってくるため、
ポイントの有効期限切れや交換の手間を気にする必要がありません。
メガバンクである三菱UFJ銀行は口座を持っている方も多いでしょうから、
同行間での口座振り込み手数料が安くなるなど、
メガバンクならではのメリットもあります。
もちろん、
メイン口座にするにも十分すぎるスペックの安定感のある銀行ですので、
非常におすすめです。
スルガ銀行VISAデビットカード
VISAデビットカードの老舗といえば、
スルガ銀行です。
スルガ銀行のVISAデビットカードは、
支店やカードの種類によって還元率や特典が異なるのが特徴です。
たとえばDバンク支店のVisaデビットは、
利用金額の0.2%が年1回キャッシュバックされる仕組み。
一方、
リクルート支店などの他支店では、
ポイント還元率が異なるタイプも存在します。
年会費などの条件も支店ごとに設定されているため、
ご自身の利用スタイルに合う支店・カードを公式サイトで確認して選びましょう。
もちろん実際に支店がある銀行ということで、
公共料金の引き落とし設定など、
メイン口座にするにもバッチリな銀行です。
5.クレカ選びに迷ったときのおすすめは?
デビットカードと組み合わせて使うクレジットカードに迷ったら、
年会費無料で持てるクレジットカードを選択しましょう。
基本的にはデビットカードで支払えない場所でのフォローと、
ETCカードの発行が役割になってくると思います。
還元率よりも、
年会費やポイントの使いやすさで選択しましょう。
カードの還元率を意識しても、
カードやETCカードに年会費が発生してしまうと、
あまりメリットにはなりません。
仮に年間100万円を還元率1%のクレジットカードで端数なく決済したとすると、
年間1万円の得になります。
還元率が0.5%なら5,000円ですね。
年間100万円の決済をまとめても、
得られる金額は1万円程度、
ちょっとした節約で取り返せる金額です。
さらに、
還元率1%のクレジットカードを利用しても、
決済額が年間10万円と少額なら1,000円還元となってしまい、
年会費無料のカードでないと損になることも考えられます。
少額であれば、
還元率よりも利便性重視のほうが賢い選択になることもあります。
とりあえずコレ!は楽天カード
クレジットカード選びに迷ったら、
とりあえずコレ!でおすすめできるのは楽天カードです。
カード本体は年会費無料で発行することができますが、
追加の楽天ETCカードには通常550円(税込)の年会費がかかります。
ただし、
楽天ゴールドカード・プレミアムカードをお持ちの方や、
楽天PointClubの会員ランクがプラチナ以上の方は、
ETC年会費も無料で持つことができます。
楽天カードの還元率は1%で、
100円の利用ごとに楽天ポイントが1ポイント付与され、
還元率アップのキャンペーンも豊富です。
何よりもおすすめポイントは、
楽天ポイントは1ポイント1円分として楽天市場や、
街の加盟店で利用することができる点です。
楽天市場はほとんど何でも売っている市場なので、
ポイントの使い道に困ることも少ないです。
コンビニやドラッグストアでポイント払いをするなど、
ポイントの使い道には困りにくいでしょう。
▼【ETC年会費を無料にするならイオンカード】
ETCカードとクレジットカード、
どちらも年会費無料で持ちたいという方には【イオンカード】をおすすめします。
イオンカードであれば、
カード本体もETCカードも発行手数料・年会費ともに無料です。
(※現在はカード本体とETCカードの2枚発行となります)
イオンカードの基本サービスはもちろんついているので、
イオンカードやWAONでの支払いに限り、
20日・30日5%オフ、
5の付く日はポイント2倍、
55歳以上の方は15日も5%オフ、
毎月10日もイオンカード決済限定でポイント2倍など、
イオンでお得に利用することができます。
また、
ETCゲート車両損傷お見舞金制度という、
一風変わった保障も付与されているのが特徴的です。
ETCカードは車載器に入れっぱなしにしがちですが、
クレジットカードとは分離されているため、
万が一車上荒らしなどでETCカードが盗まれても、
ショッピング機能などは不正利用されにくいというメリットもあります。
コストをかけずにETCを持ちたい方は、
年会費無料のイオンカードを狙いましょう。
6.カードの二枚持ちに関するまとめ
いかがでしたでしょうか?
デビットカードとクレジットカードの2枚持ちなら、
デビットカードの弱点であるETCカードの確保や、
使えないお店での決済をカバーすることができます。
また、
枚数を絞ることで管理上のメリットもあるので、
非常におすすめです。
還元率に目を向けるのも大事ですが、
まずは無料でサービスを使い倒して便利に暮らしながら、
お金の管理で貯蓄を始めるのはいかがでしょうか。
還元率やポイントも大事ですが、使いすぎないように、
目的を持ったカード利用をしましょう。