主要電子マネーの残高をまとめてチェック!
スマホ用「残高確認アプリ」の使い方
【この記事でわかること】
・スマホで電子マネーの残高を確認するメリット
・iPhone/Androidで使える代表的な残高確認アプリの例
・駅の券売機やレジとの上手な使い分け方
【はじめに:NFC対応スマホが前提です】
ここでご紹介するのは、
NFC機能に対応したスマホを使って
ICカード型電子マネーの残高を確認する方法です。
多くの残高確認アプリは、
スマホにNFC機能(かざして読み取る機能)が
搭載されていることが前提になっています。
・iPhoneの場合
対応機種(おおよそiPhone7以降)であれば
ICカードの読み取りが可能です。
・Androidの場合
NFCに対応していない機種では、
カードをかざしても読み取ることができません。
また、各アプリの対応カードや機能は
予告なく変更されることがあります。
実際に利用される際は、
アプリストアの説明やレビューを確認し、
ご自身の利用環境に合うアプリを
選ぶようにしてみてください。
そこで今回は、
交通系電子マネーや流通系電子マネーの残高を、
手元のスマホで気軽にチェックする方法として、
残高確認アプリを使った確認方法と
代表的なアプリの例をまとめてご紹介していきます。
電子マネーの残高確認で困った経験はありませんか?
1.スマホアプリで電子マネー残高を確認するメリット
2.iPhone/Androidで使える残高確認アプリの例
3.駅やレジでの残高確認と使い分けるコツ
4.まとめ
- ページ更新日:11月25日
電子マネーの残高確認で困った経験はありませんか?
電子マネーや交通系ICカードは、
コンビニや自動販売機・電車・バスなど、
毎日のように使う場面が増えてきました。
とても便利な一方で、
「気づいたら残高がほとんどなかった」
「レジで残高不足と言われて焦った」
という経験をされた方も
少なくないのではないでしょうか。
実際に私も、
コンビニのレジで電子マネー払いをしようとしたときに、
店員さんから
「残高が不足していますが、どうなさいますか?」
と聞かれてしまい、
後ろにほかのお客さんが並んでいる中で、
なんだか気まずい思いをしてしまいました。
あらかじめ残高が分かっていれば、
チャージするタイミングも
自分でコントロールしやすくなりますし、
レジ前で慌てることも減らせますよね。
1.スマホアプリで電子マネー残高を確認するメリット
まずは、
「わざわざアプリで残高を確認する意味ってあるの?」
というところから整理してみます。
▶︎【レジに並ぶ前に残高をチェックできる】
買い物や改札を通る前に、
スマホでさっと残高を見ておけば、
不足に気づいても
事前にチャージする時間がとれます。
レジで「残高が足りません」と言われて
別のカードや現金を慌てて探すような場面も、
ぐっと減らしていけます。
▶︎【複数のカードをまとめて把握しやすい】
SuicaやPASMOなどの交通系に加えて、
WAON・nanaco・楽天Edyなどを
いくつか使い分けている方も多いと思います。
対応アプリを使うと、
カードごとの残高や履歴を一覧で確認できるものもあり、
「どのカードにいくら入っているか」を
感覚ではなく数字で把握しやすくなります。
▶︎【履歴やポイント残高まで見られるアプリもある】
アプリによっては、
残高だけでなく利用履歴やチャージ履歴、
一部ポイント残高まで確認できるものもあります。
・交通費がどれくらいかかっているか
・コンビニで電子マネーをどれくらい使っているか
といった振り返りにも役立つので、
家計管理のきっかけにもなってくれます。
このように、
駅の券売機やレシートだけに頼らず、
自分のタイミングで残高を確認できるのが
残高確認アプリの大きな魅力と言えます。
2.iPhone/Androidで使える残高確認アプリの例
ここからは、
実際に残高確認に使えるアプリを
タイプ別に見ていきます。
どれも代表的な例なので、
メインで使っている電子マネーに合わせて
イメージしてみてください。
▶︎【電子マネーICカード残高確認(iPhone・Android)】
・iPhone/Androidの両方で利用できる
・Suica・PASMO・ICOCA・TOICA・SUGOCAなどの交通系ICカード
・WAON・nanaco・楽天Edyなどの流通系電子マネー
といった、幅広いカードに対応したタイプのアプリです。
残高だけさっと知りたいときも、
時間のあるときに履歴を眺めたいときも、
これ一つで済ませやすいのが特徴です。
▶︎【ICカード残高確認系アプリ(Android)】
Android向けには、
「ICカード残高確認」や
「ICカード残高」といった名前の
アプリが複数あります。
多くのアプリが
・Suica・PASMO・ICOCA・Kitaca・TOICA・SUGOCA
・WAON・楽天Edy・nanaco
といったカードに対応しており、
NFC対応スマホにカードをかざすだけで
残高を読み取れるのがポイントです。
画面がシンプルなものも多く、
複数カードの残高と履歴を並べて見られるタイプもあるので、
「操作はできるだけ簡単がいい」という方にも向いています。
▶︎【マルチ残高確認アプリ NFC(Android)】
Android向けの
「マルチ残高確認アプリ NFC」では、
対応するNFC搭載スマホを使って
・Suica/PASMO/ICOCA/TOICAなどの交通系ICカード
・WAON・nanaco・楽天Edyなどの電子マネー
といったカードの残高を
かざすだけでチェックできます。
対応カードは
アプリの説明欄で随時確認しつつ、
交通系と流通系をまとめて管理したいときの
候補として覚えておくと便利です。
▶︎【Apple Pay・おサイフケータイを活用する方法】
・iPhoneの場合
Suica・PASMO・ICOCAなどを
Apple Pay(ウォレットアプリ)に登録しておくと、
アプリ上から残高確認やチャージができます。
・Androidの場合
おサイフケータイアプリや
Googleウォレットに対応しているカードであれば、
残高や履歴をアプリから確認できるものもあります。
「まずは公式のウォレット機能で管理しておき、
足りないところを残高確認アプリで補う」
という使い方をすると、
あまり迷わずに続けやすくなります。
3.駅やレジでの残高確認と使い分けるコツ
スマホアプリはとても便利ですが、
駅やお店での残高確認方法も
あわせて知っておくと心強いです。
▶︎【駅で残高を確認する方法】
・改札機にタッチしたときに表示される残高を見る
・券売機やチャージ機・乗り越し精算機で残高照会する
・エリアによっては専用の残高確認機が設置されている場合もあります
通勤や通学で駅をよく使う方は、
チャージのついでに残高をチェックする習慣をつけておくと、
「あれ、ほとんど残っていなかった」という
ちょっとしたヒヤッとを減らしていけます。
▶︎【コンビニやスーパーのレシートで確認する方法】
WAON・nanaco・楽天Edyなどは、
お店で支払いに使うと
レシートに残高が印字されることが多いです。
・支払いのたびにレシートを受け取って残高を確認する
・残高だけ知りたいときは、
レジで「残高照会をお願いします」と伝える
といった形で、
ちょっとしたタイミングにも残高をチェックできます。
▶︎【アプリと端末をどう使い分けるか】
イメージとしては、
・外出前や通勤前:
スマホの残高確認アプリで
あらかじめ残高をチェックしておく
・駅やお店では:
改札やレジで表示される残高を
最終確認として使う
という使い分けがおすすめです。
「事前チェックはアプリ」「当日確認は端末」
この二本立てにしておくと、
電子マネーをもう少し気楽に
使っていけるはずです。
4.まとめ
スマホ向けの残高確認アプリを取り入れると、
Suica・PASMO・ICOCAなどの交通系ICカードから、
WAON・nanaco・楽天Edyといった流通系電子マネーまで、
対応しているカードであれば
スマホにかざすだけで残高をチェックできるようになります。
駅の券売機や精算機・レジ・レシートだけに頼らず、
外出前や通勤前に
手元で残高を確認できるようになると、
「残高が足りるかな…」という不安も
少し軽くなっていきます。
iPhone・Androidそれぞれに、
複数の残高確認アプリが用意されていますので、
・普段よく使う電子マネーの種類
・お持ちのスマホ(iPhone/Android)
・残高だけ分かれば良いのか、履歴も見ておきたいのか
といったポイントを意識しながら、
ご自身のスタイルに合うものを
一つインストールしてみてはいかがでしょうか。
「最近、電子マネーの残高を把握できていないかも」と感じたら、
今回の内容をきっかけに
残高確認アプリを取り入れてみてください。
毎日の支払い前にさっと残高をチェックできるようになり、
電子マネーを今までよりも安心して
気持ちよく使っていけると思います。