ICOCA（イコカ）とは？
基本機能とメリット
JR西日本エリアで利用されている、
「ICOCA」は、
便利な交通系ICカードのことです。
電子マネーとしても利用できるICOCAなのですが、
使い方は大丈夫でしょうか？
阪神でおなじみのICOCAの使い方について、
交通系（電車・バスなど）ICカードとして、
どのように利用できるのか？
初心者の方でも簡単にわかるように、
細かい部分までご紹介します！
- ページ更新日：12月2日
１.ICOCAって何のこと？
「ICOCAは改札にタッチするだけで改札を通過できる！」という便利な機能をもった、
JR西日本が発行する交通系ICカードです。
「ICOCA」の言葉の由来は、
「IC operating card（アイシーオペレーティングカード）」を省略したもので、
そこに関西弁の行こか？という言葉を掛けて誕生したとされています。
（ちょっとややこしいですね。）
ICOCAのマスコットキャラはカモノハシの、
「イコちゃん」です。
ICOCAは全国で使われているカードですが、
「イコちゃん」は関西弁で会話をします！
この愛嬌たっぷりのイコちゃん、
実は「桂小枝」さんが声を担当しているというゆるキャラです。
ICOCAは前もってカードに現金をチャージしておくことで、
現金をもって券売機の前に並ばなくても、
そのまま改札機を通過することが出来ます。
（使い方は改札の読み取り部分にICOCAを触れるだけなので、
とっても簡単です！）
特に、
改札口が混雑する通勤や通学の利用には、
本当に便利という声も多いんですよね。
なお、
カードだけでなく、
スマホで使える「モバイルICOCA」や、
「Apple PayのICOCA」も登場しています。
通勤・通学でスマホをよく使う方は、
あわせて検討してみると便利です。
ICOCAはICチップ内蔵の電子マネーカードなので、
交通系のサービスに限定された便利な機能だけではなく、
ショッピングにも使えたり、
阪神エリアの私鉄路線も利用できる便利な交通カードです！
２.ICOCAは阪神エリアだけじゃない！
IC乗車券の「ICOCA」はサービス開始以来、
累計発行枚数が数千万枚規模にまで増えている、
とても普及した交通系ICカードです。
ICOCAは関西の私鉄で利用できる、
「PiTaPa（ピタパ）」エリアでも相互利用可能ですし、
一部の近畿日本鉄道（近鉄）や京阪電気鉄道（京阪）だけでなく、
近畿エリア以外にも、
中国地方や四国の一部路線、
さらには一部のバス路線などでもICOCAが導入されています。
ICOCAが1枚があるだけで、
関西一帯の電車・バスなどの移動手段をがっちりカバー出来るんです。
ICOCAは阪神エリアだけではなく、
さらに広範囲なエリアで利用できます！
全国相互利用サービスに対応しているため、
近畿エリア以外にも、
中国地方や四国も含めて広範囲で利用可能です。
ICOCAがあれば周辺エリアにも足をのばせますね！
さらにICOCAはJR東日本のICカード、
「Suica」とも互換性をもっているので、
そのままJR東日本管内で利用することも可能なんです。
これはかなり便利ですよね！
ただし、
ICOCAをはじめとした交通系ICカードは、
「同じエリア内・営業キロ200km以内」などの条件を満たす区間で、
利用できる仕組みになっています。
エリアをまたぐ長距離の鉄道利用では、
きっぷを買う必要がある点に注意しましょう。
３.さらに利用可能エリアが広がる！
ICOCAはサービス開始以降、
利用できるエリアを少しずつ広げてきました。
たとえば、
山陽線（相生〜和気間）、
赤穂線（播州赤穂〜長船間）、
北陸線（近江塩津〜大聖寺間）などもICOCAエリアに含まれており、
近畿から北陸・岡山方面まで1枚のカードで移動しやすくなっています。
鉄道で旅するのが好きという人は勿論、
ちょっと日帰りで目的地へ行きたいという人にとっても、
ICOCAが便利になるのは嬉しいですよね！
なお、
ICOCAが使える路線や駅は順次拡大しているため、
詳しい利用可能エリアはJR西日本公式サイト、
「ICOCA ご利用可能エリア」で最新情報を確認してみてください。
まだICOCAを持っていないという人は、
この機会に1枚入手しておくことをおすすめします。
鉄道生活がもっと便利になって充実するはずですよ。
４.まとめ
JR西日本が発行している、
「ICOCA」は全国的に注目の鉄道系ICカードです。
もともとは阪神エリアで使用されるために作られた電子系交通マネーですが、
便利なサービス機能が続々と増えていて、
利用できるエリアも全国に拡大しています。
電子マネーとしても、
交通系ICカード定期券としても、
一枚はICOCAを持っておきたいですね。