焦らなくても大丈夫!
ICOCA紛失時の「手続き」と
「最新の注意点」
手元にICOCAが一枚あれば、
切符を買う必要がなくなります。
買い物だって「ピッ」と簡単なので、
とっても便利ですよね♪
ただし、
いろんな場所で使えるからこそ、
よく落としてしまったり、
失くしてしまうこともあるんですよね・・。
特に「SMART ICOCA」を使っている方は、
今はもう新規発行ができない貴重なカードなので、
今まで以上に大切に扱う必要があります。
ICOCAをなくしてしまった時、
どうしたらいいのでしょうか?
今後のサービス終了などの事情も含めて解説します。
- ページ更新日:11月26日
1.SMART ICOCAがない!そんな時は?
一通り探してみても、
それでもSMART ICOCAが見つからない・・
そんな時は、
すぐに公式サイトで番号を確認し、
連絡を入れましょう。
下記のリンク先にある、
「紛失・盗難のとき」という項目に、
専用ダイヤルが記載されています。
▼紛失ダイヤルの確認はこちら
[SMART ICOCAの紛失・再発行について]
(※間違い電話防止のため、必ず公式サイト記載の最新番号へおかけください。)
まずは電話で、
すぐにSMART ICOCAの使用停止をしましょう。
SMART ICOCAは、
紛失してからICOCA機能の、
使用停止を完了するまでの間に、
誰かに使われてしまったチャージ金額は、
返金されません。
SMART ICOCAは、
新規発行の受付を終了しています。
また、今後
「クイックチャージ」機能なども順次終了する予定となっています。
もし紛失して再発行できたとしても、
将来的にクレジットカードでのチャージができなくなるため、
JR西日本では「モバイルICOCA」への移行を推奨しています。
SMART ICOCAのチャージを、
クレジットカードで行っている場合は、
特に注意が必要なんです。
SMART ICOCAが、
クイックチャージ登録してある場合は、
簡単に現金のチャージができちゃいますからね。
勝手に紛失したSMART ICOCAに、
チャージをして使われてしまわないように、
早めの使用停止処理が必要になります。
クイックチャージは、
便利な分だけリスクもあるということを、
忘れないようにしましょう。
2.ICOCAを定期券として使用している場合に失くした時は?
ICOCAを定期券として、
利用している方も多いと思います。
その場合は、
ICOCAエリアの駅の改札口の係員さんに状況を伝えるか、
みどりの窓口へ行って、
紛失の申し出を行いましょう。
ICOCAの紛失届けを提出すると、
ICOCAが使用停止完了となった時点での、
データを引き継いで、
新しいICOCAカードを再発行することができます。
紛失申し出と同時に、
再発行の手続きを行うことで、
『翌日以降〜14日以内』に、
みどりの窓口(一部の駅を除く)で、
新しいICOCAカードを受け取ることができます。
ここで、
あらためて確認しておきたいことがあります。
「使用停止完了となった時点」
ということが大事なんです。
ICOCAカードを失くしてから、
拾われて使われた場合、
使用停止手続きが済む前の利用については、
返金されないということです。
ICOCAの紛失に気付いたら、
絶対にすぐに申し出るようにしましょう!
3.ICOCAの再発行にかかる費用は?
ICOCAの再発行にかかる費用はいくらなのでしょうか?
ICOCAの再発行には、
「再発行手数料」520円、
「デポジット料金」500円をあわせた、
1,020円が必要になります。
この金額は、
通常の記名式ICOCAでも、
定期券が付属しているICOCAでも、
変わることがなく一律の金額となっています。
4.記名式ではないICOCAのカードをなくしてしまった時…
家族全員で使える無記名のICOCAカードに関しては、
再発行することができません。
ちなみにですが・・
紛失してしまったICOCAの、
「カードID」がわかっていたとしても、
再発行することはできません。
無記名のICOCAをなくしてしまった場合、
残念ですが、
過去のデータをあきらめなければいけません・・。
運がよければ、
警察や駅に届いている可能性もあるかもしれませんので、
遺失届は必ず提出するようにしましょう。
その場合であっても、
紛失したICOCAが自分のものである、
と証明することはとても難しいことです。
この時に「カードID」がわかっていれば、
手元に戻ってくる可能性は高くなりますが、
ICOCAの「カードID」を、
控えている人っていないですよね・・。
無記名式のICOCAを利用している場合、
絶対に失くさないように気をつけましょう。
この記事を、
読んでいただいたことをきっかけとして、
紛失しても再発行が可能な、
「記名式ICOCA」への変更を考えるのも、
良いかもしれません!
5.まとめ
SMART ICOCAの場合は紛失ダイヤルへ、
その他の記名式ICOCAや定期券の場合は、
ICOCAが利用できる沿線の駅員さん、
もしくは、
みどりの窓口まで、
早めに紛失を申し出るよう心がけましょう。
警察への遺失届提出も大切です!
(私もICOCAを失くして遺失届を提出、
後日警察に連絡したところ、
保管されていることがありました。)
ICOCAカードは現金と同じです!
特にSMART ICOCAは、
新規発行が終了している貴重なカードです。
失くしてしまうと、
二度と同じカードは手に入らないかもしれません。
本当になくさないように、慎重に扱いましょう。
それでもなくしてしまった時は、
焦らず迅速に手続きを済ませましょう。