毎月の支払額だけで決めて大丈夫?
分割手数料の仕組みと回数選びの注意点
クレジットカードの決済時に「分割払い」を選択すると、
月々の負担を軽くできる一方で、
「手数料(利息)」が発生します。
「これくらいなら払える」と思って決めた回数が、
実は商品の価格を大きく跳ね上げていることも……。
今回は、現在の最新ルールに基づいた
「手数料の正体」と、利用前に必ず確認したい
重要なチェックポイントを詳しく解説します。
2.実質年率は12%〜18%程度!金利の目安
3.支払回数で激変!手数料シミュレーションの例
4.1回・2回払いのルールと「ボーナス払い」の注意点
まとめ
- ページ更新日:1月25日
1.「手数料は販売店が負担」の仕組みと総額確認
通販番組などで「分割手数料を販売店が負担します」
というフレーズを耳にすることがありますよね。
この場合、あなたが分割払いを選んでも、
支払う総額は「商品の購入代金のみ」で済みます。
本来かかるはずの手数料を業者が肩代わりしているため、
一括払いと同じ金額で買えるという訳です。
ただし、こうした広告では
「月々わずか〇円!」という安さだけが
強調される傾向にあります。
必ず、利息を含めた「支払総額(割賦販売価格)」
を自ら確認する癖をつけましょう。
表示の見せ方に惑わされず、
冷静に総額を把握することが大切ですよ。
2.実質年率は12%〜18%程度!金利の目安
分割払いの手数料率は、
一般的に「実質年率12.00%〜18.00%程度」
の範囲で設定されていることがほとんどです。
多くのカード会社では、
支払い回数が多くなるほど利率が高くなる
「段階的な設定」を採用しています。
例えば、楽天カードなどの大手でも、
回数によって年率が細かく分かれています。
自分の持っているカードの会員サイトや
利用規約にある「手数料率表」を、
一度チェックしてみてください。
銀行の預金金利などとは比較にならないほど
高い水準であることを認識しておきましょう。
3.支払回数で激変!手数料シミュレーションの例
具体的にどれくらいの手数料がかかるのか、
一般的なシミュレーション例を見てみましょう。
※計算方法や端数処理により金額は前後します。
▼【20万円を10回払いにした例(年利14.5%)】
・月々の支払い:約21,270円
・支払総額:約211,430円
(一括より約1.1万円高い)
▼【50万円を36回払いにした例(年利15.0%)】
・月々の支払い:約17,330円
・支払総額:約623,960円
(一括より約12.4万円高い)
36回払いなどの長期になると、手数料だけで
新品の家電が買えるほどの金額が消えてしまいます。
日本クレジット協会の計算ツールなどを使って、
事前に「概算」を出してみるのがおすすめですよ。
4.1回・2回払いのルールと「ボーナス払い」の注意点
クレジットカードの多くは、
「1回払い」および「2回払い」であれば、
手数料がかからない仕組みになっています。
ただし、ここで注意したいのが「ボーナス払い」です。
ボーナス1回払いは無料なことが多いですが、
「ボーナス2回払い」を選択すると、
年利にして数%の手数料が発生するケースが大半です。
また、支払期間が2ヶ月を超えるような
特殊な支払い条件の場合は、
法律(割賦販売法)の対象として
思わぬ手数料が発生することも。
「2回までなら絶対無料」と思い込まず、
加盟店での確認を忘れないでくださいね。
5.まとめ
分割払いを利用する際のポイントをまとめました。
・実質年率は12〜18%と高く、回数で変動する
・3回以上の分割やボーナス2回払いは手数料に注意
・月々の安さだけでなく、必ず「支払総額」を確認する
分割払いは非常に便利ですが、
無計画に利用すると家計をじわじわと圧迫します。
大きな買い物をする前には、
必ず「支払総額シミュレーション」を行い、
納得した上で賢く利用してくださいね!