日本の品質と安全を支える国家規格
JISマークが保証する確かな信頼の証
私たちの身の回りにある多くの製品には、
「JIS」という文字が刻印されています。
これは「JIS(日本産業規格)」と呼ばれる、
産業製品の品質や安全性の基準を定めた
日本を代表する国家規格です。
基本的には任意の規格ですが、
法律に引用されることで強制力を持つ場合もあり、
社会の安心を支える重要な「ものさし」となります。
最新の法改正による対象範囲の広がりや、
現在どのように運用されているのかを、
一次情報に基づいて詳しく解説します!
- ページ更新日:1月22日
1.JIS(日本産業規格)の定義と法的役割
JISは、産業標準化法に基づいて
国が定めた日本国内の標準規格です。
製品のサイズや品質、安全性だけでなく。
試験方法や記号の定義にいたるまで、
専門家による厳格な審査を経て策定されています。
通常は利用者が自由に選択できる「任意規格」ですが、
安全に関わる法令などに引用されることで、
強制力を持つケースがあるのも大きな特徴です。
規格を統一し互換性を保つことで、
私たちの利便性と安全が、
国レベルで守られているのです。
2.法改正による進化:サービスやデータへの拡大
大きな転換点となった令和元年の法改正により、
名称が「日本工業規格」から
「日本産業規格」へと変更されました。
この改正の狙いは、これまでの製造業だけでなく。
ソフトウェアやデータといった「電磁的記録」や、
「サービス(役務)」もJISマーク制度の対象に含めるためです。
目に見える「モノ」の基準から、
目に見えない価値やデータの品質までを
国が保証できる仕組みへと進化を遂げています。
3.カードの国際規格との整合と認定の仕組み
クレジットカードの物理的な特性や寸法は、
国際規格であるISO/IEC 7810と整合した、
JIS X 6301などの規格で整備されています。
これにより、世界中のどの端末でも
同じようにカードが使える互換性が保たれています。
また、製品にJISマークを表示するためには。
国に登録された登録認証機関による
厳格な第三者認証をパスしなければなりません。
日本産業標準調査会(JISC)の審議を経て、
経済産業省などが認定を行うこの仕組みが、
JISマークの重みを支えているのです。
4.最新の動向:継続的な制定・改正と標準化戦略
JISは一度決まったら終わりではなく。
経済産業省によって毎月のように
最新の制定や改正が公表されています。
現在は、デジタル庁や内閣官房が進める
国家的な標準化戦略とも深く連動しており。
GX(グリーントランスフォーメーション)や
デジタル分野での標準化が急速に進んでいます。
単なる国内の基準にとどまらず、
日本の優れた技術を世界の標準へと繋げる
重要なインフラとして機能し続けています!
5.まとめ
「JIS(日本産業規格)」は、
日本のものづくりとサービスの信頼を
客観的に証明するための共通言語です。
JISマークがついた製品やサービスを選ぶことは、
国が認めた確かな品質を
手に入れることと同じ意味を持ちます。
変化の激しい現代において、
私たちの暮らしを足元から支えるこの「基準」に、
ぜひ注目してみてください!