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KIPS ICOCAとは？
基本情報とメリット

近鉄電車（近畿日本鉄道）を通勤・通学や旅行で利用する方に、
特におすすめしたいICカードが「KIPS ICOCA（キップスイコカ）」です。

ただ電車に乗るだけでなく、
実はKIPS ICOCAを持っているだけで受けられる割引サービスや、
ポイント還元の仕組みがあることをご存知でしょうか？

今回は、
通常のICOCAよりも断然お得な「KIPS ICOCA」の賢い使い方とメリットについてご紹介します！

• ページ更新日：12月17

1. KIPSポイントを貯めてお得に利用する方法

KIPS ICOCA最大の特徴は、
切符や定期券を購入することで「KIPSポイント」が貯まる点です。

通常のICOCAではポイントがつかない場面でも、
KIPS ICOCAなら以下のレートでポイントが獲得できます。

• 近鉄電車の乗車券：220円（税込）につき1ポイント
• 定期券の購入：220円（税込）につき1ポイント

KIPS ICOCAには定期券機能を搭載できるため、
毎日の通勤・通学で利用するだけで、
自然とポイントが貯まっていきます。

KIPS ICOCAの購入価格と種類

KIPS ICOCAは「おとな用」だけでなく、
小学生以下のお子様が利用できる「こども用（要本人確認書類）」も用意されています。

購入に必要な金額は以下の通りです。

「2,000円」と聞くと初期費用がかかるように感じるかもしれませんが、
内訳は上記のようになっています。

• チャージ分（1,500円）：購入直後から運賃や買い物に利用可能
• デポジット（500円）：カード返却時に返金される「預かり金」

つまり、
カードを返却すれば500円は戻ってくるため、
実質負担0円で作ることができるカードなのです。

「カード代で損をする」ということはありませんのでご安心ください。

購入場所は、
近鉄電車の主要駅（特急券発売窓口など）となっています。

最寄りの駅で購入可能か、
事前にチェックしておきましょう。

2. 買い物でもポイントが貯まる！加盟店活用法

KIPS ICOCAは交通系ICカードとしてだけでなく、
電子マネーとしてお買い物にも利用できます。

特に「近鉄グループ」の対象施設で利用すると、
現金払いよりもお得にKIPSポイントを貯めることができます。

主な利用可能店舗は以下の通りです。

• 近鉄百貨店（あべのハルカス近鉄本店など）
• 近鉄駅ナカ店舗（Time’s Placeなど）
• 都ホテルズ＆リゾーツ（一部レストラン等）
• 近畿日本ツーリスト
• アート引越センター

お中元・お歳暮の時期や、旅行の申し込みなど、
支払額が大きくなるタイミングでKIPS ICOCAを活用すれば、
ポイントを一気に獲得できるチャンスも広がります。

詳しい加盟店情報は、
KIPS公式ホームページ（ご利用可能店舗・施設）で検索可能です。

3. 提示するだけ！意外な割引・優待サービス

KIPS ICOCAの隠れたメリット、
それは「カードを提示するだけで割引が適用される施設がある」ことです。

関西エリアを中心とした観光施設やホテルで、
優待価格が適用されます。

主な割引・優待例

• 志摩スペイン村 ひまわりの湯：入浴料割引
• ミキモト真珠島：入場料割引
• 都ホテルズ＆リゾーツ：宿泊・飲食代金の割引（一部）
• パラミタミュージアム：入館料割引

割引率は施設によって異なりますが、
一般的に5%〜10%オフになる場所が多く、
中には粗品進呈などの特典がある場合も。

優待施設や条件は変更されることがあるため、
お出かけ前に必ず公式の「ご優待ガイド」をご確認ください。

注意点：
多くの施設は「カード提示」で割引になりますが、
一部施設ではKIPSクレジットカードが必要だったり、
KIPS ICOCAでの決済（電子マネー払い）が条件となる場合があります。

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4. まとめ：近鉄ユーザーなら持っておくべき一枚

今回は、
近鉄グループの利用がお得になる「KIPS ICOCA」について解説しました。

通常のICOCAとしての利便性はそのままに、
「ポイントが貯まる」「割引が受けられる」という
プラスアルファの機能がついているのが最大の魅力です。

実質負担0円で作れるカードですので、
近鉄沿線にお住まいの方や、
通勤・通学で利用される方は、
ぜひKIPS ICOCAへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。