ロクス

三井住友ギフトカードの購入方法をご紹介!使える場所と便利な利用方法は?

三井住友ギフトカード(VJA)の基礎知識と賢い活用法

ご家庭のタンスの中に、
使用していないギフトカードは眠っていませんか?

三井住友ギフトカードは、
商品券の一種ですが、
お得に利用すればとても節約に繋がる便利なアイテムです。

しかし、
名前が似ているカードや、
使えるお店のルールが少し変わっていることもあります。

三井住友ギフトカードの正しい使い方と、
最新の特徴を見てみましょう!

  • ページ更新日:12月4日





1.三井住友ギフトカードって?

三井住友ギフトカードって?

三井住友ギフトカードという名称を、
耳にしたことはありますか?

それと似た言葉で、
三井住友VISAカード』はご存知でしょうか?

まずは三井住友ギフトカードについて、
どんなものなのかその正体をご紹介します。

三井住友カードが発行している商品券

三井住友ギフトカードは、
三井住友カード株式会社が発行している商品券です。

三井住友VISAカードを発行している、
有名なクレジットカード会社ですね。

この三井住友ギフトカードは、
「全国共通商品券」として、
持っている人は誰でも提携店舗で額面金額までの利用ができます。

大人でも子どもでも利用できるため、
贈り物としても非常に人気があります。

デパートが共同して発行しており、
デパートならどこでも利用できる「全国百貨店共通券」をご存知でしょうか?

この通称デパート共通券と仕組みは異なりますが、
同じような使い方ができる便利な商品券と考えていただければ、
分かりやすいのではないでしょうか。




正式名称は「VJAギフトカード」

現在の正式名称は、
三井住友カードVJAギフトカードと言います。

現在、
三井住友カード株式会社が発行している紙のギフトカードは、
全てこの名称になっています。

こちらのギフトカードは、
1,000円券と5,000円券の2種類があります。

そして最大の特徴は、
特にいつまでに使用しなければならないという有効期限がないことです。

もっとも、
三井住友カード株式会社は、
VJAギフトカードの他に提携旅行会社で利用できるVJAトラベルギフトカードや、
横浜中華街専用ギフトカードなども発行しています。

これらは利用できる店舗がかなり限定されますので、
お持ちの券面をよく確認してみてください。

VISAギフトカードとの違いは?

ここまで読まれてきて、
「あれ?三井住友VISAギフトカードって名前じゃなかったっけ?」
と思われた方もいるでしょう。

「VISAギフトカードは知っているけれど、
VJAギフトカードは知らない」
という方もいらっしゃるかもしれません。

VISAギフトカードとVJAギフトカード、
何が違うのでしょうか?

実は、
中身はほとんど変わりません。

かつて発行されていた「紙のVISAギフトカード」が、
リニューアルされて「VJAギフトカード」として発行されることになったからです。

VJAギフトカードは、
VISAギフトカードのデザインや名称が変更され、
商品券自体について更なる偽造対策がなされたものになります。

VJAとは、
「全国の主な銀行・金融機関系カード会社等で構成するVisaカード発行企業のアソシエーション」のこと。

こちらを強調するために名称も変更されることになったのです。

ここでのポイントは、
昔の「VISAギフトカード」もそのまま使える
という点です。

三井住友カード株式会社は、
従前のVISAギフトカードについて利用を禁止していません。

ですから、
タンスから古いVISAギフトカードが出てきた場合でも、
今のVJAギフトカード提携店舗でそのまま使用することができます。

なお、
現在は「プラスチックカード型のVisaギフトカード」も販売されていますが、
そちらはネットショッピングなどでも使える別商品となります。

今回ご紹介している紙のタイプは、
インターネットショッピングでは使えませんのでご注意ください。




2.三井住友ギフトカードの購入方法

三井住友ギフトカードの購入方法について。

三井住友VJAギフトカードを贈答品として購入したい、
という場合はどうすればいいのでしょうか?

もっとも確実なのは、
三井住友カードの公式サイト(Vpass)から購入する方法です。

この場合は、
現金振り込みや三井住友VISAカードなどでの決済が可能です。
(※インターネット購入時のクレジット決済は、VJAグループ発行カードに限定される場合があります)

また、
デパートやスーパーマーケットなど、
街中の取扱店(販売店)で購入することも可能です。

ただし店舗によりますが、
商品券の購入については、
現金支払いのみとしているところが多いため
購入の際は支払い方法に注意が必要でしょう。

3.三井住友ギフトカードの利用可能店は?

三井住友ギフトカードの利用可能店は?

三井住友VJAギフトカードは、
全国50万店以上の取扱店で利用が可能とされています。

有名店舗について、
あそこはどうか、
ここはどうかと疑問に思っている方も多いでしょうから、
個々にみていきましょう。

ほとんどの百貨店で利用可能

三井住友VJAギフトカードは、
デパートである百貨店のほとんどで利用することができます。

もっとも、
購入しようとする商品(ハイブランドの一部など)によっては利用できない場合もあります。

気になる場合は、
購入する前に店員さんに確認してみるのが確実です。

▼【ハンズ(旧:東急ハンズ)】

生活雑貨で人気の「ハンズ」も利用可能です。

以前は「東急ハンズ」という名称でしたが、
現在は「ハンズ」に変わっています。

子どもから大人まで幅広い年齢層に人気のあるお店ですね。

ハンズについては、
提携店として表示されていますので、
どこの店舗でも基本的に三井住友VJAギフトカードは利用することができます。

もっとも、
こちらでも一部のテナントやサービスで利用できない場合があります。

▼【パルコ(PARCO)】

ファッションビルであるパルコ(PARCO)は、
若い人に人気のあるファッションブランドが多く入っています。

パルコについては、
全店で使えるとは限らないため注意が必要です。

VJAギフトカードの公式サイト検索では、
パルコ自体は代表的な加盟店として表示されません。

しかし、
パルコに入っている「個々のテナント」が加盟店契約をしている場合は、
そのお店の中で利用することが可能です。

ファッションビルやショッピングモールの場合、
「館全体」ではなく「お店ごと」の判断になることが多いので、
ダメ元でもレジで聞いてみることをオススメします。




▼【アピタ(APiTA)】

大型総合スーパーのアピタ(APiTA)でも、
三井住友VJAギフトカードを利用することができます。

アピタだけでなく、
イオンやイトーヨーカドー、
西友といった多くのスーパーマーケットで利用が可能です。

普段の食料品の買い物についても、
三井住友VJAギフトカードを利用することができる場面は多いですね。

▼【ヤマダデンキ】

大手家電量販店であるヤマダデンキですが、
以前は使えないという情報もありましたが、
現在は利用可能になっています。

公式サイトの「ご利用可能な店舗」の家電量販店リストにも、
しっかりと掲載されています。

ただし、
一部の店舗や商品によっては対象外となる可能性もあるため、
高額商品の購入前には念のため確認しておきましょう。

▼【ビックカメラ】

大手家電量販店であるビックカメラも、
問題なく利用することができます。

ヨドバシカメラやエディオンなど、
主要な家電量販店はほとんどカバーされているのが強みです。

▼【コンビニ(セブンイレブン等)】

全国に店舗を構えるコンビニエンスストアですが、
残念ながらコンビニでは基本的に利用できません。

以前は「サークルKサンクス」で利用できましたが、
ファミリーマートとの統合によりブランド自体がなくなりました。

セブンイレブン、
ローソン、
ファミリーマートといった大手コンビニでは、
三井住友VJAギフトカード(紙タイプ)での支払いはできないと考えておきましょう。

ちなみにセブンイレブンでは、
セブン&アイ共通商品券というグループ発行の商品券なら利用することができます。




4.便利な使い方と注意点

便利な使い方と注意点について。

このような三井住友VJAギフトカードを便利に使うにはどうしたらいいのでしょうか?

まずは、
この商品券の損をしない使い方からみていきましょう。

おつりがでないので注意!

三井住友VJAギフトカードは、
おつりが出ません。

券面額に金額が満たなくても、
その分のおつりを店舗に要求することができないのです。

このようなことから、
まず「券面額以上の商品」を購入する場合に利用するのがベストです。

超過分を現金などで支払いをすれば、
券面額を無駄なく利用することができます。

もちろん複数の商品の合計で問題ありませんので、
まとめ買いなどで券面額以上の買い物をするときに利用していくようにしましょう。

こういった特性から、
おつりの出る商品券で低額商品を購入し、
おつりをもらうことで実質的に現金交換するという裏技は使えません。

金券ショップでの買取は?

プレゼントなどで三井住友VJAギフトカードをもらったけれど、
特に買う物がなく現金が欲しいという場合はどうすればいいのでしょうか?

商品券を現金に換える方法としては、
いわゆる金券ショップで買い取ってもらうことが考えられます。

現在の相場としては、
だいたい額面の95%〜98%前後で買い取ってもらえることが多いようです。

もっとも、
これは商品券の状態が「新品同様」の場合に限ります。

折り曲がっていたり、
汚れていたりする場合は、
もっと買い取り金額が低くなることがあります。

また、
旧デザインである「三井住友VISAギフトカード」でも買取はしてもらえますが、
ショップによっては現行デザインより少し安いレートになる場合もあります。

購入して節約する場合も!

さて、
三井住友VJAギフトカードはおつりが出ないという特性から、
金券ショップでは定価より安く販売されていることも多いのです。

このようなことから、
高額商品をデパートや家電量販店で購入する予定がある場合は要チェックです。

通常、
クレジットカードで支払いすると、
だいたい0.5パーセントから1パーセント程度の還元率になります。

しかし金券ショップなら、
額面の97%〜99%程度で購入できることがあります。

クレジットカードを利用する場合よりも、
実質的な割引率が高くなる場合があるのです。

こういったことから、
普段現金を利用している方は、
金券ショップが近所にあれば少し出向いて購入しておくと良いでしょう。

たいした労力をかけずに、
数パーセントの節約が可能になるというわけです。

三井住友VJAギフトカードは、
かなりのスーパーマーケットで利用できます。

節約したいときは毎日買い物をせずにまとめて買い物をした方がいいといいます。

まとめて1週間分の買い物をするのならば、
1,000円を超えることは多いはずですから、
おつりが出なくとも特に不便は感じないでしょう。




その他使用上の注意点

このように、
全国で利用できる店舗が多く節約にもなる三井住友VJAギフトカードですが、
取り扱いの注意点があります。

まずは、
ギフトカードについているミシン目を切り取らないよう注意することです。

店舗は顧客からこのギフトカードで支払いがなされると、
ギフトカードをミシン目に沿って切り取ります。

このミシン目は、
利用済みかどうかを判別するためのものなのです。

もし自分で切り取ってしまうと、
「使用済み」とみなされて利用を断られる可能性がありますので、
取り扱いには十分注意しましょう。

また、
有効期限はありませんので、
タンスに眠っているギフトカードがあれば、
どんどん利用するようにしていきましょう。

ギフト券は長期に持っていても、
価値が上がることは一般的に考えられません。

むしろ物価が上がれば、
相対的にギフト券の価値は下がってしまいます。

家計の助けとして日常の買い物で消費し、
その分現金を残して貯金に回す。

これが最も賢い、
節約に繋がる使い方といえるでしょう。




5.まとめ

三井住友ギフトカードが使える場所と購入方法のまとめ。

いかがでしょうか?

三井住友VJAギフトカードについての詳細や、
最新の利用可能店舗事情、
このギフトカードを用いた節約方法についてご紹介しました。

コンビニでは使えなくなりましたが、
スーパーや家電量販店では変わらず強力な支払い手段です。

近所に利用できる店舗がある場合などは、
使い方次第で家計の大きな助けとなります。

ぜひお財布やタンスの中をチェックして、
賢くお役立てください!