PASMOカードのデザインは同じに見えても実は違う!
旧型・新型の見分け方とは?
PASMOの基本デザインと限定デザイン
通常デザインと過去の限定デザイン
PASMOを定期券として使う場合の注意点
定期券の情報はカード表面に印字される
PASMOカード「新型」「旧型」の本当の見分け方
新型と旧型の違いは「FeliCaポケット」機能
特別なデザインも登場!PASMO・Suicaのアレンジ方法
オリジナルデザインにできるICカードステッカー
物理カードだけじゃない!モバイルPASMO・Suicaという選択肢
モバイル版のメリットとは?
まとめ
参考リンク集
- ページ更新日:9月21日
PASMOは同じデザインのように見えても、
「旧型」と「新型」の2種類があることをご存知ですか!
PASMOのカードデザインには、
どんな種類が用意されているのでしょうか!
限定カードも含めて、
PASMOのカードデザインについて詳しくご紹介します!
PASMOの基本デザインと
限定デザイン
通常デザインと過去の限定デザイン
現在発行されているPASMOの通常デザインは、
銀色の券面に「PASMO」というピンク色のブランドロゴが、
左側に大きく配置されているのが基本です。
しかし、
この基本デザインの中に、
機能が異なる「新型」と「旧型」が存在します。
過去には記念限定デザインのPASMOも!
PASMOは登場した2007年の当初から、
Suicaとの相互利用が可能です。
それをアピールするために、
発売開始時には「相互利用開始記念デザイン」のカードを選んで購入することができました。
このカードのデザインは、
下地は今のPASMOと同じ銀色ですが、
上に「PASMOデビュー・Suica相互利用」と書かれています。
その下にSuicaのキャラクターであるペンギンと、
同じくPASMOのキャラクターのピンク色のロボットが、
手を繋いでいるデザインでした。
Suicaの方にも限定デザインカードがありました!
限定デザインのPASMOが発売されていた時期に、
Suicaの方でも、
ほぼ同じデザインのカードを発売していました。
ベースは同じ銀色で、
上に「Suica・PASMO相互利用」と書かれた下に、
PASMOと同じくロボットとペンギンが手を繋いでいるデザインです。
一見するとほとんど見分けがつかない2枚ですが、
PASMOとはロボットとペンギンの位置が逆になっている点が面白いポイントです!
PASMOを定期券として使う場合の注意点
限定デザインのPASMOは、
過去に何度か登場しています!
2008年には、
PASMOエリア内の東京メトロで副都心線が開業したのを記念して、
「副都心線開業記念」と銘打ったデザインのカードが発売されました。
デザインは通常のPASMOがベースで、
右上に「2008.6.14 副都心線開業記念」と書いてあり、
その下に副都心線のイラストが入ったものでした。
通常のPASMOロゴを含め、
全てピンク一色だけという限定デザインとしては少しシンプルですが、
これには理由があります。
PASMOは一般の乗車券としてだけでなく、
定期券としても利用されるため、
「印字情報の見やすさ」を確保する必要があり、
あまりカラフルなデザインにできないのです。
定期券の情報はカード表面に印字される
PASMOを定期券として利用する場合、
カードの表面に利用区間や有効期限、
所有者の名前が印字されます。
例えば、
【「池袋←→所沢 6月1日から 2026.5.31まで △△△様」】という形で、
小児料金や学割で購入した場合は、
それらを表すマークも一緒に付きます。
この印字形式は、
PASMOが登場する前から使われている、
磁気定期券のデザインをそのまま引き継いでいるのです。
定期券情報はカード表面の広い範囲に印字されるため、
余計な絵柄が入っていると、
駅員さんが目視で確認する際の邪魔になってしまいます。
もちろん、
定期券としての情報はカード内のICチップに記録されるので、
表面の印字が読みづらくても自動改札機はきちんと認識してくれます。
しかし、
有人改札を通る際や、
バス車内で乗務員さんに提示を求められるケースも考えられます。
そうした場合に備えて、
カード自体に見やすい印字がしてあるに越したことはないですね!
PASMOカード
「新型」「旧型」の本当の見分け方
PASMOカードの機能的な「新型」と「旧型」を見分ける方法は、
実はとてもシンプルです。
新旧を確実に見分ける唯一のポイントは、
「カード右上の◇マークの有無」です!
旧型PASMOのデザイン
「旧型」は、
カードの左側に「PASMO」のブランドロゴが大きくあるだけの、
シンプルなデザインです。
新型PASMOのデザイン
「新型」は、
ブランドロゴが左側に大きくあるのに加えて、
右側にも小さく「◇」マークが配置されているデザインです。
この「◇」マークが2つ付いているものが
「新型PASMO」で、
マークがまったくないものが
「旧型PASMO」となります。
お持ちのPASMOがどちらのタイプかを知りたい場合は、
必ず右上の「◇」マークを確認するようにしましょう!
豆知識!実は矢印の色も違う?
PASMOカードの右下には、
電車とバスが描かれた矢印のマークがあります。
実は、
初期に発行されたカードはこの矢印が「青色」でしたが、
途中から「黒色」に変更されているという、
細かな違いもあるんです!
お持ちのカードの色をチェックしてみるのも面白いかもしれません。
新型と旧型の違いは「FeliCaポケット」機能
新型と旧型のPASMOの違いは、
ソニーが開発した「FeliCaポケット」という機能に対応しているかどうかです。
FeliCaポケットとは、
旧型のPASMOカードには付いていない付属機能で、
交通乗車券以外のサービスにも利用できるよう、
メモリ領域が追加されているものです。
この機能を活用したサービスには、
特定の施設を巡るデジタルスタンプラリーや、
地域活性化のためのポイントサービスなどがあります。
専用端末にタッチするだけでポイントを貯めたり、
スタンプを集めたりできる便利な機能に対応しているのが、
新型PASMOというわけです。
実用面ではほとんど違いはない!
FeliCaポケットは主に特定のサービスで利用される機能なので、
旧型PASMOでも「実用面での違いは全くありません」。
旧型のPASMOを利用していて、
どうしても新型にしたい場合には、
一度現在のPASMOを払い戻しして、
新たに購入し直すという方法があります。
PASMOを払い戻すと、
デポジット(預り金)として支払った500円と、
チャージ残額の全額が返金されます。
(※手数料がかかる場合があります)
特別なデザインも登場!
PASMO・Suicaのアレンジ方法
以前はPASMOのデザインはシンプルなものが主流でしたが、
最近ではSuicaと同様に、
様々な限定デザインのカードが登場しています。
特に注目なのが、
アーティストとのコラボレーションなどで生まれる「PASMOアートカード」です!
これまでのシンプルなデザインとは一線を画す、
デザイン性の高いカードが不定期で発行されており、
コレクションアイテムとしても人気を集めています。
ただし、
現在は新たに購入できるという公式情報はないため、
今後の発表に期待しましょう。
もちろん、
Suicaでも「東京駅開業100周年記念Suica」のように、
デザイン性の高いカードが数多く発売されてきました。
今ではPASMO・Suicaともに、
特別なデザインのカードを手に入れるチャンスがあるのです!
PASMOのデザインがシンプルだった理由
過去にPASMOのデザインがシンプルなもの中心だった理由は、
公式には発表されていません。
しかし、
やはり定期券としての使いやすさという、
「実用面」を第一に考えていたからなのかもしれません。
オリジナルデザインにできるICカードステッカー
どうしても自分だけのPASMOが欲しい場合には、
ICカードステッカーと呼ばれるシールを、
表面に貼るという方法があります!
ICカードステッカーなら、
多くの場合、
本来の機能を阻害することなく自由に貼ることができ、
そのまま券売機に挿入しても問題ありません。
それ以外のシールはカードの読み取りに影響が出てしまうこともあるので、
シールを貼る場合には、
ICカード対応製品であることを必ず確認してください。
定期券にしている場合には、
印字が見えなくなるのでおすすめできませんが、
記名式や無記名のPASMOであれば表面のデザインは関係ありません!
好きなキャラクターなどのシールを貼って、
自分だけのオリジナルPASMOを作ってみるのも面白そうですね。
ICカードステッカー 主な取り扱いオンラインストア |
---|
楽天 |
Yahooショッピング |
アマゾン |
物理カードだけじゃない!
モバイルPASMO・Suicaという選択肢
これまで物理カードのデザインを解説してきましたが、
現在ではスマートフォンで利用できる「モバイル版」も普及しています。
物理カードのデザインにこだわりがない、
あるいはもっと便利に使いたいという方には、
こちらもおすすめです!
モバイル版のメリットとは?
モバイルPASMOやモバイルSuicaには、
物理カードにはない多くのメリットがあります。
お財布からカードを出す手間が不要!
スマートフォンを改札機や決済端末にかざすだけなので、
お財布やパスケースからカードを取り出す必要がありません。
いつでもどこでもチャージ可能!
アプリにクレジットカードを登録しておけば、
残高が少なくなっても券売機に並ぶことなく、
その場でいつでもチャージができます。
紛失・破損のリスクが少ない!
物理カードのように紛失したり、
割れてしまったりする心配がありません。
スマートフォンの機種変更時も、
簡単な手続きで残高や定期券情報を引き継げます。
何より、
カードのデザインを気にする必要がなくなります!
Apple Payや、Google Payに対応したスマートフォンがあればすぐに始められるので、
この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
PASMOの基本デザインは、
「PASMO」のブランドロゴが左側に大きく配置されたものです。
しかし、
その中には機能が異なる「新型」と「旧型」があり、
「カード右上の◇マークの有無」で見分けることができます。
最近では、
アーティストとコラボの「PASMOアートカード」など、
デザイン性の高い限定カードも登場しています。
シンプルなデザインに少し飽きてしまった場合は、
ICカードステッカーで自分好みにアレンジしてみるのも一つの手です!
また、
最近ではスマートフォンで利用できる「モバイル版」も普及しており、デザインを気にせず、
より便利に使いたい方にはこちらがおすすめです。
以前は物理カードの販売が中止されていましたが、
現在は再開されていますので、
この機会に自分に合ったPASMOや、Suicaを選んでみてはいかがでしょうか!
参考リンク集
公式サイト サービス |
詳細 |
---|---|
PASMO公式サイト | PASMOに関する公式情報、サービス内容の確認ができます。 |
Suica公式サイト | Suicaに関するJR東日本の公式情報、サービス内容の確認ができます。 |
PASMO 【公式X】 |
お得なキャンペーン、イベントのご案内などをポストしています |
モバイルPASMO | Android・iPhoneで利用できるモバイルPASMOの公式サイトです。 |
モバイルSuica | Android・iPhoneで利用できるモバイルSuicaの公式サイトです。 |