ペイジー(Pay-easy)とは?
基礎知識と仕組み
最近よく耳にするようになった「ペイジー(Pay-easy)」ですが、
どのようなサービスかご存知でしょうか?
ペイジー(Pay-easy)は上手に利用することで、
公共料金や税金などの支払いをスマホやパソコン、
銀行ATMなどで支払うことができる便利なサービスです。
「コンビニで支払う方法と何が違うの?」
「どうやって使うの?」
といった疑問を持つ方も多いはずです。
ここでは、
ペイジー(Pay-easy)の正しい使い方と特徴、
そしてコンビニ払いとの違いについて詳しくチェックしていきましょう!
- ページ更新日:11月30日
1.ペイジーの特徴は?
請求書や納付書に「Pay-easy」マークがついている場合、
金融機関のATMやインターネットバンキングを利用して支払いが可能です。
以前は「ペイジー公式サイト」で支払うと勘違いされることもありましたが、
実際には「各金融機関の窓口・ATM・ネットバンキング」を通して支払います。
原則として24時間365日、
スマホやパソコンを利用しての支払いが可能なので、
休日や夜中など、
急な支払いが必要になったときでも安心です!
(※金融機関ごとのシステムメンテナンス時間を除く)
わざわざ金融機関の窓口が開いている時間に合わせなくても、
自宅や出先でサッと支払いができますし、
ほとんどの金融機関には「Pay-easy」が導入されていますから、
税金や公共料金などの支払いにもスムーズに使用することができます。
2.ペイジーの具体的な使い方
実際にペイジーを使って支払う際の手順を見ていきましょう。
大きく分けて「ATMで支払う場合」と「ネットバンキングで支払う場合」があります。
商品購入時にECサイトや納付書に記載されている、
以下の番号を必ずメモ(または画面保存)してください。
収納機関番号・お客様番号・確認番号
これらがお支払いに必要な「鍵」となります。
【ゆうちょ銀行ATMの場合】
画面の「料金払込(ペイジー)」をタッチして、
「手入力」を選択します。
メモしておいた「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を順番に入力して、
内容を確認後に次の画面へ進みましょう。
支払金額が表示されるので間違いがないか確認し、
現金またはキャッシュカードで支払いを完了させます。
最後に明細票が出てきますので、
大切に保管してください。
【ネットバンキングの場合】
スマホやPCで銀行のアプリやサイトにログインし、
「ペイジー(税金・各種料金払込)」のメニューを選択。
あとはATMと同様に番号を入力するだけで完了です。
ペイジーを利用する場合、
曜日や時間帯によっては現金での支払いができない場合もありますし、
時間外手数料が発生する場合もありますから、
事前に利用する銀行のルールを確認しておきましょう。
3.ペイジーとコンビニ払いの違い
ここでよくある誤解が、
「ペイジー=コンビニのレジで支払う」というものです。
実は、
コンビニのレジでバーコードや番号を見せて支払うのは、
一般的に「コンビニ決済(収納代行)」と呼ばれる別の仕組みです。
ペイジーは基本的に「銀行」のサービスです。
もし「コンビニでペイジーを使いたい」という場合は、
レジではなく、
コンビニ店内にある「銀行ATM(ゆうちょ銀行ATMなど)」を操作して支払う形になります。
一方で「コンビニ決済」は、
お買い物ついでにレジで簡単に支払うことができますが、
現金のみの取り扱いとなることが多く、
支払いの上限額も30万円までと決まっています。
ペイジーならATMやネットで高額な税金納付も可能ですので、
用途に合わせて使い分けるのが賢い方法です。
「バーコードがない請求書」や「30万円を超える支払い」の場合は、
コンビニレジでは払えないことが多いため、
ペイジー(銀行ATM・ネットバンキング)の出番となります。
4.ペイジーのメリット
ペイジーを利用する最大のメリットは、
やはり「場所と時間を選ばない」ことです!
ネットショッピングやオークションの支払いだけでなく、
国民年金や税金の支払いにも対応しています。
特にインターネットバンキングを利用すれば、
自宅のソファでスマホを操作するだけで、
わずか1分ほどで支払いが完了します。
雨の日や忙しい日に、
わざわざ外へ出る必要がありません。
また、
最近では「Pay-easy(ペイジー)口座振替受付サービス」も普及しており、
キャッシュカードさえあれば、
印鑑なしで口座振替の手続きができる端末も増えています。
確定申告などの電子納税(e-Tax)とも相性が良く、
ペイジーで電子納税を行えば書類に細かく記入する必要もありませんし、
長時間窓口に並ぶ必要もなく、
大きく手間を省くことができますね!
5.ペイジーのデメリット
非常に便利なペイジーですが、
いくつか注意点もあります。
まず、クレジットカード払いのように
「ポイント還元」が受けられるわけではありません。
また、
利用する銀行や時間帯によってはATM手数料がかかる場合があります。
そして、
最も便利な「スマホでペイジー払い」をするためには、
事前に銀行とのインターネットバンキング契約が必要になる点がハードルと言えるかもしれません。
「IDやパスワードが分からない」
「まだ契約していない」
という場合は、
まずは銀行ATMに足を運んでペイジー払いをするのが確実です。
とはいえ、
通常の振込操作に比べると入力項目も少なく(番号を入れるだけ)、
土日や夜中でも税金や公共料金を即座に支払うことができますから、
メリットは非常に大きいといえますね!