手数料の仕組みや無料になる回数を把握して
賢くカードを使いこなそう!
クレジットカードの利便性といえば、
現金を持ち歩かないこと、
そして手軽な料金の支払い方法です!
1回払いや分割払い、
リボルビング払いなど多彩な支払い方法がありますよね。
高額な商品を購入した際に分割払いにすると、
支払いにゆとりを持つことができますが、
どうしても手数料がかかることになります。
2・手数料の計算方法
3・2回払いなら手数料は無料!
4・安い&高い?差はほとんどない?
5・手数料は繰り上げ返済がお得?
6・業界スタンダード「三井住友カード」
7・海外でも活躍できる「JCBカード」
8・毎度CMでおなじみ「楽天カード」
9・手数料が安くてお得な「イオンカード」
10・Vプリカでおなじみ「ライフカード」
11・まとめ
- ページ更新日:12月27日
1・クレジットカードの分割手数料とは?
クレジットカードの魅力は何といっても手持ち現金の有無に関係なく、
キャッシュレスでショッピングができる点です。
利用限度額範囲内であれば、
カード1枚で商品を購入することが可能です。
便利な世の中になったものですが、
忘れてはならないのは「利用料金はいずれ金融機関の口座から引き落とされてしまう」ということです。
先月は高額な商品を買ってしまい、
その代金の支払いをどうしようかと悩んでしまうケースもありますよね。
そんなときに便利なのが、
支払い代金を分割してしまうことです!
そうすれば全額を一度に支払う必要がなく、
お財布に優しくなるわけです。
・・
でも中にはこんな考えをしている方がいるかもしれません。
「分割払いとリボルビング払いは同じでしょう?」という考えです。
確かに毎月の支払いを分割していることは同じです。
でも決定的な違いがあることをご存知でしょうか?
分割払いとリボ払いの違い
分割手数料についてご説明する前に、
分割払いとリボ払いの違いについて説明します!
例えば、
テレビショッピングなどクレジットカードを使用しない支払い方法がありますよね。
「お支払いは月々3,600円の12回払い」というものです。
販売店がクレジットカード会社を利用せずに、
自社で分割払いを行う「月賦販売(割賦販売)」という方式を採用しています。
この方がカード会社へ支払う手数料分だけ経費が浮きますね。
クレジットカードができるまでは、
販売店が信販会社を経由しても「月賦販売」方式でテレビショッピングのように毎月支払っていたのですが・・。
クレジットカードが登場するようになっても昔の名残で月賦販売方式が採用され、
それが現在の分割払いに名称が変わった訳です。
時代の流れとともに、
カード利用料金支払いの中にリボルビング払い方式も採用され、
カード利用者の利便性の向上につながっています。
◆分割払いとは
購入商品ごとに1回払いか分割払いかを選択でき、
かつ支払い回数(期間)が決まっているもの。
◆リボルビング払いとは
支払い回数を決めずに、
利用料金の残高に対して毎月一定額を返済するもの。
どちらの返済方法がライフスタイルに合っているかで決めることになりそうですね!
お得なカードを知りたい方へ!
代金を分割で支払うときにかかる手数料や計算方法、
お得なカードを知りたい場合はどうすれば良いのしょうか?
ここでご紹介する内容は、
クレジットカードの利用料金を分割払いにしたときにかかる手数料の計算方法。
また分割払いにしても手数料がかからないお得な分割払いとは何なのか?
これらの違いを中心に各クレジットカード会社による違いの解説です!
知っているようで実は知らなかったという方、
面倒だからと全部リボ払いにしていた方にとって有益な情報になると思います。
ぜひ参考にしてください。
2・手数料の計算方法
分割払いは支払い期間を決めて支払うことになります。
仮に10万円の商品を購入して5回分割で支払うとすれば2万円x5回となります。
同じように20万円の商品を購入して20回払いにすれば1万円x20回となるわけです。
支払い回数が決まってくるため、
返済計画が立てやすい支払い方式と言えそうです。
しかし分割支払いにした場合、
手数料が加算されてしまい毎月の返済額はきっちり1万円や2万円となることはありません。
このように毎月の支払額+手数料=返済額、
となる返済方式を一般的に「元金均等払い」と言います。
元金とは商品の金額を支払い回数で割った金額、
つまり商品金額本体への充当額のことを言います。
毎月の元金が一定になるため「元金均等」という訳です。
簡単な計算の仕方
カード会社でいう「分割手数料」とは自動車ローンやカードローンと同じように、
いわゆる「金利(利息)」のことを言います。
お金を直接貸したのではなく、
商品を購入してその支払いを分割しているため手数がかかるという訳です。
このことから手数料と呼んでいるだけで、
実際はカード会社に借金をしているのと変わりはないとも言えます。
カード会社が商品を購入したお店に立て替え払いを行い、
その立て替え金を分割で支払うのですからまさしく借金と性格は似ています。
現金の立て替えしてもらっているのですから金利がかかるのはやむを得ないことですね。
それではいくら利息を支払うのかを簡単にご説明します。
計算式は次のようになります。
◆分割手数料=購入した代金x年率/365日x利用日数
年率(実質年率)はカード会社によって変わってきますが、
今回の例では15%とします。
また「365日」や「利用日数」という言葉を覚える必要があります。
1カ月には30日、
31日、
28日(29日)など月によって異なります。
手数料は日割り計算となるため利用日数部分が変化します。
なお分割期間にうるう年が含まれる場合は366日になります。
きちんと計算するためには購入した日やカードの締日も関係してきますが、
今回は簡単に計算しやすいよう以下のような計算式にしましょう。
◆分割手数料=購入した代金x年率/12カ月
これなら計算しやすいですよね!
ただし、
この式はあくまで目安です。
実際には日割り計算や端数処理、
ボーナス併用などで金額が変わります。
正確な金額は「各カード会社の公式シミュレーション」や明細で必ず確認するようにしてください。
手数料のシミュレーションを実践
クレジットカード会社の多くは分割払いの回数が指定されていることが多く、
カード利用者は自由に支払い回数を決めることができません。
◆支払い回数
3回/5回/6回/10回/12回/15回/18回/20回/24回の中から選択します。
4回で支払う、
8回で支払うなどの指定ができませんので注意しましょう。
◆シミュレーション
・30万円の商品を購入して6回払いを選択した場合
▼【①・元金分を計算しましょう】
30万円/6回=5万円です。
5万円が支払う金額の基礎となります。
ということは6カ月にわたって5万円+手数料を支払うことになります。
▼【②・1回目の手数料を計算しましょう】
手数料は利用代金の残高によって異なり、
よってその都度計算することになります。
・1回目の手数料=30万円x年率15%/12カ月。
これを計算すると、
手数料=30万円x0.15/12=3,750円となり初回の返済額は5万3,750円となります。
・2回目の手数料=25万円x0.15/12。
元金分5万円が充当されましたので25万円に換わっています。
これを計算すると、
3,125円。
よって2回目の返済額は5万3,125円となります。
ちょっと手数料が下がりましたね!
・3回目の手数料=20万円x0.15/12。
これを計算すると2,500円となり返済額は5万2,500円です。
・4回目の手数料=15万円x0.15/12。
これを計算すると1,875円となり返済額は5万1,875円です。
・5回目の手数料=10万円x0.15/12。
これを計算すると1,250円となり返済額は5万1,250円です。
・6回目の手数料=5万円x0.15/12。
これを計算すると625円となり返済額は5万625円で完済となります。
この計算は購入した商品ごとに行います。
A商品は3回払い、
B商品は10回払い、
C商品は15回払いなどそれぞれ混合することも可能です。
その際の計算も上記の計算式通りに行うと簡単にシミュレーションできますね!
返済額の総額はそれぞれの返済金額によって異なることには注意しましょう。
リボルビングは総合計に対して手数料の計算をしますが、
分割払いは商品ごとの計算になるため、
複数の借金払いをしているような感覚になります。
3・2回払いなら手数料は無料!
クレジットカードの利用代金を1回払いにすれば手数料はかかりません。
分割していないので当然ですよね。
でも分割しても手数料が無料となるケースもあります。
お金に余裕があるとき、
それほど高額な商品でないときなど利用できるシーンは多くあるんです。
2回払い
1回で支払いができると思うけど、
ちょっと心配というときに「2回払い」を選択すれば手数料がかからず「お得」です。
例えば10万円の商品を購入し、
2回分割払いにすれば5万円x2回で支払い完了です。
3回分割以上になると途端にかかる手数料が、
2回分割なら手数料が0円というのですからちょっと不思議な気もしますね。
でも分割払いにしても手数料がかからないのは便利だと言えます。
ただし注意点もあります。
お店(加盟店)によってはそもそも「2回払い」を取り扱っていない場合や、
あとから分割変更の手続きでは「2回払いには変更できない(3回以上のみ)」というケースが多いです。
利用前に確認しておくと安心ですね。
ボーナス一括払い
夏や冬のボーナス時期に一括で支払う約束をすれば手数料がかかりません。
どちらのボーナスで支払うのかはいつカード決済をしたのかによって異なります。
例えば4月に購入した代金を冬のボーナスで支払う、
ということはできません。
カード会社によって区切る期間が異なることもありますが、
多くの場合は以下のようになります。
◆利用期間
・12月から翌年6月までに利用した場合は8月の支払い
・7月から11月までに利用した場合は翌年1月の支払い
12月に購入しても翌年8月の支払いで良いのは便利です。
7月中にボーナスが支給されるならもってこいの方法だと言えます。
4・安い&高い?差はほとんどない?
クレジットカード会社によって手数料の年率は異なりますが、
多くのカード会社が設定している年率にそれほど違いはないようです。
カードローンの年利のように消費者金融系なら年18%から20%、
銀行系なら年13%から15%という区分けがクレジットカード会社にはないからなんです。
主要なカード会社では、
分割払い(3回以上)の実質年率は概ね12.0%〜15.0%程度で設定されています。
「A社のカードなら劇的に安い!」ということはあまりなく、
ほとんど変わりはありません。
そのため、
手数料率でカードを選ぶよりは「ポイント還元率」や「使い勝手」で選ぶのがおすすめです。
5・手数料を比較するよりも繰り上げ返済がお得?
支払う手数料を少しでも減らしてお得に分割払いを利用するなら、
ATMなどからの増額返済(臨時返済)を行うと、
入金した金額が元金に充当されるため手数料が安くなります。
手数料は商品代金の残金に対して計算されますので、
残金が少なければその分手数料も安くなります。
お金に余裕があるときや臨時収入があったときなどは、
ATMから増額返済するようにしましょう。
その際カード会社に連絡を入れて相談するのが基本です。
また購入した商品によって1回払いにするのか、
2回払いにするのか。
ボーナス一括にするのはどの商品なのか?
分割払いで購入した商品の返済計画表なども作っておくと、
今月の支払総額はいくらになるのかが分かり大変便利です。
常に金銭管理をして家計の状態を把握しておくことが、
賢いクレジットカード分割払いの利用法につながっていくからです。
分割の繰り上げ返済は可能ですがカード会社に事前連絡は必須になります。
カード裏に記載してある電話番号に電話し繰り上げ返済の希望と伝えましょう。
カード会社の方から入金予定日を聞かれてそれまでの手数料を含めた金額、
振込口座を教えてもらえます。
ただし、
繰り上げ返済は分割残金を一括で返済、
また振込手数料は質問者様負担になります。
6・業界スタンダード「三井住友カード」
三井住友カード(旧:三井住友VISAカード)は商品を購入するときに回数を指定する方法と、
「あとから分割」という方法があります。
「あとから分割」はお店で1回払いで、
と言ってしまっても会員サイト(Vpass)にログインし支払い方法を分割に変更できる便利なシステムです。
なお支払い方法は、
分割回数によりかかる手数料を計算してその合計を出し支払い回数で割る方式です。
手数料の計算方法
手数料率はカードの種類や時期によって改定されることがあります。
以下はあくまで計算例ですが、
仮に「実質年率14.5%前後」で10万円の商品を12回払いで分割した場合は以下のようなイメージになります。
①・手数料=約8,000円前後
②・総支払額=約10万8,000円
③・1回あたりの支払額=約9,000円
※正確な数値は必ず公式サイトの「分割払いシミュレーション」で確認してください。
ワンポイントアドバイス(学生の場合)
海外ショッピングはカードでは一括払いに限定されないので、
「あとから分割」は可能です。
しかし、
例えば三井住友カードの学生用のカードは利用限度額が10〜30万円に設定されていることが一般的です。
カード残高を空っぽにしておいて、
海外で28万円を決済しようとすると、
事前連絡をしないとセキュリティシステムが働いてカード決済が出来ないかもしれません。
場合によっては利用前に、
カスタマーセンターへ一報を入れておいた方が良いかもしれません。
7・海外でも活躍できる「JCBカード」
JCBカードの分割手数料も分割回数によりかかる手数料を計算して、
その合計を出してから「支払い回数」で按分する支払いシステムです。
手数料の計算方法
JCBも公式サイトで詳細なシミュレーションが可能です。
仮に10万円の商品を12回払いで分割した場合(実質年率15.00%の例)は以下のように計算されます。
①・手数料=約8,300円前後
②・総支払額=約10万8,300円
③・1回あたりの支払額=約9,025円
※上記は一例です。カードの種類によって料率は異なります。
ワンポイント(カードが利用できない)
一番考えられる原因は、
クレジットカードの分割払いの利用可能額が不足していることです。
JCBカードは「利用後分割払い」もできますが、
分割払いの利用可能額が不足していればできません。
また、
変更できる場合でも可能なのは3回払い以上への変更です。
2回払いに変更はできません。
8・毎度CMでおなじみ「楽天カード」
楽天カードは「30回分割払い」や「36回分割払い」まで利用できるので、
利便性の高いカードだと言えます。
楽天カードで繰り上げ返済する場合は、
コンタクトセンター(チャットサポート等)へ連絡して金額を再計算してもらう必要があります。
分割手数料は分割回数によりかかる手数料を計算して、
その合計を出して支払い回数で割る方式です。
手数料の計算方法
10万円の商品を12回払いで分割した場合は以下のように計算します(実質年率15.00%の例)。
①・手数料=約8,160円
②・総支払額=10万8,160円
③・1回あたりの支払額=約9,013円
ワンポイントアドバイス
ワンポイントアドバイス(商品や金額により分割できない?)
最低限「割賦枠(分割払い枠)」以内でなければなりませんが、
1商品で分割払いが出来る限度額が決まっています。
1日利用限度額などと同様に、
カード会社に尋ねなければ分かりません。
分割払い対象外の商品(金券類など)もあるかもしれません。
分割払いにするには最低限度額や、
商品で可能かどうかが決まるようです。
困ったことがある場合、
カスタマーセンターに確認しておきましょう。
9・手数料が意外に安いお得な「イオンカード」
分割支払いの指定回数が最高で「60回」まであるので、
クレジットカードとしては最長の支払い回数を使えます。
しかし手数料の年率があまり変わりなく、
支払う側にとっては計画しやすいとも言えるでしょう。
60回分割となると結構な手数料なりますが、
回数を細かく刻めるのはメリットです。
ただしイオンカードの分割払いには利用条件があります。
・1回の利用金額がまとめて1万円以上
・1回あたりの支払い金額が3,000円以上
少額の買い物では分割払いを選択できないことがあるので注意しましょう。
手数料の計算方法
10万円の商品を12回払いで分割した場合は以下のように計算します(実質年率12.04%の例)。
①・手数料=約6,720円
②・総支払額=10万6,720円
③・1回あたりの支払額=約8,893円
ワンポイントアドバイス(繰り上げ返済)
イオンカードの分割払い24回を16回目に残りを一括返済することは可能でしょうか?
可能です。
分割払いの繰り上げ返済は結構面倒な計算が必要なので、
自動受付をやっているところは少ないんです。
まずはコールセンターに電話、
もしくは「暮らしのマネーサイト」のMyPageで手続き方法を確認してみましょう。
10・Vプリカでおなじみ「ライフカード」
ライフカードは「あとから分割」に対応しているため、
お店で1回で、
と言っても大丈夫です。
しかし、
分割払い可能な回数は20回までと少なくなっています。
会員サイトにログインして支払い回数などを変更しましょう。
手数料の計算方法
10万円の商品を12回払いで分割した場合は以下のように計算します(実質年率15.00%の例)。
①・手数料=約8,160円
②・総支払額=10万8,160円
③・1回あたりの支払額=約9,013円
ワンポイントアドバイス(更新時の注意)
年会費無料カードの場合、
ずっと利用がないまま次回の更新時を迎えた場合、
カード会社によっては警告もなしに更新拒否されたり、
更新するか意志の確認の連絡がある場合もあります。
年会費無料カードの場合、
維持していくためにかかる経費はありませんが、
年に一度でもいいので利用することがカードを維持していくための経費とも言えます。
ライフカードは利用がないと更新されない可能性があります。
公共料金や携帯電話の使用料などの支払いに設定しておくと安心です。
11・まとめ
クレジットカードの支払いを分割にする場合、
面倒だと思いリボルビング払いにする方が多いようです。
確かに商品ごとに分解回数を決めることや、
毎月の返済金額を計画するのが大変となることからリボルビング払いを選択してしまうようです。
しかしリボルビング払いの手数料計算は利用額全額に対して行われること、
支払い回数が決まっていないことから誘惑に負けていつまでたっても返済が終わらない、
というケースもあるようです。
賢い利用法なら商品ごとに支払い回数を決め、
高額商品のみ分割支払いにすることがお得と言えるでしょう。
カードを便利に使いこなすにはそれなりの努力も必要になりますね!