ロクス

PiTaPaのフリースタイルがスゴい!「驚異の割引率」をチェックしよう

PiTaPaの割引を徹底比較
フリースタイルvsマイスタイル
2025年最新情報!

  • ページ更新日:8月27日

PiTaPa」は、交通系電子マネーの中では珍しい「ポストペイ(後払い式)」機能というユニークな特徴を持っています。

JR東日本の「Suica」や、首都圏の「PASMO」などのカードが相互利用可能になっている様に、
「PiTaPa」もエリア外での利用が可能です。

ちょっと特別な交通系ICカード!
PiTaPaの特徴・割引特典を詳しく知っておきましょう!




PiTaPaとは?

PiTaPaの割引サービスを知る前に、まずはPiTaPaの特徴を確認しておきましょう!

PiTaPaの特徴

「PiTaPa」は、関西の鉄道やバス会社などが提携して提供している交通系電子マネーカードです。

最大の特徴は、多くの交通系電子マネーがチャージ式であるのに対して、
PiTaPaは「ポストペイ(後払い式)」であるという点です。

PiTaPaは利用料金が後払いになるシステムなので、
あらかじめチャージをすることなく、
残高が0円でもエリア内では改札を通過できます。

さらに、交通機関以外にも加盟店が多く、
全国展開のチェーン店、沢山の飲食店などで利用可能です。

加盟店で買い物をしてPiTaPaで決済すると、
その店舗によって独自の割引サービスが適用されたり、
特典を受けられることもあります。

関西で通勤・通学で交通機関を利用していて、
さらにショッピングをする人は、持っていると確実にお得なカードです!

PiTaPaカードの種類

PiTaPaカードには沢山の種類がありますが、
基本的なPiTaPaは大きく分けて2種類があります。

① ベーシックカード
PiTaPa機能のみの基本的なカードです。

② 提携カード
クレジットカード機能が付いた「PiTaPa」です。
「PiTaPa」と「クレジットカード」機能が一体化しているので、
一枚で両方の機能を使うことができます。

「提携カード」に関しては、現在公式サイトで紹介されているカードの種類が30種類以上と非常に多く、
それぞれ独自のサービスが付帯されています。

「提携カード」は、相互利用が可能な交通機関を利用するとポイントが付与されたり、
ショッピングの際にクレジットカードで決済するとポイントが貯められる様になっています。

ただし、多くの交通系電子マネーが申し込めばすぐにカードが発行されるのに対して、
PiTaPaの場合は基本的な機能の「ベーシックカード」でも審査があります。

これは信用取引となる「ポストペイ(後払い式)」なので仕方がなく、
中には審査に落ちたという人もいるのです。

もちろん普通に働いていて申し込みの際にウソなどをつかなければ、
まず審査に落ちることはありません。

審査に通過してPiTaPaカードが届くまでには、
約2週間程かかります。




【登録不要】
PiTaPaの運賃割引サービス

「PiTaPa」を使用すると、
加盟している交通機関によっていくつかの割引サービスが適用されます!

まずは、事前の登録をしなくても自動で適用される割引から見ていきましょう。
PiTaPaの特典割引サービスについては、
「ベーシックカード」でも「提携カード」でも割引が適用されます。

利用額割引フリースタイル(Osaka Metro)

Osaka Metro(大阪メトロ)では、割引サービスとして
フリースタイル」と「マイスタイル」の2つを提供しています。

「フリースタイル」は、Osaka Metroの地下鉄・バスを利用する方向けのサービスです!

事前登録は必要なく、PiTaPaを使って乗車するだけで、
毎月1回から利用金額に応じて自動的に運賃割引が適用されます。

使えば使うだけお得になっていくシステムになっています!
割引率は、Osaka Metroの地下鉄とバスでそれぞれ段階的に設定されています。

地下鉄の割引率(1ヵ月)
・3,000円までのご利用分:割引なし(0%)
・3,000円を超え10,000円までのご利用分:10%割引
・10,000円を超え14,000円までのご利用分:15%割引
・14,000円を超えるご利用分:20%割引

バスの割引率(1ヵ月)
・2,000円までのご利用分:割引なし(0%)
・2,000円を超え4,000円までのご利用分:10%割引
・4,000円を超え6,000円までのご利用分:15%割引
・6,000円を超えるご利用分:20%割引

PiTaPaを持っているだけで自動で割引が適用されるというのは、
他の鉄道にはなかなかない嬉しい特典ですね!

利用回数割引(阪急電鉄など)

阪急電鉄などで導入されている「利用回数割引」も、
特に事前登録の必要はなく、PiTaPaを持っているだけで適用されます。

この割引サービスは阪急電鉄を始め、交通各社で導入されています。

割引率は各交通会社により違いますが、
ほとんどが同一運賃区間を1ヵ月に11回以上乗車した時から適用されます。

阪急電鉄の場合、割引条件は以下の通りです。

11回目~30回目:10%割引
31回目以降~:15%割引




【事前登録】で
もっとお得な割引サービス

割引サービスのイメージ画像
ここからは、文字通り事前に登録をすることで、
更にお得な割引が適用されるサービスをご紹介します!

マイスタイル
(Osaka Metro)

「マイスタイル」は、区間割引のことで、
いわゆる定期券の様な内容の割引サービスになります。

「マイスタイル」の利用に必要な設定
▼【登録駅の設定
定期券でいうところの「乗る駅」と「降りる駅」を2駅設定します。

▼【対象駅の設定
登録した2駅の間にある駅が、自動的に対象駅として設定されます。

「マイスタイル」が適用されるには、
登録駅を起点にして、PiTaPaで乗り降りすることが条件です。
「登録駅→登録駅」「対象駅→登録駅」「登録駅→対象駅」で乗り降りが可能です。
(ただし、「対象駅→対象駅」での乗り降りには使えません。)

「普通の定期券とどっちがお得なの?」と迷う方も多いですが、
「マイスタイル」の何がお得かというと、
利用した金額しか請求されないという点です!

普通の定期券ならば、1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月分の定期代を満額払って購入します。
有効期間に利用する回数が少なくても、定期代は全額が必要になりますよね?

しかし、PiTaPaであれば利用した分だけ後払いで精算できます。
学生で曜日により出席する日とそうでない日がある、という場合にはムダが無くて済みます。

ちょっと小ネタ!
実は、Osaka MetroでIC定期券が導入されたのは比較的最近なんです。
それまでは昔ながらの磁気定期券が主流だったため、
定期券のように使える「マイスタイル」は多くの人に利用されてきました。
今でも「使った分だけ支払えば良い」というメリットから、
IC定期券よりマイスタイルを選ぶ人も多いんですよ!

マイスタイル(学生)

学生の方には、事前登録をすることで、
さらにお得になる「マイスタイル(学生)」があります。

一般の「マイスタイル」よりも支払い上限額が低く設定されており、
大変お得な学割が適用されます。

「マイスタイル(学生)」は、通学区間以外でも登録が可能です。
また、普段は自転車やバイクで通学している人でも登録が可能なので、
学生でPiTaPaを持っている人は是非登録しておきましょう。

なお、このサービスは毎年4月~翌年3月末までが適用期間なので、
毎年登録が必要です。

シニア向け割引(満65歳以上)

年齢が65歳以上のシニアの方を対象として、
シニア向け割引」があります。

この割引サービスも適用されるために事前登録が必要ですが、
週に2回~3回程度の利用でも一般より高い割引率で利用可能です。

満65歳の誕生月の1日から登録が可能になっていて、
住んでいる場所が大阪市内・市外に関わらず登録可能です!

PiTaPaエリアの地下鉄構内の定期券発売所で手続きができますが、
PiTaPaカードの他に年齢確認の為に「健康保険証」や「運転免許証」などの身分証明書が必要になります。

【重要】登録と更新のルール
このサービスは毎年の更新が必要なので、少し複雑に感じるかもしれません。
分かりやすく、例を挙げて見てみましょう!

(例)8月27日に登録した場合
・サービスの有効期限は翌年の6月30日までとなります。
・継続して利用したい場合は、翌年の6月16日~7月15日の間に更新手続きが必要です。

このように、いつ登録しても有効期限は次の6月30日と決まっており、
継続するには毎年6月16日~7月15日の間に更新手続きが必要、と覚えておくと分かりやすいですね。

「マイスタイル(学生)」も「シニア向け割引」も、
再度登録をしないと自動的に一般向けの割引に戻ってしまいますので、注意してくださいね。

まとめ

PiTaPaにはお得な割引サービスが複数あります!

自分がどの割引条件に該当するのかをチェックして、登録してみましょう。

もちろん登録しなくても自動的に割引になるサービスがあるので安心です!

参考リンク集

公式サイト・サービス 詳細
PiTaPa.com 公式サイト PiTaPaのサービス全般に関する公式サイトです。
PiTaPa 交通ご利用エリア・割引サービス 各交通機関の割引サービスの詳細が確認できます。
Osaka Metro
「利用割引シミュレーション」
PiTaPa割引金額の予測を確認できます。
阪急電鉄 利用回数割引 阪急電鉄の利用回数割引についての公式ページです。