京阪電車に乗るなら知っておきたい!
PiTaPaとe-kenetの賢い活用術
「PiTaPa(ピタパ)」は、
京阪電車をはじめとして、
関西の私鉄が導入したICカードです。
(現在はJR西日本の一部区間でもポストペイが使えます!)
前身の「スルッとKANSAI」から、
進化した形で2004年に誕生しました♪
PiTaPaを京阪で使う場合、
「e-kenet」という超お得なサービスがあるのですが、
使い方はご存知でしょうか?
仕組みが少し変わってややこしい部分もあるので、
e-kenetとPiTaPaを組み合わせた最新の使い方を確認してみましょう!
- ページ更新日:12月3日
1.PiTaPaの特徴
「PiTaPa」最大の特徴として、
支払い方式がクレジットカードと同じような
「ポストペイ方式(後払い方式)」になっています。
ICOCA、
Suicaなど他の鉄道会社が発行しているICカードは、
ほとんどが「プリペイド方式(前払いチャージ方式)」なので、
この点が大きな特徴です。
PiTaPaの場合、
PiTaPaエリアで交通機関を利用する場合は現金をチャージする必要がなく、
仮に改札を通る際にチャージ残金が0円だとしても安心して利用できます。
もちろん!
他の交通系ICカードと同じようにカード内にチャージすることも可能なので、
提携先の交通機関の利用や電子マネーとしての利用も可能です!
利用できる範囲は関西の私鉄だけでなく、
大阪シティバスなどの路線バス、
関空など空港行きのリムジンバスなど、
ほとんどの公共交通機関で使えることが多く、
中鉄バスなど東海地方と中国地方の一部まで利用エリアは広がっています♪
2.PiTaPaをエリア内で使うメリットは?
PiTaPaを大阪メトロ、
JR西日本ポストペイエリアの駅相互間などで使う場合、
大きなメリットとしていくつかの「運賃割引サービス」が導入されています。
「利用回数割引(私鉄地下鉄・JR西日本)」は、
同じ区間に1か月間で11回以上乗車した場合、
それ以降の運賃が「1割引き」になるという割引サービスです。
「区間指定割引(私鉄地下鉄)」は、
定期券のように予め乗車する区間を決めて登録することで、
その区間を何回使っても定期券の値段を超えないという割引サービスです。
「時間帯指定割引(JR西日本)」は、
現在もJR京都線、
JR神戸線、
JR宝塚線の一部区間などで実施されている割引サービスです。
この割引はちょっとシステムが難しくなっていますので、
詳しく解説します♪
◉利用可能区間◉
JR京都線、
JR神戸線、
JR宝塚線の一部区間
◉利用可能時間◉
平日の10時~17時の間に入場・出場した場合
土日・休日・年末年始の終日
◉「時間帯指定割引」の内容◉
「時間帯指定割引」適用区間の
1ヶ月の利用回数が4回以上の場合、
4回目以降の運賃が一律10%割引になります。
(現在は10%に変更されています)
現在はPiTaPaのポストペイ方式がJR西日本でも適用されており、
以前より格段に使いやすくなっています!
今までの関西では、
発行が簡単なICOCAが圧倒的に利用されていましたが、
今後はPiTaPaの利用者が大きく増えような予感です!
3.京阪電車独自のe-kenetカードって何?
京阪グループの「京阪カード」が、
JCBと提携して発行しているのがe-kenet(イーケネット)カードです。
これは、
便利なPiTaPa機能に、
JCBブランドのクレジットカード機能がプラスされたカードです。
(※以前のVisaブランドは終了し、現在はJCBに一本化されました)
このe-kenet(イーケネット)カード、
超お得なカードなのですが・・。
ポイントシステムが少し変更されているので注意が必要です。
現在はおけいはんポイントに集約されて分かりやすくなりました!
①・電車を利用する際に「京阪マイレージPiTaPaカード(e-kenet)」のPiTaPa機能を利用すると、
利用額の1%分などの「おけいはんポイント」が貯まります。
②・ショッピングの際に「e-kenetカード」のクレジットカード機能を利用すると、
1,000円につき5ポイント(実質の還元率0.5%)の「おけいはんポイント」が貯まります。
以前あった「花まるクレジットポイント」は終了し、
現在はすべて「おけいはんポイント」として貯まる仕組みになっています。
貯めたポイントは、
おけいはんクーポンやプレミアムカー券に交換したり、
加盟店で1ポイント1円として直接利用することも可能です。
以前よりもポイントの使い道がシンプルになり、
日常のお買い物でも使いやすくなっています♪
e-kenet(イーケネット)の申し込み方法は、
公式サイトからのオンライン入会が最もスムーズです。
また、
京阪モール本館1Fや各施設などにある「e-kenetカウンター」や、
駅特設カウンターで本人確認書類などの必要書類を提示することでも申し込み可能です。
4.まとめ
関西の私鉄、
JR西日本を中心に利用できる「PiTaPa」ですが、
京阪沿線を使う人には「e-kenet JCBカード」とセットでPiTaPaを申し込めば、
さらにお得なカードになります。
「e-kenetカード」はポイント制度やお申し込み方法が新しくなっていますが、
京阪ユーザーにとって最強にお得なカードであることは変わりませんので、
ぜひ利用してみてください♪