PiTaPaはチャージ不要でポイントも貯まる
ポストペイの仕組みとメリットをやさしく解説
迷った経験ってありますよね。
私鉄・JRの利用が偏っている場合、
それほど迷わないかったかもしれませんが・・。
「JR西日本」でもPiTaPaのポストペイが利用可能になったので、
ますます迷ってしまいますよね?
PiTaPaのシステムはわかりにくい部分もありますが、
基本を押さえてしまえば、
それほど難しくはありません。
そこで、
PiTaPaの使い方と特徴について詳しくまとめました♪
2・PiTaPaを理解したい人にオススメ!
3・PiTaPaを理解するための基礎知識
4・PiTaPaの割引サービス
5・PiTaPaの使い方を知ろう!
6・ショップdeポイントについて
7・PiTaPaクレジットカードについて
8・PiTaPa提携クレジットカード3種類
9・まとめ
- ページ更新日:11月26日
1・PiTaPa(ピタパ)とは?
PiTaPaとは、
関西の私鉄を中心として利用されている交通系ICカードです。
関西圏には、
阪急電鉄や京阪電車、
Osaka Metro(旧大阪市営地下鉄)、
市バスなど、
たくさんの私営交通機関があります。
それらの私鉄が共同して発行しているのが「PiTaPa」です。
電車やバスの利用を始めとして、
買い物の決済にも幅広く利用できるICカードになっています。
2・PiTaPaを理解するための基礎知識
PiTaPaは、
仕組みがとってもわかりづらい・・。
使えるサービスと使えないサービスがよくわからない・・。
こういった声が多いことは確かです。
関西に住んでいると、
交通系ICカードをどれにすればいいか?
1度は悩む機会があると思います。
ここでは、
PiTaPaの仕組みやお得な使い方を詳しくまとめています。
お読みいただく方の交通系ICカード選びのお役に立てたら幸いです♪
それでは、
PiTaPaの特徴と使い方を確認してみましょう!
PiTaPaの種類
PiTaPaのシステムは、
私鉄各社の協議によって生まれたということもあり、
システムがわかりづらいという声が多いんです。
まずは、
PiTaPaの種類からみていきましょう。
現在のPiTaPaは、
「ベーシックカード」と「提携カード」が主流です。
それぞれの特徴をご紹介します!
【ベーシックカード】
交通サービス・ショッピング決済で利用できるPiTaPaです。
「ポストペイ方式」になっていますが、
チャージして利用することも可能です。
【提携カード】
クレジットカードやポイントカードと提携しているPiTaPaのことです。
ショッピングでの利用で提携先のポイントが貯まる点、
オートチャージ機能が使える点が大きな特徴です。
PiTaPaとクレジットカード、
ポイントカードを一枚で利用できる点がメリットで、
提携しているカードによって特典も変わってきます。
【※保証金預託制PiTaPaカードについて】
以前は事前に保証金を預けることで利用できるカードがありましたが、
2022年3月末をもって新規入会受付を終了しています。
また、
2026年3月31日にはサービス自体が終了する予定となっています。
これから申し込む場合は、
ベーシックカードか提携カードを選びましょう。
▼【先払い?後払い?ポストペイ方式とは】
PiTaPaのポストペイ方式とは「後払い方式」ということです。
通常「PASMO」や「ICOCA」などの交通系ICカードは、
事前にカードにチャージして使用します。
しかし、
PiTaPaは必ずしも事前にチャージしておく必要がありません。
PiTaPaで利用した金額は後日請求されて、
登録した支払い口座から引き落としで料金が支払われるという仕組みになっています。
利用可能エリア
PiTaPaの利用エリアは姫路から名古屋、
南は和歌山まで広く網羅されていて、
多くの私鉄・バスで利用が可能です。
「JR西日本」のポストペイエリアでも、
チャージ不要のポストペイ方式での乗り降りが可能です!
(かなり使いやすくなっています♪)
全国相互サービス
PiTaPaは、
ICOCAなど全国の交通系ICカードと相互利用が可能です。
そのため、
ICOCAやSuica、
PASMOをはじめとして、
九州のnimoca」やSUGOCAなどが利用できるエリアでも、
PiTaPaを使って公共交通機関に乗ることができます。
3・PiTaPaの相互利用について
エリア外ではチャージが必要!
関西に住んでいる人は特に、
私鉄以外にJRを利用する頻度も多いとおもいます。
PiTaPaはポストペイ方式なので、
運賃相当額の金額がPiTaPaにチャージされていなくても問題なく乗車可能です。
(※PiTaPaエリア及びJR西日本ポストペイエリア内)
しかし、
今のところポストペイ方式の交通系ICカードは全国でも珍しく、
PiTaPaくらいなんです。
他の交通系ICカードは利用する場合、
事前チャージが必要になっています。
そして、
PiTaPaはポストペイ方式の対応エリア外にある改札機では、
ポストペイに対応していません。
そのため、
PiTaPaで他のICカードのエリアを利用する場合。
他のICカードと同様に事前チャージをして、
改札を通った時点で運賃が引き去られることになります。
買い物には使えない
PiTaPaのもう一つの注意点として、
PiTaPaエリア外では、
ポストペイ方式でのショッピング決済が出来ません。
他の交通系ICカードのホームページなどでも、
注意書きとして
「PiTaPaでショッピング利用はできません」という記載が見られます。
交通系ICカードは、
「IC」というマークがついているお店であれば相互利用することができますが、
PiTaPaは対象外となっています。
ICOCAエリアでオートチャージは?
PiTaPaはクレジットカードと紐付けしているので、
オートチャージの設定が可能です。
オートチャージとは、
設定した金額をチャージ残額が下回った場合、
自動的にクレジットカードからチャージされる仕組みです。
しかしPiTaPaはポストペイ方式なので、
PiTaPaのエリア内で利用する分には、
基本的にこのオートチャージ機能は必要なさそうですよね。
このオートチャージ機能こそ、
PiTaPaのエリア外で使えれば便利そうなのですが・・。
残念ながらPiTaPaはエリア外でのオートチャージに対応していません。
4・PiTaPaの割引サービス
割引率は総じて高い
PiTaPaを使う上で最大のメリットが、
交通サービス利用時の割引率の高さです。
PiTaPaは合計すると多数の電車やバスを利用することができますが、
そのほとんどで高い割引率が設定されています!
割引の仕組みについて詳しく確認してみましょう。
割引方法は大きく分けて「利用回数割引」、
「利用金額割」、
「登録割」の3種類です。
利用回数に応じて割引
一定期間内に乗車した回数に応じて割引率が決まるのが、
「利用回数割引運賃」です。
この割引サービスを導入している鉄道会社には、
阪急電鉄・阪神電車・大阪モノレール・京阪電車などがあります。
例えば阪急電鉄や大阪モノレールを利用する場合。
1カ月以内に同一運賃区間を11回以上乗車すると、
11回目から30回目までの運賃が10%割引され、
31回目以上になると15%割引になるサービスです。
(※1回目〜10回目は割引なしの定価です)
また、
京阪電車(京阪線)や阪神電車の場合も11回目以上の利用から運賃割引が適用されます。
往復することを考えると、
6往復(12回)利用すれば、
11回目と12回目の分から割引が適用されることになります。
この割引率はかなり大きいですよね!
「PiTaPaご利用ガイド」には全ての割引サービスについて掲載されていますので、
ぜひチェックしてみてください♪
利用金額に応じて割引
一定期間内に利用した金額に応じて割引になる
「利用額割引」サービスもあります。
割引が適用される種類としては、
全体的にこちらの方が多くなるようです。
利用額割引サービスを採用しているのは、
Osaka Metro(大阪メトロ)・京阪バス・京都バス・阪神バス・阪急バス・嵐電などです。
バスの多くは回数ではなく利用金額に対しての割引制度を採用しているようですね!
大阪市内の地下鉄やバスを一手に担っているOsaka Metroですが、
ここの割引は少し特殊です。
まず任意の2駅を登録すると、
自動的に「対象駅」が決まります。
登録駅と対象駅を利用した場合、
上限として6カ月定期運賃の1/6が設定されるシステムです。
例えば地下鉄の2区内を設定利用した場合、
6か月定期運賃の1/6相当が上限額となります。
(※2区の場合、片道運賃240円×一定回数で元が取れる計算です)
通勤や通学で週に5日は利用する人にとっては助かるサービスと言えそうですね。
最新の運賃や上限額については、
Osaka Metro公式サイトで確認してみてください。
京都バスの場合は、
3,000円以上の利用で割引サービスが適用になります。
割引率は9%〜10%と、
こちらもかなりお得です。
(でも、
ちょっとややこしいサービスです。)
▼【登録割(Osaka Metroマイスタイルなど)】
「利用回数割引」、
「利用額割引」この2つのサービスは、
事前登録などは必要ありません。
PiTaPaを利用することで自動的に割引される仕組みになっています。
一方で、
PiTaPaの利用割引が適用されるために、
事前登録が必要な場合もあります。
登録割を採用している事業者は、
Osaka Metro・京阪バス・高槻市営バス・近鉄バスなどです。
先ほど紹介したOsaka Metroのシステム(マイスタイル)は半分は金額割ですが、
半分は登録割と言えます。
登録割は、
1カ月の支払い金額に上限額を設定することで、
それ以上請求されないというシステムになっています。
このシステムを利用するには
「PiTaPa倶楽部」というサイトから登録が必要です。
このように、
PiTaPaを上手に利用することで、
多くの場合は10%以上の割引が適用されることになります。
5・PiTaPaの使い方を知ろう!
PiTaPaの作り方
PiTaPaはどうやって作ればいいのでしょうか?
基本的にPiTaPaが作れるのは18歳以上で、
それ以下の年齢の人が利用するためには家族会員として登録する必要があります。
申し込みはPiTaPa公式ホームページから申請することが可能です。
申し込みから約2週間程度でPiTaPaが手元に届きます。
さらに「
登録割」などいろいろなサービスを利用するためには、
カードが到着後「PiTaPa倶楽部」という会員専用のサイトに入会して手続きが必要です。
ちなみに、
オートチャージの申し込みはPiTaPa入会時に申請をしておきましょう。
PiTaPaを作るときには、
特に手数料はかかりません。
また年会費も初年度は無料ですし、
翌年以降も一度でもPiTaPaを利用すれば年会費もかかりません。
しかし、
1年間に1度も利用しなかった場合は維持管理料として1,100円(税込)が引き落とされてしまいますので注意してください。
PiTaPaの利用方法
PiTaPaの利用方法は簡単です!
交通サービスで利用する場合は、
改札機にPiTaPaをタッチするだけです。
ちなみに、
PiTaPaエリア外で利用する場合は事前チャージが必要です。
PiTaPaが到着してすぐにエリア外で利用することもあると思いますが、
PiTaPaの使い始めにはチャージ残額がありません。
そのため、
PiTaPaを利用する前に、
あらかじめいくらかのチャージしておくことをおすすめします。
PiTaPaのチャージ方法と金額
PiTaPaのチャージはPiTaPaエリア内を走る電車やバスの自動改札機でできるほか、
全国相互利用ができるエリアでもすることができます。
ちなみに、
一旦チャージした金額についてはPiTaPaエリアでは利用ができません。
PiTaPaエリア内で利用する場合、
支払い方法があくまでもポストペイ方式になっているためです。
そのため、
PiTaPaエリア外での利用を頻繁に行うのであれば、
ある程度大きな金額をチャージしておくのもいいと思いますが・・。
旅行でたまたま東京やその他の地域に来た、
といったような一時利用の場合は、
あまりチャージ金額を多くしない方がいいかもしれません。
PiTaPaを紛失した場合
PiTaPaを紛失した場合は、
まずは「PiTaPaコールセンター」に連絡して
PiTaPaの利用停止手続きをする必要があります。
その後で再発行手続きが必要な場合は手続きに移ります。
各鉄道の定期をPiTaPaに入れていた場合は、
再発行の手続きまで待っている余裕はありませんよね?
その場合は、
定期券を利用している交通会社に行き、
磁気定期券を再発行してもらう手続きをとる必要があります。
この手続きの手順や方法については、
利用している交通会社に問い合わせをするか、
それぞれの機関の公式ホームページで確認してみてください。
ちなみに、
単なる破損の場合はすぐに再発行ができるようです。
この場合はPiTaPaエリア内の主要駅で申請しましょう。
PiTaPaの払い戻しについて
PiTaPaを利用しなくなった場合、
解約手続きをとればPiTaPa内の残額は払い戻ししてもらえます。
PiTaPaは他の交通系ICカードとは異なり、
一年間一度も使わないで持っておくと1,100円(税込)の維持管理料がかかってしまいます。
そのため、
引っ越しや勤務先の異動などによってPiTaPaエリアを利用しなくなってしまう場合、
解約して払い戻したほうが費用がかからずに済むことも多いかもしれません。
基本的には、
PiTaPaの名義人本人が電話する場合、
電話で解約手続きが完了します。
ただし、
クレジットカードと提携しているPiTaPaの場合は、
解約の問い合わせをする窓口が異なる場合があります。
クレジットカードやポイントカードと提携しているPiTaPaを保有している場合、
カード会社で解約の手続きをとるようにしてください。
例えばOSAKA PiTaPaでVISAカードをつけている場合は、
三井住友カードデスクに連絡する必要があります。
6・ショップdeポイントについて
ポイントの貯め方
PiTaPaを使ってショッピング決済をすると、
「ショップdeポイント」が貯まります。
ショップdeポイントは100円の利用で1ポイントの付与となっているので、
基本的な還元率は1%です。
ただし、
利用する店舗によっては5倍〜20倍のポイントを付与しているところもありますので、
利用する加盟店で還元率をチェックしてみてください。
何に使える?
PiTaPaのポイントは、
基本的には交通機関の運賃に充当される形で利用できます。
500ポイント貯まるごとに50円がその月の利用代金から差し引かれていくシステムです。
ポイントを金額に換算すると、
1,000円の利用ごとに1円の割引という形になります。
普通に貯めていてはあまりポイントが貯まりませんので、
高還元率の加盟店などを利用して上手に貯めて行ってくださいね♪
PiTaPa倶楽部でマイルに移行
PiTaPaで貯まったポイントは、
JALやANAのマイルに移行することができます。
交換レートは、
提携しているクレジットカードによって異なります。
基本的な交換レートは500ポイントから20マイルへ、
もしくは10,000マイルから10万ポイントへ移行というレートになっています。
ちなみにマイルをポイントに変更する場合、
「ANAPiTaPaカード」か「JALカード」会員である必要があります。
しかし、
その逆にポイントをマイルに移行する場合は全てのPiTaPa会員が利用可能です。
ただし、
マイルに移行する場合、
100円で1ポイント貯まるとすると50,000円分利用して20マイルしか貯まらないという計算になります。
還元率はいいとは言えないかもしれませんね。
ポイントの有効期限
ポイントの有効期限は【2年後の3月末まで】となっています。
一律で3月末までとなっているので覚えやすいですが、
失効したポイントは回復できませんので有効期限はチェックしておくようにしましょう。
なお、
ポイントの残高確認の方法ですが、
7・PiTaPaクレジットカードについて
▼【PiTaPaの定期券をカード払いすると?】
PiTaPaと提携しているクレジットカードには、
定期券の購入でポイントが貯まるカードもあります。
例えば阪神電車・阪急電鉄が発行しているSTACIA PiTaPaの場合。
阪神電車・阪急電鉄・能勢電鉄・北大阪急行電鉄などの定期券購入時にクレジットカードを利用することで、
購入金額の1%相当のポイントが貯まる仕組みになっています。
PiTaPaで定期券を利用することが多いのであれば、
STACIA PiTaPaのように提携しているクレジットカードを利用するというのもいいかもしれませんね!
ちなみに、
もしも毎月10,000円の定期券を購入した場合、
一年間で1,200円分のポイントが貯まることになります。
▼【オートチャージの設定方法】
オートチャージの設定は、
PiTaPaに入会するときに行っていれば、
その他に何もする必要がありませんが・・。
入会後、
新たにオートチャージを設定したい場合はどうすればいいのでしょうか?
この場合、
本人確認書類を持ってPiTaPaエリア内の主要な駅に行って手続きをする必要があります。
▼【カード会社を変更した場合はどうなる?】
PiTaPaと紐付けしているクレジットカードを変更した場合にも、
オートチャージは設定変更が必要になります。
ちなみにPiTaPaカード自体を交換した場合、
データの内容は引き継がれているので特に何もする必要はありません。
8・PiTaPa提携クレジットカード人気の3種類
せっかくなのでクレジットカードを作ってPiTaPaと紐付けしよう、
と考える人もいるかもしれませんね!
それでは、
どのクレジットカードを選ぶのがいいでしょうか?
クレジットカードは色々な種類があり、
特徴もさまざまです。
主に目的としては、
以下のような目的で選ぶことが多いのではないでしょうか?
・PiTaPaの利用でお得になるカードを探している
・最終的にゴールドカード会員になりたい
・ポイントをたくさん貯めてお得に使いたい
・マイルを貯めて旅行に行きたい
・維持費がかからないカードがいい
・お守り代わりに持っておくくらい
それぞれのニーズで、
選ぶカードは違ってきます。
その中でもPiTaPaを利用することでお得になるクレジットカード。
・・ということであれば、
やはり提携しているカードがおすすめです!
そのほかに、
PiTaPa以外でもよく利用する店舗や施設があるという場合は、
そこに特化したクレジットカードもいいと思います。
例えば楽天をよく利用するのであれば、
楽天カードを持っておけばポイントも貯まりやすいでしょう。
Amazonの場合はAmazonマスターカードもオススメですし、
イオンをよく利用するという場合はイオンカードもいいと思います。
日頃どのような買い物が多いのか?
確認してからクレジットカードを決めてみると、
あまり失敗はないかもしれません。
PiTaPaでオートチャージを利用するためには、
クレジットカードと紐付けする必要があります。
基本的には、
オートチャージをしてもポイント付与の対象となっていないクレジットカードがほとんどですが、
オートチャージできるだけで便利ですよね♪
また、
クレジットカードを持つことで定期券購入の際にポイントが貯まるというメリットがあります。
自分のライフスタイルに合わせて、
PiTaPaと併用することでお得になるクレジットカードを探してみましょう!
▼【阪急・阪神を利用するならSTACIA】
先ほどもちらっと書きましたが、
阪急電鉄・阪神電車が発行しているのがSTACIA PiTaPaカードです。
このカードはPiTaPaを搭載しているので、
一枚でクレジットカードとPiTaPaを利用することができます。
【STACIAの年会費は?】
年会費は初年度は無料となり、
次年度以降は1度でもクレジットカードを利用すれば無料となります。
もしも利用がない場合は所定の年会費(例:1,375円[税込]など)がかかります。
(※カードの種類により異なります)
【STACIAのポイント還元率は?】
基本的なポイント還元率は利用方法によって異なり、
定期券などの交通サービスに利用する場合は1%の還元率です。
しかし、
ショッピングの場合は還元率は0.5%。
これは一般的なクレジットカードの還元率とさほど変わりません。
ただし、
阪神・阪急関連の施設ではさらにポイント還元率が上がります。
例えば阪急三番街・ハービスPLAZAやHEP FIVEの利用では100円(税抜)の利用ごとに3ポイントという感じで、
還元率は3%に跳ね上がります。
(※施設やカードの種類により異なります)
そのほかにもスーパーマーケットなどで優待があるなど、
ポイント制度はかなり充実していると言えます。
▼【京阪を利用するならe-kenet JCB】
e-kenet JCBカードは京阪グループが発行しているクレジットカードです。
以前発行されていたVisaカードは終了し、
現在はJCBブランドのカードにリニューアルされています。
【イーケネットの年会費は?】
初年度の年会費は無料となっていて、
次年度以降は1回でもクレジットカードの利用があれば無料となります。
もしも利用がない場合は、
所定の年会費(1,375円[税込])がかかります。
【イーケネットのポイント還元率は?】
e-kenetでは「おけいはんポイント」というポイントが貯まりますが、
基本的な還元率は0.5%〜1%です。
ショッピングに利用した場合は100円または200円の利用につき1ポイントが貯まり、
還元率は加盟店によって変わります。
京阪電車を利用した場合は利用代金に対して1%のポイントが貯まる仕組みです。
貯まったポイントは、
500ポイント単位(一部施設では1ポイント単位)で
「おけいはんポイント加盟店」でのお支払いにそのまま利用できます。
【イーケネットの特典は?】
ポイント以外にも特典があり、
カードを提示すると優待割引が受けられる施設が多々あります。
例えば京阪沿線のレジャー施設やホテルなどで、
割引や優待サービスを受けることができます。
施設にもよりますが、
同伴者も優待割引が適用になることもありますので、
利用するときは確認してみてください。
▼【Osaka Metroやバスを利用するならOSAKA PiTaPa】
OSAKA PiTaPaは、Osaka Metro(地下鉄)や
バスの利用でポイントが貯まるクレジットカードです。
【OSAKA PiTaPaの年会費は?】
年会費はほかのクレジットカードと同じく、
初年度は無料。
一度でも利用があれば翌年以降も無料です。
もしも利用がない場合、
年会費は1,375円(税込)となります。
【OSAKA PiTaPaのポイント還元率は?】
地下鉄やバスでカードを利用することで貯まるポイントの還元率は0.5%となっており、
10,000円利用して50円相当のポイントが貯まる仕組みです。
ショッピングの場合も還元率は同じです。
貯まったポイントは500ポイント単位で運賃の利用額として清算されます。
ちなみにOsaka Metroには「マイスタイル」というお得な運賃割引サービスがありますが、
このサービスを利用しても乗車ポイントが貯まります。
通勤や通学でOsaka Metro地下鉄やバスを多く利用する他に、
クレジットカードでショッピング決済をするなどして活用すれば、
かなりお得に使えそうですね!
OSAKA PiTaPaはそれ以外にも、
優待価格で利用できる施設も多くあります。
例えば「OSAKA PiTaPa提示優待サービス」では、
大阪市内の観光スポットやショップ、
提携レストランなどでカードを提示するだけで割引などの特典が受けられます。
以前あった「CHECK&CHECK CLUB」は終了しましたが、
それに代わる優待サービスが現在もしっかり用意されています。
ポイントサービス以外のところで特典が充実しているカードと言えそうですね♪
▼【「京都ぷらすOSAKA PiTaPa」】
三井住友VISAカードの「京都ぷらすOSAKA PiTaPa」もおすすめのカードです!
京都ぷらすOSAKA PiTaPaは、
OSAKA PiTaPaの機能にプラスして京都市バス・市営地下鉄の割引が適用になるクレジットカードです。
大学生や社会人で、
大阪から京都の大学や勤務先に通っている人は多いですよね?
さらに、
その逆もあるかと思います。
両方の都市をアクセスできる京阪や阪急の利用割引は対象外ですが・・。
大阪市と京都市の市バスと地下鉄が両方活用できる京都ぷらすOSAKA PiTaPaも人気があるカードの一つです!
9・まとめ
関西圏で私鉄・JR西日本を利用する地域に住んでいるのであれば、
ぜひ「PiTaPa」をおすすめしたいと思います!
しっかりと仕組みを把握してしまえば、
PiTaPaはそこまで複雑ではありません。
なんといっても、
チャージ不要のポストペイ方式・オートチャージは本当に便利なサービスですからね♪
提携クレジットカードに入会することも合わせて検討してみてはいかがでしょうか?