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そのQUOカード大丈夫?磁気データの弱点と残高確認・トラブル対処法

【完全ガイド】QUOカードの残高確認と
磁気トラブル対策

全国のコンビニや書店など、
クオカード」が利用できる店舗は全国に約6万店以上あります!
これだけ多くの店舗で利用可能であれば、
持っていても損なことはありません。

そんな便利なクオカードですが、
使おうとしたら磁気不良で読めなかったり、
残額がどれくらい残っているのか気になったりしませんか?

ここでは、クオカードの残高確認方法と、
意外と知らない磁気データの弱点・正しい保管方法まで、
詳しく解説します!

  • ページ更新日:9月25日




QUOカードは磁気で残高を記録するカード

クオカードは、
全国共通のギフトカード」です!
プレゼントなどで貰う機会も多いのではないでしょうか。

カードの仕組みとしては、
あらかじめ決められた金額がチャージされている、
使い切りタイプのプリペイドカード」と同じです。

最近主流のICチップを搭載した電子マネーとは違い、
繰り返しチャージすることはできません。
券面に記載された金額分をすべて使い切った時点で、
そのカードは利用できなくなります。

券面額より少ない金額の買い物をした場合、
残りの金額はカード裏面の「磁気ストライプ」にデータとして記録され、
次回の支払いに利用できます。
もちろん、残高を現金でお釣りとして貰うことはできません。

そうなんです。クオカードの残高は、
カード内部の磁気データに記録されるだけなので、
目には見えないんです・・。

ただし、カード表面には残高の目安となる数字が表示されており、
残額が少なくなると、その数字の側に穴が開くことで、
大体の残高が分かるようになっています。

例えば1,000円のクオカードの場合、
0・5・10」といった数字が表示されています。
これは100円単位で、10は満額の1,000円を意味します。

「10」と「5」の間に穴が開いていたら残高500円以上、
「5」と「0」の間に穴が開けば残高は500円以下、
というように、おおよその残高を把握できます。

残高が一定額を下回る度に穴は増えていくので、
一番「0」に近い穴が現在の残高の目安になります。

この方法はあくまで目安なので、
カードの穴から「正確な残高を知ることはできない」のです。

最終的に残高を使い切って0円になると、
数字の「0」よりも左側の、ラインから外れた部分に穴が開きます。
完全に正確な残高がわかるのは、残高が0円になった時だけなんですね。




知らないと損!
QUOカードの磁気の弱点と正しい保管方法

QUOカード保管の注意喚起イメージ画像
「残高があるはずなのに、お店で使えなかった・・。」
その原因で最も多いのが、磁気データの異常です。

磁気カードはデリケート!

Suica」や「PASMO」などのICカードは磁気に強いですが、
クオカードは磁気を利用して情報を読み書きするため、
磁気の影響を非常に受けやすい」という弱点があります。

QUOカードをダメにするNG行動

うっかりクオカードを強い磁気に近づけてしまうと、
残高が確認できなくなったり、
最悪の場合は使えなくなったりする可能性があります。

また、カードを折り曲げたり、
水で濡らしたりすることも磁気不良の原因になるので、
避けるようにしてください。

特に注意が必要な、
身の回りの磁気を発するものの例は以下の通りです。

カテゴリ 具体例
スマートフォン・タブレット スピーカー部分、マグネット式の留め具やカバー
バッグ・財布・アクセサリー マグネット式の留め金、磁気ネックレス
家電製品 テレビ、スピーカーなど

おすすめの保管方法

クレジットカードやキャッシュカードも磁気テープがありますが、
これらは互いに干渉しにくいよう工夫されているため、
財布の中で一緒に保管しても基本的には問題ありません。

ただし、財布のカード入れにぎゅうぎゅうに詰め込むと、
カードが折れ曲がったり、摩擦で磁気ストライプが摩耗したりして、
データ破損の原因になります。

高額なカードや未使用のカードは、
市販の「磁気防止ケース」に入れて保管すると、
より安全でおすすめです!

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【正確な残高は?】3つの残高確認方法

クオカードの正確な残高を確認するには、
シンプルですが、以下の3つの方法がおすすめです!
残念ながら、「残高確認アプリ」は磁気カードに非対応のため使えません。

加盟店のレジで確認する

クオカード加盟店のレジにカードを持っていき、
店員さんに残高確認をお願いするのが最も確実な方法です。
買い物をする前に残高を知りたい場合は、
この方法で確認しておけば間違いありません!

ただし、店員さんが操作に不慣れな場合もあるため、
レジが空いている時を狙うのがおすすめです。

購入レシートで確認する

クオカードで支払いをした後のレシート下部には、
ほとんどの場合、利用後のカード残高が記載されています。
お店が混んでいる時や、残高確認だけを頼みにくい場合は、
何か商品を買ったついでにレシートで確認するのが良いでしょう。

レシートをカードと一緒に保管しておくと、
残高を忘れることがなくなり便利です!

残高証明書を発行してもらう方法

金券ショップなどでクオカードを売却する際に、
残高を証明するための「残高証明書」が、
必要になる場合があります。

この証明書は、カード裏面の右下に、
店頭発行カード」と記載があるものだけが発行可能です。
(主にローソン店頭のLoppiなどで購入したカード)

お店のレジで「残高証明をお願いします」と伝えれば、
残高が印字されたレシートを発行してもらえます。

企業発行のカードなど、
「店頭発行カード」の記載がないものは
残高証明書を発行できないので注意しましょう。
(※買取条件は店舗により異なります)




残高不足でも安心!
不足分を支払う方法

何度かクオカードを使用していると、
中途半端な残高になってしまい、
商品の購入代金に足りなくなることがあります。

そんな時、不足分は以下の方法で支払うことができます。

不足分を現金で支払う

最もシンプルな方法です。
店員さんから「あと〇〇円です」と案内されたら、
「現金で払います」と伝えればOKです。
最初から「クオカードと現金で」と伝えておくとスムーズですね。

他のクオカードで支払う

クオカードを複数持っている場合、
1枚目の残高を使い切った後、
不足分を2枚目のカードで支払うことも可能です。
最初から2枚一緒に渡しても問題ありません。

クレジットカード等と併用する

クオカードとクレジットカード等の併用は、
レジの操作が複雑になるため、
対応していないお店が多い」のが現状です。
もしこの方法で支払いたい場合は、
必ず事前に店員さんへ確認するようにしましょう。

もしも磁気不良で
使えなくなったら?

万が一、クオカードが磁気不良などで使えなくなってしまったら、
クオカードの公式サイトにある、
お問い合わせフォーム」や電話で相談してみましょう。

カードの状態によって対応が変わるため、
まずは連絡をして、オペレーターの指示に従ってください。

まとめ

クオカードは、コンビニや書店、ファミレスなど、
幅広いお店で使える便利なカードです。

しかし、その正体は「磁気カード」であり、
スマホやマグネットなど、
身の回りの磁気に弱いという弱点があります。
磁気防止ケースなどを活用して、
正しく保管することが大切です。

正確な残高は「お店のレジ」や「利用後のレシート」で確認し、
もし磁気不良で使えなくなってしまった場合は、
公式サイトへ問い合わせてみましょう!

お財布に使いかけのクオカードがある人は、
ぜひ一度残高を確認して、上手に使い切ってくださいね!

参考リンク集

公式サイト・サービス 詳細
クオカード公式サイト 使えるお店の検索や基本情報が確認できます。
QUOカード お問い合わせ 磁気不良など、カードの不具合に関する相談窓口です。