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商品券とクオカードのおつりは?違いと残高確認を解説

現金での返金は不可!
残高が減る仕組みや注意点をチェック

商品券を利用する際、
おつりがあるのか?ないのか?
ふと気になる時ってありませんか?

クオカードの場合、
現金でのおつりは受け取れませんが、
残高が無くなることはありません!

「商品券」と「クオカード」、
それぞれのおつりの違いや最新のルールをチェックしておきましょう!

【重要】ファミリーマートでの取扱い終了について
ファミリーマートでのQUOカード利用は、
2025年12月22日(月) 23:59をもって終了となります。
(販売は既に11月23日で終了しています)
お手持ちのカードは期限までに使い切るか、
セブン-イレブンやローソンなど、
他の加盟店でご利用ください。
  • ページ更新日:12月16




1.商品券ではおつりが出ない事も?

多くの商品券は「おつりが出ない」仕様になっています!

何か商品を購入する時に、
プレゼントされた商品券を利用する事がありますよね!

しかし、
商品券で買い物をした時には、
おつりが出ない事もあります。

それが理由で、
額面以下の買い物をする時に、
ちょっと勿体ない気持ちになってしまうことも少なくありませんよね。

例えば、
額面が1,000円の商品券で、
1,000円に満たない中途半端な買い物をしても、
おつりが渡されないケースが一般的です。

額面が1,000円の商品券で、
600円分の買い物をしたとしましょう。

現金であれば400円のおつりが戻ってくるはずですが、
商品券の種類によっては、
おつりが受け取れない(放棄する)場合も多くあるんです。

発行している企業によっては、
商品券システムの都合上、
現金でのお釣りとしても、
商品券での返却としても、
差額となる400円は返却できない仕組みになっています。

その400円、
消えてしまうのは勿体ないですよね。

商品券は、
お釣りが受け取れないという部分でデメリットを感じる事もあります。

もちろん全ての商品券でおつりが出ない訳でもありませんが、
ほとんどの商品券では、
お釣りを受け取る事が出来ないことを覚えておきましょう!

2.クオカードはおつりが渡されない

クオカードは「おつり」ではなく「残高保存」の仕組みです。

クオカードを使った場合、
現金でのおつりを受け取ることはできません!

しかし、
損をするわけではないので安心してください。

クオカードを利用した場合、
利用した金額分が残高から差し引かれ、差額はカードの中に残ります。

残額については、
必ず残額ゼロになるまで繰り返し使用する事が出来ます。

クオカードは基本的に、
昔ながらの「テレホンカード」のようなものと考えて問題ありません!

クオカード内に残額があれば、
原則としてずっと使い続けることが出来ますし、
現金と一緒に残額を使う事も可能なので便利ですよね。

このため、
現金のおつりがでないからといって、
損をしてしまうことはありません!

※注意※
冒頭でもお伝えしましたが、
ファミリーマートでのQUOカード利用は、
2025年12月22日をもって終了となります。
利用終了後も、
他の加盟店では引き続き利用可能ですのでご安心ください!



3.クオカードの残高を知るためには?

穴の位置やレシートで残高をチェックしましょう!

クオカードは現金のおつりはでませんが、
商品券と違って、
残額がカード内に残る仕組みになっています。

商品券とはまた違った使い方になりますね!

しかし、
「今いくらの残額が残っているのか?」
これを知っておく必要があります。

クオカードの残額の調べ方は、
ショッピングの際に渡されるレシートに残額が印字されているので、
ここでチェックするのが一番確実です!

また、
カードに空いている「穴の位置」で、
おおよその目安を知ることも可能です。

#### ネットで確認できるのは「Pay」だけ
注意点として、
物理的なクオカードの残額は、
インターネットで残額を確認することは出来ません。

一方で、
スマホで使えるデジタル版の「QUOカードPay」であれば、
専用アプリやブラウザ上で「残高・利用履歴・有効期限」がすぐに確認できます。

物理カードはレシート確認、
デジタル版はスマホ確認、
と覚えておくとスムーズですね!

4.現金と併用可能

残高不足の時は、現金を足して支払えばOKです!

クオカードの残高だけでは、
商品の購入代金が不足している場合、
どうすれば良いのでしょうか?

実は、
代金の不足分に現金を足して支払うことが可能です。

どんなに残額が少なくなったクオカードでも、
現金との併用が可能なので、
中途半端に残すことなく、
無駄なく使い切るようにしましょう!



5.残高があるのに利用できない場合

磁気不良や破損の可能性大!原因を確認しましょう。

クオカードに残高が残っているはずなのに、
お店で利用が出来ない、
というトラブルも稀にあります。

公式によると、
主に以下のような原因が考えられます。

  • 磁気データの破損(磁石に近づけた等)
  • 物理的な破損(折れ、曲がり、切れ込み等)
  • 旧高額券の利用(後述する古い1万円券など)

こういったトラブルが発生した場合は、
公式サイトやお客様相談室へと相談をしてみるようにしましょう!

カード裏面に記載されているフリーダイヤル等に連絡することで、
再発行の手続きができる場合があります。

6.クオカードをお得に使うためには?

金券ショップを活用すれば、実質割引で買い物ができます。

クオカードは現金でのおつりが受け取れませんが、
カード内の残高が減っていく仕組みになので、
ショッピングの際に損をしてしまうということはありません。

さらに、
もっとお得に利用する方法もあるんです。

例えば、
金券ショップなどでクオカードを購入するとちょっとお得になります!

金券ショップでクオカードを購入した場合、
額面1,000円分のクオカードが、
980円程度の価格で購入出来るようになっています。

少しでもお得にコンビニなどで買い物をしたいという場合、
金券ショップを利用することで節約になりますので、
時間があるときにはぜひチェックしてみるようにしましょう!



7.Yahoo!オークションで購入をする

オークションやフリマアプリでも安く入手可能です!

クオカードをお得に購入したい場合、
Yahoo!オークション(旧ヤフオク!)」で購入するという方法もあります。

クオカードを正規の販売店で購入するよりも、
オークションで購入する場合は安い金額で購入できる場合が多く、
それだけ自分で利用する際にもお得になりますね!

しかし、
Yahoo!オークションやフリマアプリで取引をする場合、
個人間での取引となるので、
「使えないカードだった」等のトラブルとなってしまう可能性もゼロではありません。

その点には十分に注意しましょう。

8.有効期限があるカードもある?

デジタル版や古い高額券種には注意が必要です!

「クオカードには有効期限がない」
と思っている方も多いですが、
実は種類によって異なります。

最新のルールに合わせて整理してみましょう。

  • 物理カード:原則、有効期限なし
    (※例外的に期限があるものは裏面に記載)
  • QUOカードPay:発行から最長3年
    (※バリューにより短いケースもあり)

お手持ちのカードがどちらのタイプか、
しっかり確認しておくのが安全ですね!

#### 【重要】旧高額券(1万・2万・3万)に注意
過去(2005年以前)に発行された高額券種については、
偽造防止の観点から現在利用停止措置が取られています。

対象となるのは、
1万円券、2万円券、3万円券などの古いカードです。

もしこれらの高額券種が手元にある場合は、
お店で使うことはできません。

公式サイトで対象カードかどうかを確認し、
所定の「交換手続き」を行う必要がありますので、
捨てずに問い合わせてみましょう!



9.まとめ

おつりの仕組みを理解して、無駄なく使い切りましょう!

クオカードの利用時におつりが出るのか?
と言いますと、
結論として現金でのおつりはでません。

しかし、
損をしてしまうわけではなく、
クオカードは残額がカード内に残る仕組みになっています。

  • 商品券:おつりが出ない(額面以上で使うのが鉄則)
  • クオカード:おつりは出ないが、残高は残る(0円になるまで使える)

この違いを覚えておけば、
お買い物の際に迷うことはありません!

クオカードの残額は、
残高が0円になるまで使用可能ですので、
現金と併用しながら賢く使い切ってくださいね!