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【楽天銀行カードローン】審査は厳しい?基準クリアの条件と落ちる原因を徹底解説

【最新版】楽天銀行スーパーローンの
審査難易度と通過ポイント

楽天銀行のカードローン(スーパーローン)の審査基準は、
厳しいのでしょうか。

銀行ならではの安心感ある金利設定や、
楽天ポイントがもらえる特典などで人気が高まっています。

あと、
気になるところは「審査に通るかどうか」ですよね?
楽天銀行のカードローン契約は難しいのでしょうか?

  • ページ更新日:12月8日




1.楽天銀行カードローンの審査について

楽天銀行カードローンの審査基準について、
最新情報を調べてみました。

カードローンの審査と聞くと、
「総量規制」が先に思い浮かんできます。
個人が契約できる上限額は年収の1/3まで、
という法律ですね。

楽天銀行は「銀行」です。
ネット銀行でも「銀行」に違いはありません。
銀行の行う貸付は「総量規制」の適用外となりますので、
法律上は年収の1/3を超えても貸付自体は可能です。

ただし、
現在は銀行も過剰融資を防ぐため、
自主規制を行っている点は注意が必要です。
(多くの銀行が、年収の2分の1〜3分の1程度を目安に上限枠を設定しています)

カードローン審査の前に、
申込者の条件から確認しておきましょう。
そもそも、
その条件から外れていたのでは審査する前に申し込みができません。

年齢/満20歳以上62歳以下の方

毎月安定した定期収入のある方(専業主婦も可)

日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権または特別永住権が必要)

楽天カード株式会社、または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方

他行カードローンと保証会社以外は、
ほとんど変わりがないように見えますが、
どこかすっきりしない点があるようですがいかがしょうか?

それは収入条件に対して、
少々具体的な雰囲気を帯びているような気がします。
安定した収入のところは他行も同じです。
しかし「毎月」と条件がひとつ多いのです。

サラリーマンなどの給与所得者は、
「毎月」給料が入るから良いとして、
パートやアルバイトの仕事をしている方は、
「毎月安定」に入るのか気になります。

同じように派遣で仕事している方も、
継続性を考えるとやや不安ですね。
自営業者の方やフリーランスで仕事をしている方も同様でしょう。

銀行に限らず、
消費者金融系カードローンの条件でも、
わざわざ「毎月」と入っているのは珍しい表現です。

しかし、
パート、アルバイトの方も申し込み条件に入っていますから、
それほど気にする必要はないかと思いますが、
「年収の高さ」よりも「毎月稼働しているか」が、
審査に影響があるかも知れないと考えていたほうが良いですね。

専業主婦への貸付は?

申し込み者の条件に主婦の方も入っていますが、
おそらくこれは毎月収入がある、
パート主婦の方などを指しているでしょう。

毎月収入があれば主婦の方は申込可能です。
では収入のない専業主婦の方はどうでしょう。

良いお知らせですよ。
楽天銀行カードローン(スーパーローン)は、
収入のない専業主婦の方も申し込むことができると公式サイトに明記されています。

ただし、
審査においては配偶者の収入状況なども考慮される前提となります。
さらに条件があります。
専業主婦の方の場合、
契約可能な上限額が50万円までとなります。
また、
年齢条件は満60歳以下の方に限られます。



2.審査時間はどのくらいかかる?

審査時間はどのくらいかかるのでしょうか?

審査にかかる時間は、
消費者金融ほどは速くありません。

他社のカードローンでは、
「最短数分〜即日融資」といった商品もありますが、
楽天銀行スーパーローンの審査結果は、
「最短当日〜数営業日」で通知されるのが一般的です。

必要書類の提出や在籍確認、
各種データベースとの照会など、
銀行ならではの慎重な審査が入るため、
ケースによっては数日かかることもあると考えておきましょう。

急ぎの方は、
平日の早い時間帯に申し込んでおくとスムーズです。
なお、
審査結果は申し込む際に記入したメールあてに通知されますので、
ときどき確認しておくと良いですね。

在籍確認の電話内容は?

在籍確認(専業主婦以外の方)は、
審査の過程において、
間違いなく仕事をしているのかを確認するために行います。
通常、
信用情報などの確認が済んで問題がない場合に作業をするようです。

楽天銀行から勤務先へ電話する際は、
「番号非通知」、「個人名」で、
申込者○○さんに電話の取次ぎが可能か確認します。
銀行名を名乗ることは基本的にありませんので、
プライバシーには配慮されています。
※専業主婦(主夫)の方には勤務先への在籍確認はありません。

最近は個人情報保護の関係で、
「一切お答えできません」となる場合が増えているようです。

その場合、
やむを得ず楽天銀行の名称を出すことになるかも知れません。
勤務先側も相手が銀行となれば、
不審がらずに対応してくれることが多いですね。
仮に「○○は本日休んでいます」や、
「○○は外出中です」となっても在籍確認はOKです。
勤務しているか実態を確認できれば完了です。

3.土日に申し込むとどうなるの?

土日に申し込むとどうなるの?

土日に申し込んだ場合、
Webからの申し込み自体は24時間可能です。

しかし、
土日祝日は銀行や保証会社の審査部門の稼働状況により、
手続きが平日よりも時間がかかることがあります。

そのため、
金曜日の夕方以降や土日に申し込むと、
本格的な審査や結果の通知は、
翌営業日(月曜日など)以降になるなど、
結果が出るまで時間が延びやすいです。
急いでいる場合は、
週の初め〜半ばに申し込むのがスムーズでしょう。



4.審査に落ちた原因はなんだろう?

審査に落ちた原因はなんだろう?

最初に見られるポイントとは?

審査の定番として最初に行うことは、
借入申込書の記載と、
信用情報機関から取得したデータの照合と言われています。
申込者数が膨大となるため、
一次的な作業はコンピューターで自動的に処理され、
スコアリング(点数化)されます。
とくに以下の項目は重要のようです。

年収
勤務先
勤続年数
雇用形態

年収を水増しして書くことや、
勤務先、
勤続年数を偽って書くこと、
雇用形態もそうですが、
嘘を書いてしまうとこの段階で審査落ちしてしまうこともあります。

嘘を書く=信用に欠ける、
となるのでしょう。
審査に落ちないようにと、
つい嘘を書いてしまいやすい項目ですが、
信用情報や書類提出でバレてしまいますので、
正直に申請することが最も重要です。

やはり信用情報が重要?

借入申込書に偽りがないと判断されれば、
次に重要なのは「返済能力」に関することです。

他社契約数
他社契約額
返済状況
滞納、債務整理、強制解約、自己破産などの事故情報

銀行の貸付が総量規制の適用を受けることがないからと言って、
既に他社との契約額が年収の1/3に達している場合は、
「返済能力がない」や「多重債務のリスクがある」と判断され、
審査に通らない可能性が高いでしょう。

現在は銀行も自主規制により、
年収に対する貸付比率を厳しくチェックしています。
仮に年収が600万円あれば、
200万円を超えた契約をすることが法的には可能ですが、
実際には慎重に審査されます。

他社契約で年収の1/3まで契約しているけど、
銀行は関係ないから契約できる、
という間違った認識は持たないように注意しましょう。



5.口コミや評判はどうでしょうか?

口コミや評判はどうでしょうか?実例を挙げて確認して見ましょう。

楽天銀行カードローン審査についての評判はどうでしょうか?
実例を挙げて具体的なパターンを見てみましょう。

実際の例を挙げて見ます。
実例①
楽天銀行スーパーローンに申し込みをしたのですが、
可決とも否決とも連絡がなく、
下記のメールが来ました。
この場合審査の段階で何か問題があったのでしょうか?

『楽天銀行でございます。
この度は「楽天銀行スーパーローン」をお申込いただき、誠にありがとうございます。
お申込内容につきまして、お客さまにお伝えしたい事がございます。
大変恐れ入りますが、2~3日中に下記フリーダイヤルまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。』

この様なメールのみが来ました。
この場合審査の段階で何か問題があったのでしょうか?

実例①の考察
申込み内容について、
楽天銀行側が別に取得した情報や提出書類との相違があって、
確認をしたいのではないでしょうか?
その内容相違で、
いきなり審査落ちにするほどではなく、
「ここが間違っているなら訂正してください」という確認プロセスだと思われます。
審査を続けるために、
そこを確認したく、
一時中断中、
ということではないかと思われます。

借入申込書にちょっとした入力ミスがあったのかも知れません。
重大なことではないけれど、
念のために確認したいということのような気がします。

実例②
楽天銀行スーパーローンから仮審査完了のメールを頂き、
ネットで記入した在籍確認の会社の記入漏れがあり、
確認がとれなかったと言う電話がありました。
正式な電話番号を教え、
翌日、
確認電話を待っていましたが会社には電話がかかってきませんでした。
合否が変わってしまったのでしょうか?

実例②の考察
仮審査はコンピュータの自動審査によるものなので、
その後在籍確認、
本人意思確認が取れればスムーズに融資されます。
しかし、
今回は楽天が重要視している「在籍確認(電話番号)」の不備があったので、
再審査の対象となってる可能性はあります。
それ以外ならば、
ただ単に順番が先送りとなり、
確認電話が後回しになってるとも考えられます。
勤務先電話番号の不備は、
「虚偽申告」と疑われるリスクもあるため、
入力時は細心の注意が必要です。

借入申込書の記入漏れが単純ミスなのか、
故意なのかコンピューターは判断できませんから、
審査が慎重になっているのでしょう。

実例③
楽天スーパーローンに申し込んで、
仮審査完了、
電話連絡有り、
本人在籍確認が今後あります。
本人在籍確認が終われば、
融資は受けられるのでしょうか?

実例③の考察
本人在籍確認からが本審査となります。
また、
忘れてはいけないのが「各種データベースへの照会」です。
この結果が返ってくるのに時間がかかる場合があります。
仮審査(スコアリング)に通っていても、
在籍確認やデータベース照会でNGが出るケースもあります。

楽天銀行の場合は、
在籍確認してから最終的な返済能力をチェックする、
丁寧な審査フローを踏んでいると考えられます。
在籍確認が終わっても、
「融資確定」の連絡が来るまでは油断できません。



6.まとめ

楽天銀行カードローンの審査基準についてのまとめ。

いかがでしたでしょうか?
楽天銀行の審査基準や内容は、
他行と同じように公表されていませんので、
いろいろ不安な点は残りますね。
しかし、
それほど過剰に心配はないと思います。

サラリーマンの方で、
他社借入契約がクレジットカードのみ、
カードローンは楽天が初めてなら、
審査に通る可能性は十分あるでしょう。

ただし、
他社のカードローンを既に契約している方は、
「返済能力(総量規制に準じた基準)」を見られてしまいますので、
今の借入額を減らしてから申し込むなど、
工夫が必要になるかも知れませんね。