「保証金」が信用になる?
セキュアードカードの基本と特徴
「セキュアードカード(Secured Card)」という言葉を、
聞いたことはありますか?
日本ではまだ馴染みが薄いですが、
「あらかじめ保証金(デポジット)を預けて使うクレジットカード」のことです。
一般的なクレジットカードは、
カード会社の審査に通る必要がありますが、
セキュアードカードはその仕組みが少し違います。
事前に現金を担保として預けることで、
カード会社側のリスクを減らしているのが最大の特徴です。
そのため、
「審査に通るか不安…」
「過去に延滞があってカードが作りにくい」
そんな悩みを持つ方にとって、
一般カードよりも審査に通りやすい傾向にあるため、
有力な選択肢の一つとして注目されています!
- ページ更新日:1月6日
1.セキュアードカードの仕組みと代表例
一般的なクレジットカードは、
カード会社が利用者の信用力を見て、
「代金を立て替える」という信用取引(与信)です。
一方でセキュアードカードは、
利用限度額と同額の「保証金(デポジット)」を事前にカード会社へ預けます。
例えば、
10万円の保証金を預ければ、
限度額10万円のカードとして使えるようになります。
もし支払いが遅れて連絡が取れなくなった場合、
カード会社は預かっている保証金から未払い分を回収できるため、
貸し倒れのリスクが非常に低くなります。
この「担保」があるおかげで、
過去に延滞歴がある方や、
クレジットヒストリー(利用実績)がない方でも、
柔軟に審査してもらえる可能性が高いのです。
日本国内で発行されている、
代表的なデポジット型カードの条件を見てみましょう。
【Nexus Card(ネクサスカード)】
発行手数料:550円(税込)
年会費:1,375円(税込)
デポジット:5万円〜(200万円まで増額可)
【ライフカード(デポジット型)】
年会費:5,500円(税込)〜
デポジット:5万円・10万円など(限度額と同額)
※カード受取時に代金引換で支払う形式
どちらも一般カードよりコストはかかりますが、
「審査に不安がある人向けのカード」として、
公式に案内されているのが心強いポイントです。
2.プリペイドカードやデビットとの違い
「事前にお金を払うなら、
プリペイドカードやデビットカードと同じでは?」
と思うかもしれません。
しかし、
セキュアードカードはあくまで「クレジットカード」です。
ここには大きな違いが2つあります。
①信用情報(クレヒス)が積み上がる
これが最大の違いです。
セキュアードカードを使ってきちんと毎月返済すると、
CICなどの指定信用情報機関に、
「支払い完了($マーク)」などの実績が記録されます。
利用と返済を継続することで、
将来ほかのクレジットカードやローンを申し込む際の審査で、
プラスに働く可能性があります。
(プリペイドやデビットは実績になりません)
②毎月の支払い(継続課金)に使える
プリペイドカードでは支払えない、
公共料金やスマホ代、
サブスクリプション契約などにも、
通常のクレジットカードと同様に使えます。
見た目も使い方も、
普通のクレジットカードと全く同じなんですね!
3.メリット・デメリット(注意点)
セキュアードカードを検討する前に、
メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
【メリット】
一般カードより審査のハードルが低い傾向がある
信用情報(クレヒス)の実績作りができる
使いすぎの心配がない(保証金の範囲内)
ETCカードを発行できるものもある(ライフカード等)
【デメリット】
初期費用(保証金+年会費)が必要になる
キャッシング機能が使えない場合が多い
保証金は解約するまで手元に戻らない
特に注意が必要なのは、
「保証金の返還タイミング」です。
カードを解約しても、
即日で保証金が返ってくるわけではありません。
未払いの請求が残っていないかを確認するため、
解約後2ヶ月ほど経ってから口座に返金されるのが一般的です。
(※未払いがある場合は保証金から充当されます)
最初に5万円や10万円といった、
まとまった現金を長期間預ける余裕が必要です。
しかし、
それをクリアできれば、
「どうしてもカードが必要な事情がある方」にとって、
信用を積み重ねるための強力なツールになります!
4.まとめ
セキュアードカードとは、
「保証金を預けることで、審査に通りやすくしたクレジットカード」のことです。
プリペイドカードとは違い、
しっかりと信用情報(クレヒス)を作れる点が最大の魅力です。
どうしてもクレジットカードが必要な方、
将来のために信用の実績を一歩ずつ作りたい方は、
ぜひ選択肢に入れてみてくださいね!
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