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クレジットカードのCVC・CVV・CIDとは?意味と確認方法をやさしく解説

ネット通販で必須!
セキュリティコードの役割と
確認方法を初心者向けに解説

クレジットカードやデビットカードには、
裏面などに数桁の数字が記載されています。

CVC」という言葉の意味はご存知でしょうか?

ネットショッピングで失敗しないためにも、
「CVC」の意味を詳しく知っておきましょう!

  • ページ更新日:12月15




1.CVCはクレジットカードの確認コード

「CVC」は、4桁の暗証番号とは別の「セキュリティコード」です。

クレジットカード、
デビットカードの裏面などに記載されている3桁〜4桁の番号の事を「CVC(セキュリティーコード)」と言います。

ATMなどで入力する「4桁の暗証番号(PIN)」とは全くの別物ですので、
混同しないように注意が必要です。

多くのカードは「裏面署名欄」の端に、
「CVC」番号が印字されています。
数桁の数字が記載されている場合、
そのラスト3桁の数字が「CVC」に該当するコードになります。

「CVC番号」はカード番号とは違って、
レシートに転写されることはありません。
そのため、
CVC番号をカード所有者以外が知る事は難しくなっています。

インターネットショッピングで購入手続きを行う際、
クレジットカードの情報入力後に「CVC」の入力を求められる事がありますが、
これが本人確認の手段として機能しています。

「CVC(セキュリティーコード)」があることで、
クレジットカード不正利用のリスクが軽減されているのです!

2.カードによる具体的な表示例

CVC「セキュリティコード」は表記されている場所に違いがあります!

「VISA」「Mastercard」「JCB」「Diners」といったクレジットカードのセキュリティコードは、
カード裏面「署名欄」のクレジット番号の最後に記載されている3桁の番号が一般的です。

ただし「American Express」の場合は、
カード表面の「クレジット番号右側」に表記された4桁がセキュリティコードとなっています。

また、
最近増えているナンバーレスカード(券面に番号がないカード)の場合は、
カード本体には記載されていません。

例えばJCBカードのナンバーレスなら「MyJCBアプリ」、
三井住友カードなら「Vpassアプリ」など、
各社の専用アプリで番号を確認する仕組みになっています。

海外サイトを利用してショッピングをする場合、
CVC番号入力を求められる例がほとんどです。(「CVC」はCVV、またはCV2と表記される場合もあります。)

日本国内のサイトでも、
現在はセキュリティ意識の高まりにより、
Amazonや楽天市場などで入力が必須のケースが増えています。

一方で、
Apple Payなどの登録済み決済を利用する場合は、
入力が省略されることもあります。



3.セキュリティコードの名称の違いについて

「CVC・CVV・CID」これって全て同じ意味?

CVCはカードのセキュリティコードを指していますが、
「CVC」と表現される時もあれば「CVV」「CID」など色々な表現をされることもあります。

例えば「CVC」と「CVV」で何が違うかというと、
基本的にはスペルが違うだけで、
意味は全く同じ「セキュリティコード」を指す言葉なので、
呼び名が違うだけとも言えます。

クレジットカード発行会社(国際ブランド)ごとに呼び方が違っています。

VISA・JCBなどでは「CVV」と呼ばれ、
Mastercardでは「CVC」
American Expressの場合は「CID」です。

本当に様々な呼び方がありますが、
こういった番号の入力を求められた時はセキュリティコードを入力すれば大丈夫です。

このコードを入力することで、
「手元にカードがある」ことの証明になり、
不正利用のハードルを上げることができます。

ただし、
フィッシング詐欺などでCVCごと盗まれる手口もあるため、
「CVCがあるから絶対安全」と油断してはいけません!

また、
セキュリティコードはお店側がデータを保存することを禁止されているほど、
非常に機密性の高い情報です。

ネットショッピングの決済時には「カード番号」「カード名義人」「カード有効期限」、
そして「セキュリティコード」が必要になる理由がわかりますね!

たった三桁や四桁の数字ですが、
他人に教えたりメモを見られたりしないよう、
厳重に扱うべき番号なのです!



4.まとめ

個人情報・セキュリティコードの管理はしっかり確実に!

カード決済時に「CVC(セキュリティコード)」の入力を求められることもありますが、
自分が設定した4桁の暗証番号(PIN)とは別物ですので注意してください。

「CVC(セキュリティコード)」の入力は、
今のネット通販において安全性を保つ為にとても重要な存在です!

カード本体の裏面(または表面やアプリ)にある大切な情報ですので、
SNSにカードの写真をアップしないなど、
個人情報は誰にも知られないように厳重に管理しましょう!