阪急阪神グループ最強のカード、
スタシアPiTaPaの魅力と基礎知識
スタシアカードは、
株式会社阪急阪神カードが発行しているカードの総称です。
2004年からPiTaPaと提携したサービスが導入され、
関西の交通と買い物を便利にしてきました!
阪急阪神東宝グループ共通の統合したカードとして誕生したのが、
「スタシアPiTaPaカード」なんです。
関西にお住まいなら持っておきたい、
「スタシアPiTaPaカード」について詳しく解説します!
2.PiTaPaカードとは?
3.STACIAカードとは?
4.STACIAカードの種類
5.PiTaPa定期券
6.自分に合ったSTACIAカードの見つけ方
7.まとめ
- ページ更新日:12月16
1.スタシアPiTaPaって何?
「スタシアPiTaPa」は、
電車やバスでピッと反応させるだけで決済できる「PiTaPa」と、
阪急阪神グループ共通の「スタシアカード」が一体になったカードです!
スタシアPiTaPaカードを持っていれば、
対象の交通機関利用で運賃割引サービスも受けられます。
また、
PiTaPaの加盟店やスタシア(Sポイント)優待店では、
ショッピングを楽しむことも可能でポイントもどんどん貯まっていきます。
貯まった「Sポイント」は、
1ポイント1円としてすぐに使うことができます。
その他にも、
貯まったポイントを景品やセレクションコースの商品と交換することもでき、
施設での優待割引制度も用意されています。
毎日の移動と買い物で、
ぜひスタシアPiTaPaでポイントを貯めましょう!
2.PiTaPaカードとは?
そもそもPiTaPaカードとは何でしょうか?
そのおさらいからしていきたいと思います。
PiTaPaとは、
関西地区の私鉄やバスを中心に導入されたICカード決済サービスです。
飲食やショッピングのシーンでも利用することが可能で、
関西を中心に使えるお店も拡大しています!
最大の特徴は「ポストペイ(後払い)」であること。
PiTaPaエリア(阪急や阪神、
大阪メトロなど)での利用なら、
チャージ(入金)の必要がありません。
1ヶ月の利用分をまとめて、
指定した銀行口座から後払いで引き落とされます。
残高不足で改札に引っかかる心配がないのは、
非常に大きなメリットです!
満18歳以上であれば誰でも申し込むことができ(高校生除く)、
家族一人の本会員に対して、
他の家族は家族会員として持つことができます。
家族会員が使用した金額も、
本会員の口座からまとめて引き落とされるので家計管理も楽ですね。
学生にはPiTaPaの通学定期券も用意されていて、
定期券購入の時にもポイントが貯まります。
また、
事前に登録することで、
利用回数割引や登録型割引などのサービスが各交通機関によって適用されます。
よく乗る区間や頻度に合わせて、
自動的に運賃が割引になるのでとてもお得です!
【重要】全国利用時の注意点
JR西日本の一部(ポストペイ対応エリア)を除く、
全国の交通系ICカードエリア(SuicaやICOCAエリアなど)で使う場合は、
ポストペイは使えず、事前に現金チャージが必要となります。
また、
エリアをまたいでの利用(例:関西から乗って東海で降りる等)はできないため注意しましょう。
関西の私鉄はチャージ不要、
それ以外の全国エリアはチャージ利用と覚えておくと安心です。
【重要】年会費について
「クレジット年会費」と「PiTaPa維持管理料」は別扱いです。
PiTaPa機能は、
年1回以上の利用があれば維持管理料(例:1,100円など)が無料になるのが一般的です。
一方でクレジット年会費は、
「クレジット利用が年1回以上」などの条件が付くことがあり、
PiTaPaだけ使っても無料にならないカードがあります。
申し込み前に、
必ず公式の年会費条件を確認しましょう。
3.STACIAカードとは?
次に「スタシア」についての説明です!
スタシアカードは、
阪急阪神グループ共通のカードのことです。
利用する人のライフスタイルに合わせて、
様々なシーンでお得にポイントを貯めることができます。
代表的な例としては、
以下の場所でポイントがざくざく貯まります。
・阪急百貨店
・阪神百貨店
・阪急オアシスなどのスーパー
・阪急阪神グループの商業施設(グランフロント大阪など)
・阪神甲子園球場
STACIAカードで貯まったポイントのことを、
「Sポイント(エスポイント)」と呼びます。
STACIAは、
色々なクレジットカード会社や銀行と提携したカードが作られています。
JCBやVISAなどのクレジット機能を備えたスタシアカードや、
三菱UFJ銀行と提携したカードなどが代表的なカードです。
これらのカードに入会することで、
クレジットカードで決済するたびにポイントが優遇されたり、
ATM手数料がお得になったりします。
カードの種類によっては、
対象者の制限や入会審査があったり、
年会費がかかる場合があります。
4.STACIAカードの種類
PiTaPaカードとSTACIAカードの基本的な仕組みがわかったところで、
この二つが合体した「スタシアPiTaPaカード」の種類を見ていきましょう!
主に3つのタイプに分けられます。
◉PiTaPa機能付きクレジットカード◉
クレジット機能が付いたSTACIAカードで、
PiTaPaで乗車するたびにポイントが貯まります。
一枚でショッピングも交通利用も完結できる、
一番人気の多機能型カードです。
代表的なカードは「エメラルドSTACIA PiTaPaカード」です。
クレジットカードのブランドは、
JCB・VISA・Mastercardから選択することができます。
それまで百貨店のカード、
PiTaPa、
クレジットカードと3枚持っていた場合、
これらの機能を1枚に集約できるのがこのカードです。
グループ対象施設での提示や利用で、
最大3〜4%相当のポイントが還元されることもあり大変お得です。
◉PiTaPa機能なしクレジットカード◉
こちらは上記のカードから、
PiTaPaの機能を省いたクレジットカード単体のものです。
すでに別のPiTaPaカードを持っている場合や、
「モバイルICOCA」などをメインに使っていて、
Sポイントカード機能とクレジット機能だけ欲しい人はこちらを選びます。
2枚持ち(クレジットとPiTaPaを分ける)スタイルになります。
◉クレジット機能なしPiTaPaカード◉
「スタシアPiTaPaベーシックカード」や、
キッズ・ジュニアカードがこれにあたります。
クレジットカード機能はついておらず、
PiTaPaのポストペイ乗車機能と、
Sポイントカード機能がメインです。
18歳以上(高校生不可)であれば作れますが、
クレジット機能がないためショッピング利用の幅は限られます。
お子様(小学生〜高校生)用として、
「スタシアPiTaPaキッズ/ジュニアカード」を作る際はこのタイプになります。
5.PiTaPa定期券
STACIA PiTaPa IC定期券は、
カードの裏面に定期券情報を印字し、
パスケースに入れたままタッチして使うことができる定期券です。
磁気型定期券の時に多く発生していた取り忘れや、
紛失のリスクが少なくなります。
定期区間を乗り越してしまった時も、
PiTaPaのエリア内であれば改札にタッチするだけで、
登録口座から自動精算してくれるので便利です。
(※精算機に並ぶ必要がありません!)
万が一紛失した場合は、
PiTaPaコールセンターに連絡を入れることで、
カードの利用停止措置をとることができます。
希望であれば再発行もできます。
(別途手数料が必要です)
顧客情報が管理されているので、
再発行をした場合はそれまでの定期券情報や、
ポイント残高を引き継ぐことができるので安心です。
定期券購入でもポイント還元!
対象交通機関のPiTaPa定期券をクレジット購入すれば、
1%相当(200円ごとに2ポイント)のSポイントが貯まります。
毎月定期券を購入する方は、
現金で買うよりも圧倒的にポイントが貯まるので見逃せません。
JR西日本などとの連絡IC定期券を利用している人は、
対象交通機関の運賃分もあわせて1枚に載せることが可能です。
6.自分に合ったSTACIAカードの見つけ方
それでは、
実際自分がどのカードを持てば一番利便性が良くなるのか迷うところですよね?
それぞれのライフスタイルや生活圏内、
年代や職業によっても変わってくるでしょう。
そんな時便利なのが、
STACIA公式サイトにある「カードラインアップ」のページです。
自分が満たしたい条件から、
その人にとって一番最適なカードを探すことができます。
・交通機関で利用したい
・クレジット機能が必要
・阪急・阪神百貨店をよく利用する
・年会費は無料がいい(実質無料含む)
・小中高校生の子供にPiTaPaを持たせたい
・阪神タイガースが大好きで特典が欲しい
・宝塚歌劇のファンでチケット特典が欲しい
特に「エメラルドSTACIA」や「ペルソナSTACIA」などは、
特典の厚さが違うため、
自分のよく行くお店に合わせて選ぶのが正解です。
7.まとめ
スタシアPiTaPaカードについての基礎知識と、
選び方についてお伝えしてきました。
カードを作ったら、
Webサービスの「Sポイントメンバーサイト」への登録も忘れずに行いましょう。
ポイント履歴の確認や、
複数のカードで貯まったポイントをひとつにまとめる、
「ポイントおまとめサービス」も利用できるようになります。
関西での生活をより豊かでお得にするために、
ぜひ自分に合ったスタシアカードを選んでみてはいかがでしょうか?