Suicaの残高を現金で戻すには?
解約・払い戻しの最新ルールをチェック
「Suicaの残高を現金で戻したい」という場合、
基本的には「解約(払い戻し)」の手続きが必要です。
以前は裏技的な現金化の方法もありましたが、
現在は対策が進んでいるため注意が必要です。
「Suica残高の正しい戻し方」と、
損をしないための最新事情をご紹介します。
2.モバイルSuicaの払い戻し手順
3.ネットショッピングで現金化は可能?
4.商品購入による現金化のデメリット
5.駅ビル等で商品を買って売るリスク
6.最も損しない残高処理の方法
7.まとめ
- ページ更新日:12月25日
1.カードタイプの払い戻し方法
Suicaには主に「カードタイプ」と、
スマホを使う「モバイルタイプ」があります。
カードタイプを使っている人が現金に戻す場合、
基本は「JRのみどりの窓口」で払い戻しを申し込みます。
手続き自体はシンプルで、
窓口でSuicaを返却すればチャージ残高が返金されます。
ただし最新の注意点として、
現在はみどりの窓口が設置されている駅が減っています。
最寄りの駅に窓口がない場合もあるため、
事前にJR東日本の公式サイト等で窓口の有無を確認しましょう。
返金額の計算は以下の通りです。
【払い戻しの計算式】
残高 ー 手数料220円 + デポジット500円 = 返金額
手数料として220円が引かれますが、
カード発行時に預けたデポジット(500円)は戻ってきます。
なお、
残高が220円以下の場合は手数料が引かれない代わりに、
残高分は戻らずデポジットの500円のみが返金されます。
この手続きを行うとSuicaは回収されるため、
カードは手元に残らない点に注意してください。
2.モバイルSuicaの払い戻し手順
スマホで使う「モバイルSuica」の場合、
駅の窓口へ行く必要はありません。
アプリ上の会員メニューから、
「退会(払いもどし)」の手続きを行うことで、
指定した銀行口座へ残高が振り込まれます。
ただし、
モバイルSuicaの払い戻しにはいくつか重要な条件があります。
①手数料がかかる
カード同様に220円の手数料が残高から差し引かれます。
(残高が220円以下の場合は返金なしで退会となります)
②返金まで時間がかかる
銀行口座への振込となるため、
手続き完了から2週間〜1ヶ月程度の期間がかかる場合があります。
「今すぐ現金が欲しい」という場合には向きません。
③操作できない時間帯がある
深夜のメンテナンス時間帯など、
払い戻し操作ができない時間があるため余裕を持って手続きしましょう。
3.ネットショッピングで現金化は可能?
以前は「Suicaインターネットサービス」を利用し、
自宅のPCでSuica決済をして商品を換金する方法がありました。
しかし、
このサービスはすでに終了しています。
そのため現在は、
自宅でカード型Suicaを使ってネット決済を行うことはできません。
また、
Amazonなどで「電子マネー払い(モバイルSuica等)」を選択することは可能ですが、
これはあくまで「商品の支払い」に使えるだけです。
換金性の高いギフト券や金券類は、
Suica決済で購入できないよう制限がかけられていることが一般的です。
「ネットで買い物をして現金化」というのは、
現在は非常にハードルが高く現実的ではないと言えます。
4.商品購入による現金化のデメリット
「コンビニやお店で商品を買って、
それを売れば現金になるのでは?」
と考える方もいるかもしれません。
コンビニではSuica決済が可能ですが、
換金目的での利用は推奨されません。
まず、
コンビニでSuicaを使って切手や金券類を購入することはできません。
(システムの仕様でブロックされます)
お弁当や雑誌を買って売ろうとしても、
買い取り価格は非常に安くなってしまうため、
結果として大幅に損をすることになります。
手間とお金を失うリスクが高いため、
無理に商品購入で現金化しようとするのはやめましょう。
5.駅ビル等で商品を買って売るリスク
駅ナカや駅ビル(アトレ、ルミネ等)には、
アパレル店や書店が入っているため、
Suicaで換金できそうな商品を探すことは可能です。
しかし、
新品の商品をリサイクルショップに持ち込んだとしても、
換金率(購入額に対して戻る金額)は良くて50%〜70%程度です。
例えば10,000円分購入しても、
手元に戻るのは5,000円〜7,000円になってしまいます。
これなら、
正規の払い戻し手続き(手数料220円)を利用した方が、
圧倒的に手元に残るお金は多くなります。
「商品を買って売る」という行為は、
店舗への迷惑になる可能性もあるため避けましょう。
6.最も損しない残高処理の方法
ここまで、
転売や裏技的な方法のリスクをお伝えしてきました。
「券売機で切符を買って払い戻す」という古い裏技も、
現在は現金ではなくSuica残高に戻される仕様になっているため使えません。
結論として、
Suica残高を無駄なく処理する最善の方法は以下の2つです。
①日常の買い物で使い切る
スーパーやコンビニ、
ドラッグストアなどで「残高をすべて使います」と伝え、
不足分を現金で支払うことで1円単位まで使い切れます。
手数料もかからず、一番損がない方法です。
②正規の払い戻し手続きを行う
どうしても現金が必要な場合は、
220円の手数料を払ってでも公式の払い戻しを利用しましょう。
商品売却で数千円損をするより遥かにマシです。
7.まとめ
Suicaの残高を現金に戻したい場合、
裏技を探すよりも「使い切る」か「正規の払い戻し」が最も安全で確実です。
商品購入による現金化は、
規約違反のリスクや金銭的な損失が大きいため推奨されません。
カードタイプなら「みどりの窓口」、
モバイルSuicaなら「アプリの退会メニュー」から、
正しい手順で手続きを進めてくださいね。