SuicaとICOCAの
基本・違い・使い方を
2025年最新版で徹底比較!
SuicaとICOCAの基本
6つの違いを徹底比較
チャージ方法の違い
貯まるポイントの違い
モバイル対応の違い
バス利用時のサービス
グリーン券の購入方法
改札入場時の残高ルール
結局どっちのカードがお得?
まとめ
- ページ更新日:8月20日
交通機関を利用するほとんどの人が持っている「交通系ICカード」。
全国で相互利用が可能なので、一枚持っているだけで安心ですよね。
関東で主に使われている「Suica」と、
関西で主に使われている「ICOCA」。
交通系ICカードを代表するこの2つのカードの違いを、
最新情報でしっかり確認しておきましょう!
SuicaとICOCAの基本
まずは「Suica」と「ICOCA」、2枚の基本的な違いを確認してみましょう!
「Suica」ってどんなカード?
Suicaは、JR東日本が発行している交通系ICカードです。
関東エリアの私鉄・バスで使えるPASMOと相互利用が可能なので、
一枚持っていれば関東ではほとんどの交通機関で利用できます。
「ICOCA」ってどんなカード?
ICOCAは、JR西日本が発行している交通系ICカードです。
こちらも一枚あれば関西の移動がとてもスムーズになります。
そして、これらの交通系ICカードは全国相互利用に対応しています!
Suicaを持っていれば関西の電車に乗れますし、
ICOCAを持っていれば関東の電車やバスにも乗れるんです。
ただし、それぞれのカードで貯まるポイントや、
受けられるサービスに違いがあります。
ポイント還元のことを考えると、
関東に住んでいる人があえてICOCAをメインにしたり、
関西に住んでいる人がSuicaをメインに使うメリットはあまりありません。
自分が一番よく利用するエリアのカードを持つことが、
お得に使うための基本です!
6つの違いを徹底比較
チャージ方法の違い
SuicaもICOCAも、クレジットカードと連携させることで、
チャージがより便利になります。
Suicaの場合
Suicaは対応のクレジットカードと連携すると「オートチャージ」が利用できます。
改札を通る時に残高が設定金額以下だと、
自動的にチャージされるので残高不足の心配がありません!
ICOCAの場合
ICOCAも対応のクレジットカードと連携した「SMART ICOCA」なら、
駅のクイックチャージ機でサインレス・暗証番号不要でチャージができます。
さらに、後ほど紹介するモバイル版ならオートチャージにも対応しています!
(注意点)
便利なオートチャージ機能ですが、
Suicaを関西で使う場合や、ICOCAを関東で使う場合など、
それぞれのメインエリア外では利用できません。
旅行や出張の際は、あらかじめ多めにチャージしておくと安心です。
貯まるポイントの違い
電車に乗ったり、お買い物で使ったりするとポイントが貯まるのも、
交通系ICカードの大きな魅力ですよね。
Suicaで貯まるのは「JRE POINT」
Suicaは、事前に会員サイトで登録しておけば、
JR東日本の鉄道利用や、駅ビルなどのお店でのお買い物で「JRE POINT」が貯まります。
貯まったポイントはSuicaにチャージして使うことができますよ。
ICOCAで貯まるのは「WESTERポイント」
ICOCAも、事前に利用登録をしておけば、
JR西日本の鉄道利用や、対象店舗でのお買い物で「WESTERポイント」が貯まります。
こちらも貯まったポイントをICOCAにチャージして利用可能です!
モバイル対応の違い
以前はSuicaだけの大きなメリットでしたが、
現在ではSuicaもICOCAも、どちらもスマホに対応しています!
モバイルSuica
おサイフケータイ対応のAndroidや、Apple Pay対応のiPhoneで利用できます。
スマホをかざすだけで改札を通れたり、お買い物ができるので、
カードを持ち歩く必要がなくなります!
モバイルICOCA・Apple PayのICOCA
ICOCAも、Android向けの「モバイルICOCA」アプリと、
iPhone向けの「Apple PayのICOCA」が登場しました!
Suicaと同様に、スマホだけで電車に乗ったり、
お店での支払いが可能になり、とても便利になりました。
バス利用時のサービス
電車だけでなく、バスに乗る時にも交通系ICカードは便利ですよね。
全国的に見ると、乗車でポイントが貯まる「バス利用特典サービス(バス特)」は、
多くのバス会社でサービスを終了しています。
ですが、例えば都営バスでは、
現在でもお得なサービスが利用できます!
都営バス一日乗車券は、大人500円・小児250円で、バス車内で購入できます。
この一日乗車券は、SuicaやPASMOにお持ちの残高で記録(購入)することが可能です。
もちろん、モバイルSuicaでも利用できます。
(注意点)
ICOCAは、都営バスの運賃支払いは可能ですが、
一日乗車券をICOCAカードに記録(購入)することはできませんので、ご注意ください。
グリーン券の購入方法
首都圏のJR普通列車についているグリーン車。
その利用方法にも少し違いがあります。
Suicaの場合
Suicaなら、駅のホームにある専用の券売機でグリーン券を購入できます。
モバイルSuicaなら、アプリ内でいつでもどこでも購入できるので、
さらにスムーズに乗車できます!
ICOCAの場合
ICOCAカードの場合、JR東日本エリアの駅ホームではグリーン券は購入できず、
改札に入る前に券売機で磁気グリーン券を買う必要があります。
ですが、モバイルICOCAやApple PayのICOCAなら、Suicaと同じようにアプリ内でSuicaグリーン券を購入可能です!
改札入場時の残高ルール
意外と知られていないのが、改札を通る時に必要な最低チャージ額の違いです。
Suica(関東エリア)の場合
改札を通る時、カードの残高が初乗り運賃に満たないと入場できません。
ICOCA(関西エリア)の場合
カードの残高が1円以上あれば入場できます!
降りる駅でチャージや乗り越し精算をすればOKです。
(注意点)
このルールはエリアに依存するため、
Suicaを関西で使う場合は残高が1円でも入場でき、
逆にICOCAを関東で使う場合は初乗り運賃分の残高が必要になります。
結局どっちのカードがお得?
ここまで違いを見てきましたが、結局どっちがお得なのでしょうか?
結論は、やはり「自分が主に生活しているエリアのカードを持つ」のが一番です!
関東にお住まいの方は、JR東日本の鉄道利用や駅ビルでJRE POINTが貯まりやすいSuica。
関西にお住まいの方は、JR西日本の鉄道利用でWESTERポイントが貯まるICOCA。
これが、ポイントを効率よく貯めるための基本戦略です!
まとめ
SuicaとICOCAは、同じ交通系ICカードでも、
チャージ方法やポイント制度などに違いが多くあります。
特に、ICOCAもスマホに対応したことで、
どちらのカードも非常に便利に進化しました!
自分が一番よく使うエリアで発行されているカードをメインに利用することで、
受けられる特典が多くなることは確かです。
それぞれの特徴を理解して、
毎日の移動やお買い物を、もっとお得に楽しんでいきましょう!
参考リンク集
公式サイト・サービス | 詳細 |
---|---|
Suica公式サイト | JR東日本が提供するSuicaの総合案内ページです。 |
ICOCA公式サイト | JR西日本が提供するICOCAの総合案内ページです。 |
JRE POINT | Suicaで貯まるポイントの公式サイトです。 |
WESTERポイント | ICOCAで貯まるポイントの公式サイトです。 |